アクションサッカーとリアクションサッカーの違い

2006年01月30日

前のエントリーの最後の方はきっと理解できない文章になってしまって申し訳ありません。わかりやすく整理してみます。あくまで自分の解釈ですのであしからず。

【アクションとリアクション】
これは守備のことだと思います。どちらも定義づけされてない言葉ですよね。ニュアンスなだと思います。リアクションは守備に人数をかけてガチガチに守って相手がミスするのを待つ戦術。極端なことを言えば”引き分け狙いでうまくいけば勝ち”みたいな意識になるんでしょうか。特にJ2では自陣深くで守る事に使われています。今ではJ2でも過去の戦術となりつつありますね。水戸くらいしか使ってません。

アクションサッカーはその名の通り、”攻める守備”前の方からプレスかけて自分からボールを奪いにいく守備のことです。イメージとしてはバスケットで自陣で2-3の台形で相手が攻めてくるのを待ち、インサイドに相手を入れないようにして守るのが”リアクション”。オールコートで相手がボールを出すところからプレスしてボールを奪いに行くのが”アクション”そんな感じですかね。あくまでイメージです。

【カウンターとポゼッション】
この言葉が対比してるかどうかは自信ありませんが、どちらも攻撃のことですね。いわゆるカウンターというのはボールを奪ってから、早く攻撃を仕掛けることですね。だから、リアクションにもアクションにもカウンター攻撃があると思います。ポゼッションサッカーも定義付けていいかどうか疑問ですが、一般的にはパスを正確にゆっくりつなぐ”遅攻”と私は解釈しています。前述しましたがヴェルディあたりが得意なサッカーですね。

で、コンサは”前から守備して前で奪って動き出しを早くして攻める”が目指すサッカーですので、”アクション&カウンター”という言葉で済むと思います。柳下監督はカウンターをムービングに換えていますけど・・。

さて、問題となるのは某新聞の”ロングパスで繋ぐサッカー”それは何ですか?という話です。これは、パスのだしどころがなくて失敗した例のことですよね。これを戦術として考えるのはおかしいと思いますし、目指しているのがパスサッカーというのも何かしっくりこないんですよね。前述したポゼッションみたいで、じっくり繋ぐポッゼションサッカーをするなら、前でボールを奪うアクションを選択する必要はないんではないか?と思います。

また、私はコンサの攻撃の起点は前からの守備だと思っていますので、パスのだしどころがなくなったら、ロングパスで相手陣内深くに蹴り込んで、また前の方から守備をし始める”体制の立て直し”の意味で有効だと思います。去年はこのロングパスが結構繋がってゴール出来たりしたから、こう考えるのかな?ロングフィードアシストなんてサッカーでは確率の低い攻撃ですよね。これを戦術にするなんてあり得ないと思います。

長々とすいません。あくまで素人の考えです。



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21:36

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新聞読んでも理解出来ん(ホンダロック戦)

2006年01月30日

毎年毎年この時期は試合が見ることができないため、マスコミ報道から内容を割り出していました。特に新聞記者の言葉は”あてにならないので”、ヤンツーも言葉だけをピックアップしてました。ホンダロック戦については下記のコメントを残してました。

「(新戦力を含めて)何ができて何ができないか確認できた。新しく入った選手の良さが見えた」

「芳賀は非常に落ち着いてミスが少ない。関もそう。安心して見られる。大塚もイージーミスが少ない」

「パスをつなぐ選手同士が良い距離、角度でパスを回していた」

正直言って、全然わからん。・・・って言うか個人的なコメントしかないんで、チームがどうなっているのかまったく分からん。チームとしてどうこうって時期ではないって事なんでしょうね。新戦力選手の褒め言葉ばかりが前面に出てきてますが。これって・・・・既存選手の競争心を煽ってるように見える私は”ひねくれ者”ですかね。

最後に某新聞の記事です。

今季のコンサドーレ札幌はロングパス主体の攻撃から「パスサッカー」に変身を遂げる。

本当に大丈夫?こんな事目指しているなんて聞いたことない。この言葉から考えるとヴェルディあたりが目指している”ポゼッションサッカー”をイメージしてしまいますが、コンサの目指しているのは前線から守って行く”プレッシングサッカー”でどちらかと言うと、どちらかと言うとですよ”カウンターサッカー”だと思いますよ。パスサッカーというのは頷けるんだけど、ロングパス主体の攻撃と対比してしまうと”違う意味”になってしまう。まるで今まで”水戸”あたりのリアクションサッカーをしてたみたい。もっと勉強した方がいいと思う。



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12:16

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まぁまぁ・・・

2006年01月29日

久しぶりの試合なので結果に一喜一憂する気持ちはわからんでもないです。でも、まだ早いっすよ。自分はここで負けてくれた方がおもしろいな位に思ってました。J1ならともかくJFL15位に3失点は選手達は大慌てでしょうね。自分としては最高のスタートだと思ってます。負けてサポーターが大騒ぎにならない程度で反省できるという意味で・・。ヤンツーのコメントを予想します。まず、3失点については”力がない”とはっきり言うでしょうね。その後は去年までは戦術的なことを連ねていましたが、今年は”サイレントヤンツー”なので、”自分で考えろ”ということになると思います。

試合は見ていないですが、前半のメンバーはひどいですね。誤解のないように言っておきますが”力のないメンバー”が多いという意味ではないですよ。大塚、関、清野、曽田、和波など注目の選手が多いですから。そもそもコンサドーレの守備は中盤より前が大きなウェイトを占めていますよね。その中盤のメンバーが・・・。コンサのサッカーを出来る人間が智樹しかいない。コンサドーレは1対1を制していくチームではないので、連携不足は致命傷ですね。どちらにしても推測の話なんで・・・。明日の報道を見てみます。大塚に若手をくっつけたのは”何か狙った”んですかね。

後半のメンバーが失点するのは解せない。オウンゴールとかセットプレーとかの可能性もあるし、推測でものを言うのはほどほどにしておきます。

落ち着いて我がチームとヤンツーを信じましょう。



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19:04

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徐/蛯沢に贈る言葉

2006年01月26日

本当に良かった。プロにこだわって最後の最後まで粘った徐君。プロのチームには行けなかったけど、準地元といえるカマタマーレ。自分の力でプロにしてやれ。

指導者の道を蹴った蛯沢君。いずれ指導者やるなら、なおのこと"厳しいサッカー”を知っておいた方がいいと思う。教えるのはプレーよりもメンタルの方が多いと思うから。

2人とも絶対忘れてはいけない事。"打倒!札幌”。このブログでは不謹慎かもしれないけど、2人とってはいい思い出しかないかもしれないけど・・・。追い出したチームを見返すくらいの怒りがないと流されることになると思う。いつでも、"君達はもう必要がない”と言われた事、忘れてはならないと思う。

優しすぎるんだよな。桑原君はどこへ行っても”悩まずにサッカーを楽しめる選手”だと思う。上田君は"怒ることの出来る選手”だと思う。彼らとの境界線はプレーそのものではないと思う。相手をぶっ飛ばせ、味方を怒鳴り散らせ。優しさがプレーに反映してるといつも思ってました。それを克服できたら、必ずJの舞台へ戻れると思います。カマタマーレを引き連れて・・。



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22:26

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ちょっと待った

2006年01月13日

新入団選手を迎え、いよいよ期待が膨らんできました。それぞれのサポーターがそれぞれの青写真をフォーメーションを考えながら描いていますね。特に記者会見では千葉君が人気を得たようで・・。だいたいDFラインの予想に入ってきてますね。池内-曽田-千葉みたいな・・・・・・。ちょっと、待った。あれ?それおかしくない?加賀君は?なめんなよー。我らがスピードスターが負けるはずないっしょ。千葉?なんぼのもんじゃい。なんて、怒る必要は全くない。レギュラーから外れる?そんな心配したら怒られちゃいますよ。危ないのは池内君の方。

なにはともあれ、チーム内で戦争が起るのはいいことですね。今年は今までになく”伸長率”がありそうです。下手に天狗になった“うまい選手”が来るより、この方が選手にとってもチームにとっても絶対いいと思う。光が見えてきた感じがする。



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10:34

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ホーム開幕戦

2006年01月08日

第2節。よりによって水戸らしいとは・・・。間に合うかな?何がって。2005年の18番ですよ。桑原剛。去年は1試合も出ませんでした。選手としてプロとして力不足というわけではない。たった一つの”苦手”があったから・・。岡田監督もヤンツーも”それ”が出来なければ試合に出さない。清野君が前半戦に試合に出られなかったのはそれが原因。後半、活躍できたのは”それ”をするようになったから・・。出られなかった夏場も本人は”絶好調なんだけどなぁ”と悔しがっておりました。また、清野君が”それ”をするようになってから”元気君”の出番が減りました。そうです”守備”です。

話は元に戻します。桑原君の良いところは”スーパーFK”は皆さん知っていると思います。それ以外に”高速ドリブル”FK以外の”流れの中でのシュート”はうまいですよ。水戸のカウンターサッカーはだいたい8人で守って、3人で攻めます。当然、前の3人の中に入るでしょうから・・・。彼のいいところは存分に生かせるわけです。カウンターサッカーの場合、前の3人はそれほどタイトに守らなくていいわけですし・・。対戦相手として脅威な存在かもしれません。まぁ、その時になって”なんで残さなかった?”とか”フロントはどこに目つけてんだ?”とかの話になると思いますが、”現時点のコンサのサッカーとあわない”だけですから・・。

私は彼が同行して来札することが条件で、この日は”桑原応援”します。青い服を用意しています。



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22:28

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28人体制

2006年01月07日

28人体制。大丈夫か?の声も多いですけど、実績から見れば大丈夫だと思いますよ。去年はデルリス、西谷まで入れて29人。堀井君、西澤君、上里君が怪我で長期離脱した上に4人が試合に不出場だったわけですから、しかも今年は育成色をばっさり切り捨てて、コンバート可能なユーティリティプレイヤーばかり入れましたからね。4試合増えても雰囲気的に大丈夫な気がします。

GKの3人体制は異色かもしれませんが、去年後半、蛯沢君が"練習試合くらい出してくれたって・・・”とぼやいていたので、これでいいかもと思ってしまいます。関係ない話だけど、ほとんど見せ所もなく"首切られたんだから"暴れていいよ。というか、もっと悔しがれよな。あきらめるなよな。・・・ゴホン。元に戻して、FWも5人じゃ少ないとの意見が多いですが、うちは3-5-2なので5人でちょうどいいですよね。

ということで、今年もスタンスは変わらないですよ。あくまで既存選手プラスアルファ。補強というよりも"競争相手”を獲得したということです。デルリスの時もそうだったですよね。J1に上がる気のない補強とも言われていますが、そんな事言っていると後悔しますよ。去年もそうだったでしょ、そう思っている人は・・・。

J1から降りてくるチームは怖くないですよ。むしろ、福岡や甲府が残るよりはラッキー。J2のサッカーに遭遇してどぎも抜かれるでしょう。逆に柏が怖いですね。甲府と対戦しているし、なんといっても"開き直り”がね・・。J1のチームはJ2のサッカーを第2クールまでに分析できて修正できるかどうかにかかっていますね。外人監督や元スタープレイヤーには無理と読んでますが・・。

それにしても、他チームからの評価が異常に高いですね。結構、コンサが昇格するという意見が多いですよ。補強がうまくいっていると感じられているようです。知らぬは"身内ばかりなり”ってか・・。私の中では監督が変わった仙台や山形よりも横浜FCとか徳島とか鳥栖あたりがやばい感じがします。

まぁ、最終的には”勝・つ・で・し・ょ・う”



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18:31

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2006年の見方

2006年01月02日

謹賀新年。

2006開始ですね。年末ぎりぎりまで2005年の選手達の事ばかり考えていたので、あきらかに出遅れました。誰がくるもんやら・・・全然、把握してません。

どこの掲示板でもブログでも"今年は勝負の年”と書かれていて昇格が絶対的な命題になってますね。私はちょっと違うなぁ。”J1定着”こそがコンサの最終目標であると思ってますので、”J1昇格”は単なる通過点だと思います。むしろ、またすぐエレベーターでまた降格するような事があるならば、J2でじっくり“熟成”するのも”あり”かなと思います。降格するという事は”負け続ける1年”があるということで、どうにも勝ち負けしかこだわれない我がサポーターが耐えられると思えないんですよ。それにヤンツーは今年で最後と決めているようで・・・今年、結果を出さなきゃならないと焦ってしまったのは残念ですね。なんか岡田監督の時と非常に似ていて・・・・来年以降がすっごい不安なんですけど・・・・。フロントは現場だよりにならずに今から計画的に手を打って欲しいです。また、サポーターにはどんなに負け続けても応援する”という“鉄の意志”を持って欲しい。J1なんて、そんな甘いもんじゃないと思います。

2006は2005と変わらず、”J1で通用するサッカーが出来るか否や”を1年通して見ていこうと思います。というか2005を見て、J1相手にも、いや、J1相手には”最初は結構やれそうだ”と見ています。いずれにしてもJ1から3チーム降りてきます”いい試金石”になると思います。甲府も柏に勝ったわけだし・・。

話は逆登ってしまいますが、第4クールに初めて甲府を現場で見ました。正直驚きましたね。甲府というチームはボールを奪うと躊躇することなく両SBがオーバーラップして、自陣に残るのはCBの二人だけという“ケタ外れなリスク”をおかしてまで攻撃してくるチームであることを初めて知りました。TVで見るとわからないことです。普通のチームより攻撃陣が1人多いことは守る方としては厳しいと思います。攻略法は”カウンター”。書くまでもなくわかると思います。調べてはいませんが、水戸に対しては相性良くないんじゃないでしょうかね。

柏はまんまと”はまって”しまいました。そもそもJ1のチームは”ポゼッション”を大事にしますので、最終ラインから攻撃をビルドアップしてきます。J2のように後ろから”放り込む”ことは少ないです。そんなところに、甲府の前線からのプレス。そしてセンターラインは絶対越えさせないぞとばかりの攻撃にかける人数。J1のチームにとっては”セオリー”から反することばかりだったと思います。J1でずっと通用するかは別として、J1の弱点をついた戦術をチョイスしていると思いました。

ということは“コンサ”も甲府よりややオーソドックスに“同じサッカー”をしたいわけですから・・・。楽しみなんですよ。元J1と戦うのが・・・・特にもろJ1のベルディとやるのがね。

そんな感じで2006を見ていきます。



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10:08

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