敵情視察?

2007年02月25日

FC東京とヴェルディのテストマッチを観戦してきました。
この冬一番の寒さにもかかわらず、
無料というのが効いてるのでしょうか、1万8千人も入ったらしい。
当初はメインスタンドと両ゴール裏までの座席開放だったが
観客が多すぎて、途中から2階席にも人を入れてました。

ゲームの方は1対1のドロー。とはいえ、寒さを吹き飛ばす熱戦とは
いい難い感じ。
ヴェルディが前半終了間際に先制したのですが、FCの福西がロングキックを
蹴ろうとしたところに、つめた大野にあたってそのままゴール!
というしょぼいもの。FCの同点弾はセットプレーでした。

フッキは髪が伸びて、あか抜けた(笑)印象。
突破力は相変わらずで、2人DFを背負っても抜いていくよなシーンも
あってスタンドもどよめいておりました。
後半には3トップの真ん中なのか、トップ下にもみえるような位置で
プレーしてたような感じです。
ただ、運動量はそれほど多くはなく、ファウル狙いですぐ倒れるし
きっちりマークすれば抑えられるのでは?

ヴェルディはたぶん本番モードのメンバーだったと思います。
前半は名波を起点にボールはよく回っていましたが、
ゴール前に侵入する選手が少ない。
ポゼッションは高いけれど、あまり危険な感じはしなかった。
名波、服部、大野、ディエゴ、平本というところが素人目には
目だって見えました。
後半になって、シンプルにボールをゴール前に運ぶようになって
ゲームが少し熱くなったような気がします。

FCの方がボールをワイドに動かす分、シンプルにチャンスを作って
いたような気がします。DF裏へ大きくサイドチェンジ、折り返しに
後ろから1人、2人と飛び込んでくるのに、ヴェルディはうまく
対応できていないように感じました。

とはいえ、個人の能力は非常に高いわけですから、組織的にどこで
ボールを奪うのか、きっちり決めてプレスをかけていかないと
いいようにあしらわれてしまうのかもしれません。

強敵には違いありませんが、昨年の天皇杯のような戦いができれば
十分やれると思います。
アウェイであってもコアサポの数でも負けないでしょう。




post by yama-k2

23:16

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