2007年03月13日
主です。第二節はうちでTV観戦(スカパー)でした。 木島さんの解説が非常に勉強になりました。なるほど。 そして、早川主審は鳥栖に厳しすぎだと思います。ホーム寄りの判定というのが仮に暗黙の了解としてあったとしても(いや、あるかないか知りませんけどね)、山口に対する2枚のイエロー、合わせて1枚ならまだ理解もできますが、アレで2枚のイエロー=レッドで退場、は厳しすぎやしないかと。 たぶん、そういう取り決めになってるんでしょうけれども、その辺はまだ前半だし、とか、そういう空気感で進めても良いんじゃないですかね。杓子定規に過ぎるのもつまらんですし。てなことも、勝ったから言えるという部分はあるのですが。 で、本題ですよ。 京都戦、サッパリさっぱりだった札幌の皆さん、鳥栖戦は比較的形になってましたね。京都戦で不満であったボールホルダーへのアプローチもきちんと行くようになってましたし、攻撃も片鱗は見せてくれました(1回目)。 個人的にMOMを差し上げるなら、西澤でしょうか。飄々とした顔をしてスルスルとオーバーラップ、何の気なしに上げたクロスが絶妙、と初めてとは思えないサイドバックぶりを見せてくれました。いや、右サイドはキミに任せた。と、それはそれでいいんだけど、もっと若手出てこい。 とはいえ、目指す形には程遠いんだろうな、という印象です。0点に抑えたといっても、失点してもおかしくないシーンはいくつかあったし、1点取ったといえども3点は取らないといけない(少なくともシュートが枠に飛ばないと)試合だったですし、1人少ない相手から1点も取れないFWもどうよ、とか。 まだ、去年の良い時に見せてくれた、豊富な運動量に裏打ちされたパスアンドゴー、テンポ良くスペースを突く動き、そしてクロス、シュートという流れるような攻撃は見られてません。片鱗は見せてくれましたよ(2回目)。 まだ2試合消化しただけですから、正直なんとも・・・というところはありますが、早めに初日が出たのは良かったですね。開幕してなかなか勝てないと、ヘンなプレッシャーもかかってきますし・・・。 ともかく、徳島戦に期待しましょうか。 何となく、目指す方向性の片鱗は見えてきたような・・・(3回目)。
2007年03月05日
俺たちの3年間を返せ! と、言いたくなるような開幕戦でした。 前半立ち上がり、ボールは回らない(というか、回す気もなくまず前線へ蹴りこむサッカーに終始)する札幌。中盤ないし、DFラインからのロングボールをダヴィがなんとかマイボールにしようと試みるも、2~3人に囲まれて奪われる。 一方、京都のボールホルダーにはプレッシャーがかからず、受け手も出し手もラクラクとパス回し。追われる(というか遊ばれる)札幌の皆さん。いやー。これが3年間、J2最下位の屈辱まで味わって手に入れた末の高みですか? そんなこんなで、当然ながら失点。パウリーニョがどうこうというよりも、まずブルーノがあのポジションで応対しなくてはイカンということ、そしてゴール前でアンドレと競っているのが西嶋であるということ。この2点からして、「そりゃやられるよな」という状況ではあります。 2点目もまー、お粗末でしたけども、特にこの1点目は、この試合を象徴するような失点の仕方でしたよ。セカンドボールは拾えない、ボールホルダーにプレッシャーはかからない、スペースがら空き、マークズレズレ。 京都が強い?パウリーニョの個人技を組織で止められなかった?ハァ? 敵のことを云々できる内容かと。 それでもまだ、後半は光明が見えた、んでしょうかね。僕には、砂川や西谷の個人技に依存した、以前の札幌(暗黒のJ.C体制の頃とかね)に戻ってしまったように感じてしまいましたよ。特に、孤軍奮闘の西谷が気の毒でした。あれだけサポートがなかったら、1人でドリブルを仕掛けるしかないし、それが唯一の突破口になっちゃってたりもしたし・・・。 「開幕だから・・・」と言うのも、思うのも簡単です。次切り替えよう、これも大切。すごく大切です。長いシーズン、まだまだ始まったばかりですよ。そりゃあ、西京極に集まった人、みんなそう思ってたはずです。 じゃあ、なんでそんなに罵声が飛んだのか。文句を言わなきゃ気が済まねえと思ったのか。それはひとえに、せっかく3年間で築き上げてきた札幌のスタイルを、何一つ見せてくれんかったから。そこに尽きると思います。もし、スタイルを貫いて5-0で負けたんなら(それはそれでどうかと思うが)、開幕だし、拍手で迎えることもできたんじゃないか。そんな気がするんですね。 いやいや、昇格するにはまずこういう戦術も必要でしょうよ・・・という意見も分かりますよ。痛いほど分かりますとも。去年、一昨年を見てりゃそんなもん、アホの俺でも分かりますよ。でもさ。時間帯によってそういう時間があるのは仕方ない。でも、京都戦に限って言えば、スタイルの片鱗は感じられなかった。それが激しく残念。 「走って繋いで撃ちまくれ それが札幌スタイル」 おれたちが目指したのは、ただ勝てるサッカーではなくて、「自分たちのスタイルを手に入れる」ことじゃなかったんですかね。 まだ、始まったばかりですから。でも、それだけは譲れないのです。
プロフィール
首都圏在住。 アウェイサポと名乗るほどサポーター活動をしているわけではないですが、関東圏&時々遠くのアウェイに出没しています。 ホームゲームは開幕と最終戦に顔を出すくらい。
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