09年を振り返る②新天地での飛躍を

2009年12月08日

07年昇格で大事なピースだった選手がチームを去る。

中山元気
札幌に来る前から、私のサカツクでプチ活躍していたので
すごい期待していたんです。でも、その良さに気づくまで時間が
かかりました。
肝心なところではずしまくる非決定力。簡単なのを決められず
変に難しいのをゴールする能力。
元気も罵詈雑言を浴びていましたが、
それでも使い続ける柳下監督、三浦監督に「なんで?」と思った
こともありました。
でも、ふらふらになりながらもボールを追い続けるひたむきさに、
いつしか引きつけられていったのでした。

たぶんだれも協力してくれなかったオフィシャルブログを
2回も担当するなど、いかつい顔に似合わず本当に「いい人」
なんだと思う。ありがとう。お疲れ様でした。

石井謙吾
生え抜きFWとして、今年こそエースストライカーに
と期待し続けていたんだけど、残念です。
07年の京都戦だっけか、頭で前に落としてそのままシュートした
プレー。思わず鳥肌が立ちました。
これで覚醒する!と確信したんだけどなあ。
ここ2年の実績から、レンタル放出は覚悟していたけど
まさか戦力外とはね。
FWとしては気持ちが優しすぎるんでしょうか
ぜひ、余所の釜の飯を食って、たくましく変貌し
見返してほしい。きっとできると思う。謙吾なら。

そして

柴田慎吾
J1で、ルーキーでDFスタメンに定着して3点(だっけ?)とって
これは大当たり!と思ったんだけどなあ。
そんなに悪い印象はないんだけれど、びっくりの戦力外でした。
経営状態がよければ、もう少し長い目で見ることもできたのかと
思うと、みんな貧乏が悪いんや、と言いたくなります。
まだ若いし、捲土重来を期して欲しいと思います。
がんばれ!

荒谷弘樹
曽田、元気に続く「軍人顔」の系譜。
でも見た目の迫力に比べ、妙に気の弱そうな感じも受けました。
1年だけでしたがありがとうございました。
優也が相変わらずだったから、荒谷がスタメンになって
やっとGKが落ち着くね、という時期もあったのにね。
やっぱり、あの「やらかし」が印象づけちゃったのかな。
新天地でのご活躍をお祈り申し上げます。


post by yama-k2

23:48

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09年を振り返る①ありがとう、さようなら曽田

2009年12月06日

タイミングが遅い感じもしますが
個人的に今シーズンを振り返ってみたいと思います。

        
コンサドーレを本格的に応援しようと思ったのが
2度目のJ2陥落が決まった02年シーズン。
その時から今まで、在籍し続けた選手は彼だけ。
学校の後輩でもあるだけに、自分にとっても特別の選手、
文字通りミスターコンサドーレでありました。

手あかのついた表現ではありますが、まさに
「記録」ではなく「記憶」に残る選手(ただし札幌サポのみ)
巧くもなく、格好良くもないし器用でもない。
世渡りも上手そうじゃなし、むしろ、がんこで損しそうなタイプ。
だけど、時々思いも寄らぬ大活躍で、底知れぬ感動を与えてくれる。
まるでコンサドーレ札幌というチームそのものでした。

02年からしばらくの間、ネットの掲示板には
曽田への罵詈雑言があふれていました。
そのうち「ソダン」とか「ネ申」とか呼ばれだしたように
記憶していますが、どちらかというと
自虐ギャグというか褒め殺しみたいな屈折した愛情表現に思えました。
「ネタ」として、弄んでるような感じがして個人的にはあまり
好きではなかった。

でも、07年シーズン、彼は本当に神でしたね
空中戦での安定感、セットプレーでの信頼感
ほんとに同じ人かと思うくらい獅子奮迅の活躍ぶりでした。
今思えば、あそこがピークだったのでしょうね。

ケガ、手術で試合から遠ざかり、チームの守備が崩壊すると
「曽田待望論」が盛んに語られましたが、
正直、自分は微妙な感じだったなあ。
復活したとしても、思うように活躍できず、また、罵詈雑言を
浴びるのは聞きたくなかったから。

引退は早すぎると思えなくもないけれど
納得のいくコンディションが戻らない以上、
曽田君らしい潔い決断だったと思います。

それにしても野々村さん
「彼がボールを持つとスタンドがざわついた」なんて
最後のゲームの時に正直にコメントしなくてもいいじゃん(笑)

本人の「活躍できず、すいません」といあいさつも結構
前代未聞ですよね。ロスタイムでのやり直しPK得点
マイペースで落ち着き払った、オリジナリティーあふれるあいさつ

ホント最後の最後まで、曽田は曽田だった。

大塚にゲーム中、ど突かれていたあなたのことを忘れません


post by yama-k2

14:59

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今シーズンも終了

2009年12月06日

いやー、1年は早いなあ。
年を取るとますます加速度に拍車がかかる感じだ。
このブログも最近書いてないな、と思っていたら半年ぶりだし……

最終戦はスカパー観戦。
今シーズンを象徴するかのように、結果はご存じの通り2-2のドロー。
ただ、追いつかれての引き分けではなく、
2点差を追いついての引き分けというところに来シーズンへの光明を
感じたいと思います。

スタジアムでの観戦は、結局、今年は大阪・長居でのセレッソ戦のみ。
徳島、岡山戦あたりはがんばれば行けないことはなかったのけれど、
仕事の都合がつかず断念。スカパー観戦も今シーズンはやたらと
試合日と仕事が重なることが多く、見られないことの方が多かった。
自覚的に応援を始めて、最も少ないシーズンだったかも知れない。

来季はそのセレッソが昇格しちゃったから、何年かぶりに関西在住
J2チームはゼロ!ますます観戦機会が減ってしまいそう。
1000円高速に期待し、徳島・岡山・岐阜あたりまでは
「ホーム」と考えるしかないかな。富山はちょっと遠いねえ。

移籍問題が落ち着くには、もう少し時間がかかるかのな。
来季24人体制なんて報道もあるようですが、どうなるのでしょう。
少数精鋭はよいが、ケガや競争の問題を考えると不安でもあります。
ゴンへのオファーも、メリットは感じるけれど、24しかない枠のひとつ
となると、話が変わってきませんかね。
例年のこととはいえ、経営も「ゆるくない」。
こちらがやきもきしても、どうなるものではないとわかっているけれど。
例年「なんで○○を切っちゃうの」というのばっかりだったけど、
今年は「えーっ!○○にもオファーがあるの」という悩みが追加。
考えてみれば他チームから注目されるタレントがいるということは
喜ぶべきことかも知れないんだけどねえ。


post by yama-k2

14:24

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