優勝、昇格、そして…①

2007年12月05日

忙しくてブログまで手が回りませんでした。

ずっとニヤニヤと喜びを反芻する一方
いろいろと辛いニュースも飛び込んできて
複雑な気分です。
とりあえず備忘録の意味で、あの瞬間に感じたこと
書き残しておきたい。

12・1は本宅でスカパー観戦でした。

ゴール裏、ビッグフラッグが上がって
旗の下から人文字が出現。ゾクゾクしました。
残念ながらスカパーのカメラ位置からだと
文字がいまひとつはっきりしなかったけど
「ONE&ONLY」泣ける演出でした。

立ち上がりからどこか硬いなーと思っていたら
CKから先制される。
まるでウイレレのシミュレーションと同じ展開に
嫌な予感。
それにしても見事というか、まぐれというか
頭であのコースにコントロールしたとしたらたいしたものです。

それでも、最低負けないという確信はあった。

西のヘッドでの折り返しを、砂川胸でトラップ
絶妙のワンタッチコントロールから、シュート!
さすが「おれたちのすなかわ!」と思ったら、
かっさらってボレーしたのはダヴィ!

スナが蹴ってたら、ふかしてたか…
あれでダヴィがはずしてたら…

よくぞ決めた、やっぱまだツイテル、と正直思った。
これで、完全に来た!とも

後半の立ち上がりを無難にやりすごし、さてこれからと
思ったら、信じられない西嶋のアクシデント!

神さんはどんだけ意地悪なんやと呪いましたね。
交代カードの切り方も非常に難しくなった。

水戸ちゃんのけれんのない攻撃の組み立ては見ていて
気持ちよくて、こうした場面でなければ思わず応援してしまいそう。
最後の精度の悪さのおかげで危なさは感じなかったけれど
なんとなくこう着状態、逃げ切れるとは思うが……
なんて考え出した矢先に
苦し紛れにもみえた岡本のロングボール

ダヴィが一瞬先に触って、体をいれた時点で
「うまっ!」と声が出た
さあ、どうする?と思うまもなく
躊躇なくアウトサイドで絶妙のシュート!!

どうしてこの男はこれまで、あんだけ、簡単な場面をはずしてきたのに
今日に限って難しいのを2点もきめちゃうわけ?
つくづく意外性の男やと思う

で、ネットの速報をみると、セレッソがヴェルディに追いついてるやん!
あんたは偉い!「優勝や!」と絶叫すると、娘に白い目で見られた。

その瞬間、もっと狂喜乱舞するかと思っていたが
意外と冷静に受け止めている自分がいた。選手たちではないが
「ホッとした」というのが一番近かったかもしれない。

テレビカメラは一人一人の選手を抜いていく
元気のなんともいえない味のある表情
指を組み神に感謝をささげるような高木の仕草
「優勝?」と口が開いて表情が一変した芳賀のチャーミングさ…

思わず私の頬にも涙が伝わり落ちたのでありました。
「あー、泣いてる泣いてる」と突っ込むウチの家族は
小学生か!って。でもよろしい、実に幸せな気分であった。


post by yama-k2

02:33

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