2006年04月29日
ここはいわゆる”ヌルサポ”の館です。現在、前半30分まで見ました。掲示板等では『力負け』『ヴェルディは強い』『コンサにやる気がない』あげくのはてに『昇格できない』。私の意見としては、”どれも当てはまりません”。ただ、試合前には書きませんでしたが、ボコボコにできる要素がたくさん有っただけに、結果は正直ショックです。せめて、シュート数が倍以上になると思ってました。それにしても、昇格が出来ないと言い切っちゃっている人は、試合をどういう分析して、力関係をどう測ったかを聞いてみたいです。でも、ここには書かなくていいです。 まず、コンサの方が”入り”が悪いですね。 ①本来コンサがやるべきDFラインへのチェイシングを逆にやられてます。DFラインが慌てている為、中盤の選手が下がっています。なので、ボールを奪っても、縦へのスピードに欠けていたり、ロングフィードの着地点に選手がいなくて、セカンドボールが拾えなかったりしました。また、相手の攻撃のビルドアップへのチェイシングが弱いです。ロングフィードを相手に取らせて、そこからチェイシングするのもひとつの守備の起点なんですが・・・。とにかく慌てるな。これにつきますね。もう一つ、ロングフィードが短い。裏へ放り込まなければ・・・。これも押し込まれた理由の一つですね。ベルディは攻撃に人数かけるチームなのはわかりましたんで、次はなんとでもなるような気がします。柏も東京も”飛車角抜きなのに”との声が多くありますが、彼らが出てきてもメリット・デメリットは同じくらいだと思ってます。どっちに転ぶかはコンサ次第でしょう。 ②スカパーで前園さんが言っていた”FWは前線に起点を作らなければだめですね”を解説すると、砂川君がポジションチェンジで左右に切れた場合、FWのどちらかがポストに下がってこなければならないという事です。せっかく攻め込んでも、真ん中に人がいないので苦しい攻撃が続いてました。前のエントリー”ポゼッションサッカー”で6角形の話をしましたが、真ん中が抜けると3角形が一つもできません。よってパスコースが断定されてカットされたり、パスコースを遮られて苦し紛れにロングフィードを放ってました。 この辺を修正すればいいんじゃないですか。 ここは”ヌルサポ”の館です。何試合かの結果を見て、昇格をあきらめたりは絶対しません。なにが悪かったかを冷静に分析して、ショックを受けたサポには落ち着きを取り戻して貰って、できれば選手達に伝えられればいいかなと思っています。多分、彼らはサポが思うほど”力”で負けたとは思っていませんよ、きっと・・・。 時間の関係で30分までの反省点で今日は終了します。続きも”出来れば”やりますんで、よろしくお願いします。この段階では決定力もなにもなかったですね。これから、何やらかしたか見てみます。 あくまで、素人の私見です。あしからず。
2006年04月28日
唐突ですが、去年のJリーグナイトで岡田監督が札幌時代のことをコメントしていました。2001年の第10節の磐田スタジアムでのジュビロ戦。1点リードのコンサはロスタイムにゴールキーパーからのロングフィードを高原に押し込まれて同点、延長に持ち込まれて負けた試合のことです。岡田監督は『99パーセント、プランどおりの試合だった』と語りました。プランとは1点取って守りきる戦術だったのでしょう。当時からコンサはリアクションサッカーを得意としましたよね。そのあと、岡田監督はこう続けました。『それがあんなことになるなんて、サッカーは恐ろしいな。あの時からだよ、攻めなければだめだと思ったのは・・・。』要するにリスクをおかしてまで2点目、3点目を取りにいかなかった事を後悔しているということなんでしょう。そして、ヤンツーは最初からそれを目指しています。 その場面は現監督は逆の立場で大喜びしたんでしょうね。なんか因縁感じます。 【修正します】 冷や汗です。本日のアクセス数はとてつもない事になっていました。客観的に見ると、【修正します】とか秋桜さんのコメントのやり取りとかがかえってミステリアスな雰囲気を醸し出してしまいました。なので、何度も真相を知りたくて訪れた人もいるのでしょうね。ここに書いたのは”事実無根”の私見です。お騒がせして申し訳ありませんでした。ここはもう埋めませんので、ご了承ください。秋桜さん、ご指導ありがとうございました。
2006年04月26日
本日は天気もよいし、久々に愛車1号を引っ張り出して、小樽あたりまで遠出しようかな?って思ってたんですけど、着いたらやっぱり”いつもの所”でした。 【愛車1号です。GT i-drive4.0と申します】 本日の練習メインメニューのトップはFW対DFの”1対1の申し合い”でした。 【この写真では臨場感がでてないな】 前のエントリーで1対1はDF有利と書きましたが、フッキには違うみたい。ありえない”間”で全DFを子供扱いしました。ここ何年間も”地の利”を生かして練習を見続けましたが、この練習に限り、最高の選手ではないでしょうか?要するにエメやウィルよりもすごいと感じました。もちろんサッカーは1対1だけでは決まりませんが、とにかく驚きました。 【わかりずらいですが左がフッキです】 水戸戦でもありましたが、この写真の間合いで時間が止まるときがありますよね。おそらく2秒くらいでしょうか、守備側も足を出せば届く距離にあるのに踏み出せない。例えていうなら、カウンターが怖くてパンチをなかなか出せないボクサーみたいなもんでしょうか?次の瞬間、ほとんどアウトにかけて、最初は左に持っていくのに誰一人として止めれません。最後は右からシュート打ったりします。どうやって?かはわかりません。 結論から言うと、必要な選手ですね。試合に出れなくても一緒に練習しているだけで、うちのFWとDFが力つけそうですもの。FW陣も抜き方を盗もうとしている様子でした。 ファンサもにこにこで感じいいやつだと思いました。
2006年04月25日
一時のヒーローもこの2試合は静かです。基本的にはDFの選手なんで1点取る事よりも守る事の方が大事なのはよくわかっている事なんですが、いろいろやってくれそうで期待してしまいます。柏戦も”おっと、びっくり”の左サイドの駆け上がり・・。どこでどうなったのやら・・・。 さて、タイトルの場面ですが、これまたどこでどうなったのか、左サイドで1対1で守らなければならない場面がありましたよね。あれです、あれ。普通1対1は攻撃側のスピードを止めたら、DF有利と私は考えます。どうあれゴールに向かっていかなければならないFWとゴールに向かう事が分かっていて、ゴール以外のどこかにボールを飛ばせば勝ちのDFの対決なわけですから。まぁ、こんな単純なものではないとは思いますが、端的にいうとこういうことになります。場面に戻って、加賀君が”左サイド”で1対1になった時、なぜか背筋がぞっとしました。何か違和感が・・・。一瞬で気づきました。・・・”足・が・逆・だ”・・・。なんと右サイドの守備体勢。右側を抜かれて、後ろをとられて、抜かれるところまでを一瞬でイメージしてしまいました。結局、ことなきを得ましたが、怖かったよ。録画を消してしまったので、確認できませんが、残像が残っていますので間違いないと思います。間違いありましたら、お知らせください。攻撃の選手に対して、右足が前に出ていなければならないはずです。左足が前に出ていただけではなく、攻撃の選手に向かって加賀君の体が”どうぞ後ろをお通り下さい”とばかりに直角にセンターラインの方に向いていたような気がします。 思えば去年、ドーム練習場で上記のことをヤンツーに何度も叱られてました。そして、加賀君を語るのに欠かせなくなったあの言葉が出たはずです。 ”怒られてばっかりすよ” 現場にいたんで、よく覚えてます。 この件はあくまで残像に基づいて書いてます。もしかすると間違っているかもしれませんが、何か背筋に寒いものが走ったのは事実です。自分がバスケットで攻撃側だったら、絶対に見逃さないミスだからです。と言い切って違ってたら、と思うとそれはそれで背筋が寒くなる・・・・。
2006年04月24日
いやー、何かキーボードが重い。変な負け方したからではないです。なかなか選手の視点でサポが見てくれないから・・。 まず、曽田君。ミスでめちゃくちゃ言われてますね。でもあそこは大変なポジションなんですよ。ラインコントロールを考えてみましょう。左右の味方の選手と相手のFWの位置を確認しながら、戦況全体を把握しながら、場合によっては大きな声でコミュニケーションを出してコントロールする。おそらく90分間、最も神経を使っているでしょうね。ミスしたことは反省すべきことですが・・・。あそこまで言われるのは、その部分しか見えてないサポが多いからでしょうね。 フル出場だし、そろそろ休んだ方がいいと思います。ヤンツーは本当は優しい配慮なんじゃないの?なんて思います。立場上、怒らなければならないですしね。選手たちの"監督は絶対やめて欲しくない!”という声を聞いているんで、どうもコメントと合致しないんですよ。勘ぐりすぎかもしれませんね。池内君が真ん中ならラインを上げすぎないように・・。去年何回も裏を取られたこと忘れないで・・。 次の"BAD BOYS”は中山元気君。”ふかしっちゃった”からな・・・。ふかさなければ、あの角度、GKとの距離はシュートコースが意外に少ないと擁護できたのに・・。”ふかしっちゃった”からな・・。”プロだから入れなきゃだめ”の声もあるかもしれませんが、GKもプロですからね。でも”ふかしっちゃったから”・・。 相川君は何度も何度も頭に当てましたね。あとボール半個下を叩いているんですね。でも、私は打点の高さを見て"へたくそ”とは言えません。むしろあんなに頭に当てるだけいいポジショニングが出来るようになったんだと思いました。あとボール半個ですよ、みなさん。2004年では考えられなかった”差”になったと思いません? みなさんも天気のいい日に厚別のサブグランド行って、選手の視線でピッチを見てみましょう。選手の視点に立つのはサポとして重要なことです。あの広いピッチを右から左まで相手の頭を超えてサイドチェンジする彼らを信じられません。ピッチの上では観客席から見えるスペースがピッチの視点では敵味方の選手のブラインドになって見えません。そんなところで、あのパス回しをしているのです。あーだこーだ言っても彼らは”選ばれし者たち”なのを認識して欲しいですね。もっと敬って欲しいものです。 でも、今日は擁護だけでは終わりません。 手負いの柏は後半、必死にプレスをかけてきました。気迫に負けて押し込まれたのは、今期最大の”喝!”です。同じような場面は鳥栖・愛媛・徳島でもありました。それは言葉にして”足元をすくわれる”ということで私の中では許容範囲内です。次にしっかりやってくれればいいです。ただ、柏に対してうちは”挑戦者”です。気持ちで負けたことはちょっと許せない。 厳しいことを選手に向かって言うとすると、 『J1昇格メンバーなんて名前はすぐに忘れられる”へのつっぱり”にもならない勲章なんだよ。そんなことで満足していたら、J1に上がった瞬間にクビになるんだよ。まわりのサポはJ1昇格しか言わないけれど、君達はJ1で通用しないとクビになるんだよ。まわりに流されるんじゃない。1人1人が柏の上にいかなければならないんだから、押されたら押し返せ。J1降格チームには気持ちで負けるな!!』 このメンバーではJ1で通用しないと言う人たちに目にものを言わせてやれ!!
2006年04月19日
鳥栖、愛媛、徳島。苦手チームに認定します。共通点はプレスがきつくて運動量が多いこと。コンサはここ3戦、好きなようにパスがつながったせいでしょうか、違う守備をするチームに同じ戦いをイメージしたようです。プレッシング&ポゼッションは替わらないとしても、もっと楽に闘うための工夫があってもよかったのでは?と思います。プレスをかけてくるチームに対して、狭いエリアで小さいパス回ししていても、相手の守備陣形をコンパクトにさせて、楽させるだと思います。サイドチェンジやロングフィード、中央に縦のパスなどボランチあたりを起点としたワイドな攻撃をおりまぜれば、スペースを作れて、もう少し楽になるのになぁって思ってました。要は相手守備陣系を広げる工夫です。プレスかける方は走る距離が長くなるので、体力の消耗もしますからね。最終的には"速いパス回し”がプレスを崩す唯一の方法になるのですが、"前振り”があってもよかったのかな?って思いました。ちなみにそういう展開力があるのは智樹だけです。西谷や砂川が”決定的”なパスを出す選手なら、智樹は"効果的”なパスを出す天才だと思います。なので智樹に"喝”ですかなね。試合の流れを読めるボランチになって欲しいです。あーだこーだ言っても"フル出場”で期待されているわけですから・・。 そういう意味では柏、ヴェルディあたりは"楽にボールを持たせてくれるでしょう”。見ているほうとしては"いい試合”になると予想していますが、J1降格チームを見ていると、一発で決める技量があります。昨日のように決めるところで決めないと・・・。”いつの間にか負けていた”なんてことになりかねないですよ。特にセットプレーはやばいですよ。彼らもそろそろ”J2ってしんどいな”と思っているころでしょう。今のうちに精神的に叩いておけば、後々楽になります。これも48試合のかけひきのうちなんで、鬼プレスを浴びせてふらふらにして、ついでに勝ち点3ももらっておいて欲しいところです。
でも、守備の連携はよくなったなぁ。合格点ですよ。
2006年04月16日
全くタイムリーに反攻しやがりましたね。前エントリーで”股抜き”しか出来ないと言ってしまったのは私です。どうぞ、笑ってやってください。って言うかここを見てんじゃないの?反骨心に火をつけてるとか・・。そうだったらどんどん言うぞ。加賀君は左足だけでドリブルして5人抜いてシュートは入れれない。出来るものならやってみろ・・。じつはめちゃめちゃ嬉しい私でした。加賀フィーバーはどこまで続くのか?とりあえず記念に昨日の日付の入ったサインを4枚もらいました。懇意にして頂いている”miyanosawa dole”さんと”birrlaさん”の分と、今のところ加賀ファンではない”owlsさん”も引き込んでやるためにもらっておきました。ちゃんと名前も入れてもらいましたよ。近々、お会いするであろう時のための”お土産”にします。
2006年04月13日
それはそれは昔の事。とある人から”バスケットやってんだから走れるべ”という希薄な理由でラグビーの全道選手権(とはいってもGグループで、上から7番目のカテゴリー)に”出された”ことがあります。ラグビーは見るのは好きだったんですけど、その時点ではボールには触ったことすらない状態でした。”そんなの無理ですよ”といいながら、完全にルールは把握してましたし、有名選手のプレーは何百回も見ていましたし、自分にはバスケットのステップワークがあるし・・・ちょっと出来るかも、なんて今考えれば恥ずかしい根拠のない自信があったりしましたんで”2つ返事で快諾”しました。 とりあえず現地へ行って、ラグビージャージを渡されました。なんか、妙にピチピチして袖が7分袖。そして極めつけが”へそ出し”。”こんなもんだったけ?”というありえない疑問は”おっ!小さいけどそれしかないんだわ”という言葉で解決しました。っていうか、おいっ!他にないのかよ!というさらなる疑問はまわりを見渡して、自分のチームのラグビージャージがばらばらなののに気づいてこれまた解決しました。”いいのかよ?”という疑問はキャプテンが審判に叱られてたので、解決しました。まだ、疑問はある。”下はないからな”と実は私、バスケットパンツなんですけど・・・。でも隣の人みると、テニスのパンツはいてるからいいか・・一体、どんなチームなんだ?という疑問については、俺みたいなボールに触ったことのないやつが、”お前、走れるべ”という希薄な理由で左のバックスなんてかっこいいポジションにつくようなチームさと自分で納得しました。そんなこんなで試合は始まってしまうから恐ろしい。 やってみると、かなり楽しい。相手を試合中に”合法的に”吹っ飛ばせるなんて、ストレス飛ぶわー。なんて思ってたりしたけど”合法的ではなかった”みたい、ボールの持ってない選手にタックルするんじゃないと叱られました。さっきまで持ってたのに・・・。それから、左の守備の最後の砦としてタックルはずされて、トライされること4回。ボールが回ってきてハイパントを蹴ったつもりがゴロパントになって横から”うまい!”とほめらること1回。 そんな私にも見せ場がやってきました。自分のポジションにハイパントが飛んできました。センターライン上で見事にキャッチして、向かってきた相手を”得意のステップ”で2人かわしました。”俺、いけてるんじゃない”と思った次の瞬間、”空って青い”とばかりに仰向けに倒れてました。それでも2人を抜いたことに満足してましたけれど、立ち上がるときに自分の真下にセンターラインが・・・。つまるところ”一歩も進んでない”。ラグビーは前にパスをしてはいけないスポーツです。わかりやすく言うと、”ボールを持った人間が先頭になって進んでいかないと他の人間も前へはいけないスポーツ”なんです。つまるところ、”俺って、いけてる”と思った私のステップはまったく無駄でした。 ラグビーのステップは全速力で前に進みながら、ほんのちょっと横にフェイクをかけて抜くバスケットとはちょっと違うステップなんだと、あとで気づきました。スピードにのっているから、少しの横移動で相手を抜ける。うーん勉強になった。 ・・・・と長ーい前置きです。関係ないこともいっぱい書きました。場を盛上げるということで、あしからず。さて本題ですが、この時のことをなぜかコンサの試合を見るたびに思い出します。 加賀君のドリブルはワンタッチの足が長いです。いつも、”前に出しすぎだろ、相手に取られるよ”と心配するが、取られた試しがないですね。また。横から見ると横にちまちまフェイクしている様子がないです。常に縦に突進する。まさにラグビーステップなんですよ。いつもあのドリブル見てると思い出すんだよな。 スピードがあるからできる技術だと思う。スピードを止められると、大胆不敵に前に転がしてルーズボールにして、よーいどんで相手と競争するみたいな、到底ドリブルとはいえない技を見せてくれるが、それで加賀君が取ったときは痛快そのものです。他の選手にはないプロの技を見ているような気がします。 ちなみに彼本人に”魅せるデフェンダーだね”と言ったことがあるが、無言だった。どうやら、ほめ言葉には弱いようです。
また横のドリブルが苦手であろう彼はまわりにスペースがない状態で止められると”股抜き”しか抜く手段がないことはみんなに内緒だ。自分が実はかなりの加賀フリークであることも内緒だ。
2006年04月08日
ゲーム全体のことはまた今度にしようと”思います”。なかなかいい試合でしたが、”彼らの力はこんなもんじゃない”でしょう。と言うことで”まだまだ”の評価とさせていただきます。何回も言いますが、勝ったから言えるんですけどね。神戸はJ2向けではないし、間違っても過信しないで欲しい。まぁ、でも大丈夫でしょう。本日は前回のエントリーで危惧したことがまんまと当たってしまった”セットプレーでの失点”について。 前半最初の失点のシーンを1/16スロー再生で何回も見てみました。かかわったのは4人。コンサは加賀君と池内君。神戸は北本とエメルソン・トーメ。加賀君が北本、池内君がエメルソン・トーメのマークでした。CKを蹴った瞬間、北本のマークだった加賀君が池内君のマークだったエメルソン・トーメに壁を作られて、動きを止められてしまい、北本をフリーにしてしまいました。バスケットでいう”スクリーンプレー”というやつです。神戸が意識的にやったかどうかは知る術はありませんが、対策を練らないとセットプレーでも1点は1点ですからね。 バスケットでは日常的な事柄なので、加賀君がスクリーンにかかった瞬間に北本のマークを池内君にスイッチすると思います。多分、無言でも出来ます。サッカーではイレギュラーなのかな?遅れて加賀君が追っかけてましたから・・。バスケットの”スイッチ”の技術はセットプレーにかかわらず、”攻撃時のスペースを作る動き”の守備にも絶対必要となりますので、ぜひ徹底して欲しいです。ただ”スイッチ”と叫んでマークマンを交換するだけですから・・。 もう一つ言わせてもらうと、マークマンを交換しなかったのにエメルソン・トーメに抜かれた池内君には不満!マークマンを背に背負うのが通常なのかな?絶対やられやすいと思うけど・・。まだまだ、修正するところがたくさんありますが、全体的な”内容”が良くなってきたので、まだまだ伸びますよ。あとは”プレス対策”ですね。こればかりは練習しかない。
なので加賀君一人の責任ではない!!
2006年04月07日
どう考えてもJ1降格チームとの対決が重要になってきますね。第1クールの時点で勝ち負けは別にしてやっておかなければならないことがあります。和波君はケガでしばらく出ないかもしれないので、加賀君がポイントになりますね。だいたいにおいて、SHよりスピードのある選手がCBにいるなんてこと自体が相手チームの視点になってみると、いやらしくてしょうがないことです。おそらくJ1降格チームの芳賀君の相手はSBになると思いますが、その後ろから2段ロケットが発射されるわけですから、マークに一瞬とまどうと思います。これを、効果的がどうかにかかわらず徹底的に見せ付けて欲しいです。 こちら側が攻撃時に1対1を制するポイントは相手DFの重心を右足から左足に移させる軽微な動きをさせるだけで、ドリブルで抜く可能性が非常に高くなります。ということで、加賀君の存在を相手の先入観にインプットさせるだけでも、芳賀君がドリブル突破をできやすくなったりします。これを第1クールにやっておけば、相手のSBは残り3試合を”頭の中で2人と戦うこと”になります。長丁場における駆け引きです。 逆に池内君のヘッドは第4クールの詰めまで隠しておいた方がいいと思いますよ。うちの最大の特徴は左右から繰り出される”2段ロケット”。相手DFにとってはいやでしょうね。そういうことを繰り返しているうちに”真ん中”にスペースができていたりして・・・。しめしめ。
2006年04月06日
とりあえず勝ててほっとしています。私はまだ勝ち点を数えるのは早いかなと思っていたんですけれど、どこ見ても勝ち点、勝ち点と書かれているので、負けでもしたら大変なことになるな・・・と焦ってました。強くなれば自動的に勝ち点はついてきますから・・。今年は個々の能力は高いのでじっくり待っても大丈夫だと思います。下手に勝ち点取りに行くと、去年の第2クールみたいに”変な勝ちクセ”がついてしまうので、最終的にしっぺ返しくらいますからね(第3クール)。 本日は前線からプレスをかける”いつものアクションサッカー”でした。なんせ試合の入り方がよかったですね。西谷が左SH、池内が左CBは不安で不安で・・・。でも、あれだけ攻め続ければ問題ないですよね。後半、チームの足が止まり始めた時は”まずいな”と思ってたんですが、次の瞬間に”西谷OUT 関IN”になりました。さすがヤンツー。池内もなんとオーバーラップして攻撃に参加していました。ここまでやるとCBが和波である必要がないんですよ。それにしても、あちらこちらでポジションチェンジを繰り返して、まるで”オランダのTOTAL FOOTBALL”を見ているようでした。基本的には完勝ですね。 結果がわかってから、録画を見たので”余裕”がありました。そうなると、見方が”あら探し”になってしまいます。昨日は気になることがあったんで3点ほど・・・。 ①セットプレーの守備はきわめて危険・・・制空権の話です。相手に196cmの太田がいたのでいたしかたないですが、マークズレは論外として(オフサイドになったけどあの高田のゴールはいかんよ)、競り負けているようにも見えました。無理に頭で勝負しなくても、”合法的に”相手を飛ばせない工夫もあってもいいかな。 ②途中でガス欠・・・・前線からのチェイスがこうさせたんでしょうけど、もっと効率よくプレッシングできる方法があると思います。後半、プレスがきかなくなってからは”ただのチーム”になってしまいました。J1チームはこの時間になっても”余裕”があります。猛攻受けますよ。今日は草津もお付き合いしてくれました。プレッシングについては、また今度。 ③入ったシュートよりポストに当てたシュート方ががいいやんけ・・・唯一、相手のミス以外で入れた智樹のシュートを自分で”奇跡”といっちゃだめでしょ。そんな、なんでもストレートにしゃべっちゃう智樹がすごくいいですけどね。ポストに当てたシュートの方が相手守備陣を崩してましたね。あれを入れて欲しいです。 と言ったところで完勝は完勝。勝ったから書けるというところもあります。気持ちがのってくれればいいけどなぁ。私が選ぶMVPは砂川と芳賀ですね。二人ともとてつもない運動量でよく守りました。特に芳賀はすごかった。
2006年04月02日
このところのすごいアクセス数に驚いてます。何日もエントリーしなかったのに、”それまで”の最高アクセスを上回ってます。人気ブログで紹介していただいた結果だとは思いますが、何かメジャーデビューしたようような感じですね。ちゃんとまとめてから書かなければなんてプレッシャーも感じてしまって、ついついエントリーが遠のいてしまいます。 昨日は私が注目している甲府が見事勝ちました。はっきり言って”コンサが目指す延長戦上”に彼らがいると思います。J1では無名の選手達があれだけやれるのは・・なんとも心強いですね。”練習試合”で大木監督が”札幌いいじゃないですか”と言ったのは、間違いなく”方向性”が一致していて、去年よりもコンサが甲府に近づいたと彼が感じたからでしょう。 ”迷ったら前へ”まさに攻撃サッカーのお手本みたいですね。でも、やっぱりカウンターに弱いんだよな。その辺も似てきてますね。それに比べて、うちは後ろに速いのを2人抱えてますから、甲府よりはカウンターに対して強いと思いますよ。 彼らのサッカーをニュアンスで言えば、攻撃時にセンターラインより前に8人送り込んで、センターラインを超えさせないような感じの攻撃・守備をしますね。例えて言うなら、アイスホッケーのレッドラインみたいな・・。その代わり、センターラインを越えられたカウンターには滅法弱かったですね。第4クールは”最初のうち”はコタコタにしましたからね。しかも、残った2人のCBの距離が長くて2人の間にうちのFWが入り込んでました。これ以上ない得点のシュチエーションでも決められませんでした。”さすがうちのFW”。最初は愛嬌とばかりに笑ってましたが、最後は笑えない結果になりました。 実は”関係者”とちょっと話をしました。結果はついてきてないけど、チームの雰囲気は悪くないそうです。よかったよかった。なんせ鳥栖戦の後に”縁起でもない事書いてしまったので心配しましたよ。あとセバとフッキの”サッカー”は合わないかも・・・と言ってました。仲いいのにねぁ。まぁ、考えればアルゼンチンとブラジルですからねぇ。なんとなくわかりますけど・・・。ちょっと興味あるんで調べてみよーっと。とにかく2人には”個性を壊さない程度に”日本のサッカー”をやって欲しいです。 草津ですね。あなどれないですよ。7点取ってますから・・。あそこも攻めてくるんで”受け”ないで欲しいです。
プロフィール
2000年からのサポです。12番に魅せられて”はまってしまいました。私自身はバスケットの全道チャンピオンのポイントガードをやっていました。あらゆるスポーツの守備マニアです。おそらく、他の人と違う観点からサッカーを見ることが出来ると思います。BLOG IDの"Z-PRESS”はZONE PRESSの略です。あと、結構2005年の選手達と少し仲良かったりします。
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