2008年12月07日
本当に、本当に久しぶりの書き込みです(たまに覗いていただいている方には心より陳謝いたします)。 昨日、今季最終戦を観戦してきました。結果はご存知のとおり、「0-1」の敗戦。しかし、ゲーム内容は「0-1」という僅差以上に、J1トップの鹿島との戦力差をまざまざと感じました。 でも、「残念な」最終戦ではなかったと思っています。 チーム事情もありますが、来季チームの中心となる若手がハツラツとプレーしていた姿を見て、期待も持てました。そういう意味で、来季は本当の意味でコンサドーレ札幌の「自立」した姿が見られるのではないかと感じました。 ここで「自立」という言葉を説明しておきますが、コンサドーレに限らず、Jリーグでは「外国人」頼みという実情があります。いわゆる「助っ人」のでき次第でチームが良かったり悪かったりするケースが多々あります。 しかし、チームの中心は日本人選手であり、日本人選手の底上げがなければチーム力アップには絶対につながりません。 今季のコンサドーレも、クライトンやダビのレベルに達する選手が一人でも二人でも出てくればもっと状況は変わったと思います。 昨日のゲームでも、ダビを完全にマークされたらほとんどチャンスができなかったことでも分かります(宮澤が投入されてからはターゲットが二つになって面白そうな場面はありましたが)。 来季はチーム事情から、高年棒のベテラン選手や外国人選手が雇えないことから、若手を中心にチームを構成せざるを得ない。結果として若手が出場する機会が増え、その結果彼らの成長を見ることができるし、先の「自立」につながると期待しているからです。 選手は試合に出て成長します。それもガチンコの勝負でです。練習試合は練習試合でしかありません。本番でどれだけ自分の力を出せるかがポイントです。 昨日のゲームで鹿島の内田選手を見ていて思ったのは、すごく成長しているなぁということです。これは直近の代表戦でもそう思いましたが、彼に対しては批判的な私でしたが、最近の内田選手の成長振りには目を見張るものがあります。たった1年でこんなに変わるのかなぁと思うほどの変貌振りでした。 初代表に選ばれた頃は、「何でこんなヘタクソな守備しかできない奴を出すんだよ~」と思っていました。確かに攻撃センスやそのスピードには見るものがありましたが、守備はお粗末と言っていいほどのレベルだと思って見ていました。それが最近の代表戦や昨日のゲームでは、見違えるほどの進歩を示しています。そして、守備の安定感と合わせて攻撃も積極的になってきたような気がします。 これも試合が彼を成長させたのだと思っています(もちろん、彼の精進がそれを実現したのだとも思いますが・・・)。 そう考えると、2年後、3年後のコンサドーレの核となる選手が今の若手たちなので、彼らがJ2の試合に出ることでさらなる成長ができること=チームの成長と考えているため、「残念な」最終戦ではなかったと考えるわけです。 ちなみに私は今回の(結果としての)若返りから、3年後のJ1復帰でいいと考えています。今季のJ1も早すぎた感はあったので、無理して来年とか再来年ではなく「3年計画」でJ1復帰を目指してもらえばいいと考えています。 コンサドーレがJ1だろうが、J2だろうが、はたまた北海道リーグだろうが、コンサドーレ札幌というチームがあれば応援しますので、J1には拘泥しません(もちろん、チーム力アップを考えれば高収入のJ1が現在のベストであることは間違いありませんが)。 で、その期待の若手への期待ですが、 【上里選手】 怪我で消えた後も早く復帰をしてほしいと思っていましたが、昨日の試合を見て何でもっと早く出せなかったのかなぁと思いました。課題のディフェンスもよくなったし、フィジカルも強くなったし、何よりもリーダー(チームを引っ張る)としての自覚にあふれていました。彼のボランチはOKだと思いましたネ。何よりも左足のキャノンシュートは魅力です(他のチームからオファーが来てないかなぁ?)。 【藤田選手】 彼も怪我で出遅れ、復帰後も精彩を欠いていましたが、昨日の試合では輝きをとりもどしていたような気がします。何度も縦への突破を図っていましたし、守備でも鹿島との初戦で痛い目を合わされた新井場をかなりケアできていたと思います(もちろん新井場があまり出てこなかったこともありましたが)。また、彼にも上里同様、自覚が強く感じられました、「俺がやらなければ」という。 【岡本選手】 短い出場時間でしたが、相変わらずの存在感をアピールしていたと思います。彼の独特のリズムはドリブルや意表をつくシュートと、昔流の言い方をすれば「サムシング(Something)」を感じさせるものがあります。だから攻撃的な位置で使うととても面白いプレーヤーだと思っています。昨日は本当に短い時間でしたが、そんな期待をまた抱かせてくれる活躍振りだったと思います。 【宮澤選手】 彼も短い出場時間でしたが、彼が入ってからターゲットが二人になったことでカウンターもしやすくなったと感じました。典型的なポストプレーヤーなので、ダビとの相性もよさそうな感じがしました(とは言え、来季はダビはいないのだろうが・・・)。伊達にU19の代表に選ばれているわけではないので、彼を我慢して使い続けることがチームにとっても彼にとってもベストな選択だと思います。その意味で「若手中心」は大歓迎です。 【柴田選手】 昨日は出場はありませんでしたが、J1前半での活躍は彼の良さと悪さをはっきりと示しており、それが逆に彼に対する期待値を上げていると思っています(個人的にはですが)。彼の高さや前への強さには魅力がありますし、周りとの連携や相手FWとの駆け引きなど、課題は試合に出ることで克服できると思います。その意味で出場機会が増える(増えそうな)J2降格は彼にとって千載一遇のチャンスだと思います。後、もう少しスピードがあればいいのですが・・・。 【吉弘選手】 横浜FM戦での、スラディング・ヘッド・クリア(?)で鮮烈なデビューを飾ったと思ったら、FC東京戦(だっけ?)の目測を誤る大チョンボをしてそれ以来ベンチにも入れないという、ジェットコースターのような活躍(?)を見せていましたが、彼には来季のDFの中心として活躍してほしいと思います。彼のスピードとポリバレントな資質にはとても期待しています。でも、何であんなチョンボしたんだろう? 【西選手】 う~ん、期待はしているのですが、若手の中でもっとも出場機会が多いため、むしろアラばかり気になって、最大の欠点である「守備」と「フィジカルの弱さ」を早急に直してほしいと思います。攻撃的センスには素晴らしいものを持っていると思います。彼のトリッキーなプレーには、現在フランスで活躍している松井選手の京都時代を彷彿させるものを感じるときもありますが、いかんせんプレーが軽い。昨日の野沢の決勝点でもカバーが遅れたのは西選手だったと思います。昨日は上里選手がディフェンシブな位置をとって、西選手が前目に位置をとっていたような気もしますが、あの場面では2列目から飛び出す選手をケアするのはMF(特にボランチ)の役目で、VTRを見ると完全に後追いになっていました。また、自陣でボールを持とうとして鹿島の選手にかっさわられそうになったときは絶叫してしまいました。西谷選手が退いた後、左サイドにはったときも、ボールをキープするのはいいが、相手にせられてボールをうばわれるシーンが続出したのはいただけません。上里選手がせられても何とかファウルをもらってしのいでいたのと対極的にファウルすらもらえなかった点に大きな課題を感じています。才能がある反面、課題が多いのが西選手だと私は感じています。こうしたガラス細工のような繊細な選手は過去にもたくさんいますが、本人の努力がないと結局ガラス細工のままで終わるケースも多いようなので、彼にはぜひその才能を伸ばす努力をしてほしいと思います。 他に「石井選手」や「横野選手」や「堀田選手」や、色々書きたい選手もいますが、それはまたの機会に。 何よりも監督も決まっていないので、監督が決まらないことには戦術も決まらない、戦術も決まらなければ選手起用も決まらない、と言うことになるので、とり急ぎ、昨日の感想と今後の期待について記し、今日は終わりにしておきます。 最後に、彼ら若手に苦言というか忠告というかお願いを一つ。 昨日ジェフ千葉で途中出場で活躍した新居選手ですが、今の彼らと同様、華々しく活躍し、さぁこれからというオフに飲酒運転でコンサドーレを解雇され、今に至っています。 あの出来事=事件はファンとして残念であると同時に、無駄とは言いませんが、新居選手にとっては復帰のためにとても貴重な時間を費やしてしまったのではないかと思います。 現在のコンサドーレの若手選手にそんなことだけはしてほしくないと思っています。幸い、「しまふく寮通信」を読む限り、そんな馬鹿なことをするようには見えませんが、二十歳前後の若者ですから、私たちサポーターも暖かい目で彼らをサポートできればいいと思っています。 来季、彼ら若手のさらなる成長が見られることを期待したいと思います。その期待を持たせてくれた試合ということで、昨日の試合は「残念な」最終戦ではなかったと私は思いましたが、いかがでしょうか?
2008年05月22日
先日観戦した(参戦はしていません)名古屋戦ですが、あらためてビデオを観て気付いたことを述べたいと思います。 観た後の感想は当然「結果論」になるので、批判めいたコメントになりますが、批判めいたことを書くと反論がたくさん来そうですが、あえて(笑)書きます。 他のブログでも「フィジカルが弱い」とか色々書かれているようですが、個人的には、ボクシングのタイトルマッチでベテランチャンピオンと新進気鋭の挑戦者の戦いのような印象を持ちました(ビデオを観た後ですヨ)。 要は「技術の差」と「戦術眼の差」が得点の差に表れていたのかなぁという気がします。 開始早々、挑戦者がラッシュをかけ、ラッキーパンチでダウンを奪ったが、試合巧者のチャンピオンがその後相手のパンチを巧くいなしながら、挑戦者の不意をつくパンチでダウンを奪うと、それまでの挑戦者の勢いが衰え、2回目、3回目のダウンを奪われ、あえなく敗北。 あらためて試合を見直すと名古屋に上手くあしらわれてしまった感が非常に強いです。 色々なブログで「前半のプレーを90分間できれば・・・」という意見が多いですが、私も最初はそう思っていましたので、札幌ドームから帰る道すがら、負けたとは云え、これからに期待をしていました。 でも、前半と後半で何であんなに違うのか考えてみると、前半の前線からのプレスや中盤のチェイス等、名古屋のパス回しをコンサドーレの選手も巧くブロックしていたような感じもしましたが、局面局面では相手にボールを動かされ、それを追う形が多かったため、前半だけで体力を使い果たし、後半は息切れしてしまい、名古屋の早いパス回しに対応できなかったというのが本当のところのような気がします。おまけに後半にスピードのある杉本が入ると、DFはアップアップのようでしたね。 名古屋の個々の選手のパス回しが巧かったということでしょうか? 前半はまだついていけたのですが、後半は・・・。 ボクシングで言えば、名古屋は相手のパンチをブロックしながら、クリンチしたり、細かいパンチをボディに当てたり、相手(コンサドーレ)に徐々に徐々にダメージを与え、後半、体力が落ちてきたところでダウン(ゴール)を奪い、相手を追い詰めたという、そんな印象を受けました。 そういう意味では、「技術の差」がコンサドーレの選手の体力を奪ったことと、90分という長丁場で試合を組み立てた名古屋の「戦術眼の差」が勝敗を分けたような気がします。 結果論になりますが、頑張っていたと思った前半も、よく見ると点差ほどに力の差は無く、むしろ名古屋の方が落ち着いてゲームを進めていたなぁとビデオを観てあらためて感じました。2位と17位の差でしょうか? そういう意味では、補強はFWではなくボランチだよなぁと強く感じます。 クライトン一人ではチーム全体のラインを押し上げるのは難しいかも? もう一人クライトンレベルの選手がボランチにいれば、左右のDFも上がれるし、クライトンがバイタルエリアで勝負にいけるのですが、今のように上がったり下がったりでは、いくら「不死身の」クライトンでも無理でしょう。しかも、ホットラインのトップのダビを押さえられたらアウトですものね。 宮澤選手のゴールもダビがつぶれてうまくゴール前にスペースができて生まれたゴールですからね。もちろん、宮澤選手のシュート自体はすばらしいものでしたが・・・。 芳賀選手の頑張り=ハードワークには頭が下がりますが、その頑張りのほとんどはディフェンスでの頑張りなので、芳賀選手の頑張りが注目を浴びるうちは苦しい試合をしていることを証明するようなものなので、勝ち味のうすい試合展開ということになるでしょうか? 芳賀選手がクライトン並みに前で活躍できれば、逆の試合展開になるのですが・・・。 いずれにしても「無い袖は触れない」訳ですから、選手一人ひとりが自分の弱点を中断期間に修正して、チームの中で機能できるよう頑張ってほしいと思います。チームとして形にはなってきていると思います。もう少し熟成したコンサドーレ札幌を次の試合では見たいと思っています。
2008年04月29日
新潟戦のダビィの退場はお粗末でした。 相手の挑発に乗って、しかも頭を出したつもりが、相手の巧妙な?対応で、結果として頭づきとなり、それが審判の目の前と来れば、申し開きはできないでしょうね。 2試合の出場停止でよしとすべきでしょうか。 でも、ブラジルの選手が皆「マリーシア」を身につけている訳ではないことを知りました。 「マリーシア=狡賢さ」とかと云う意味のようですが、ダビィは相手の術中にはまった、つまり相手の「マリーシア」に負けたということでしょうか? 個人的には、今回のことでダビィが好きになりました(結構「純」?)が、長いJ1を戦う上で相手との駆け引きをもっと身につけてほしいと云うのが本音です。 以前、イタリア・セリエAのジュベニールの練習風景をTVで見たとき、コーチが相手を背負ってボールをキープする場面で、「もっと手を挙げろ! 肘を挙げろ!」と怒鳴っていたのを見て驚いたことを思い出します。 腕または肘を挙げることで相手にボールをとりづらくさせることが目的のようですが、日本じゃ、まぁ教えないですよね。 ジュベニールって、U12くらいですか? ガキにそんなことを教えるのかと驚いた記憶があります。 確かにそうした「ズルさ」って、私も高校時代に経験(した側)ありますが、周りの評価は・・・。 審判が私の左側、私は右側にドリブルする相手選手と併走。 私がしたことは、相手選手の左手を右手で握り締め、手と手をつないで走り、シュートしようとした瞬間、相手の左手を引っ張りました。もちろん手に手をとって走っている訳ですから、私の反則は審判には分からなかったと思います。 当然、相手は体勢をくずし、ミスキック。 当時、自分ではしてやったりという気分でしたが、味方選手たちの反応は・・・。 それ以来、そんな「悪いこと」はしていません(笑)。 それが日本のサッカー、日本人の精神性かなぁと思います。いいか、悪いかは別にして。 ダビィが逆で「安心?」しました(笑)。
2008年04月15日
試合を観戦していて、正直あまりハラハラドキドキしなかったのは何故だろうと考えてみると、やはり守備の安定感が前節とは違っていたことにあるかもしれません。 曽田の不調、西嶋の故障から、若手中心で臨んだ試合でしたが、案ずるより生むがやすしのたとえ通り、みんな頑張っていたと思います。 4人の持ち味を出して、要所要所で競り負けることなく、後半立ち上がりのセットプレーからの1失点でしのげたのが勝因の一つでした。 柴田の高さ、吉弘のスピード、坪内・平岡の攻撃参加等々、ジュビロのまずい攻めにも助けられましたが、全体的には良かったのではないかと思います。 また、攻撃に関しては、中山の負傷退場後、クライトンを前に上げて、ボランチに守備に強いマーカスが入ってからボールが回り始め、得点につながったと思います。災い転じて福となすと言ったところでしょうか? ホームページによると、大分ひどいようですが、中山選手には今まで身体を酷使した分、肉体的にも、精神的にもリフレッシュする機会と考え、焦らず復帰してほしいものです。 しかし、ダビのパワーはすごかったですね。彼がいるといないとではチームのポテンシャルが全然違ってきます。 1点目はもちろん、2点目も彼のシュートのこぼれ玉を柴田が押し込んだ訳ですから、ほぼダビの得点と言ってもいいでしょう。 また、縦の突破は迫力以上に、ジュビロには驚異と捉えられていたと思います。 結果、前節のコンサドーレのようにDFラインがこわがって、ラインを下げてしまい、結果として中盤のスペースを活かすことができていたと思います。 完全移籍でダビを獲得して良かった、良かった。レンタルだったら、エメルソンの二の舞になるところでした。 ただ、選手個々で見ると、西のフィジカルの弱さ(後ろ向きでボールを受けると相手のプレッシャーに負けて後ろにドリブルして、結果としてバックパスしてしまう等々)やマーカスのプレー・スピードの遅さ(足元もあまり上手ではない?)が気になりました。 でも、西の特徴=良さは攻撃のときのトリッキーなプレーですし、マーカスの守備の強さはピンチの目をつんでくれてましたので、良さも出ていたと思いますが・・・。 いずれにしても枚数的には1枚足りないのは事実のようで、クライトンレベルの選手がもう一人いるとかなりいいチームになると思うのですが・・・。 そういう意味では、ノナトについてはそろそろ判断してもいい時期かもしれません。推定年俸2500万あれば、クライトンレベルの選手を探せると思うのですがいかがでしょうね? もちろん、本当はKリーグ得点王の片鱗を出してくれれば問題はない訳ですが・・・。
2008年04月07日
残念ながら、先日のFC東京戦は負けてしまいましたが、敗戦以上に、選手個々の気持ちの弱さにちょっとがっかりしました。 ファンとしては、次で頑張れと言いたいところですが、コンサドーレの持ち味であるDFがあれでは、いくらクライトンやチョン・ヨンデ、芳賀が頑張っても苦しいですよね。 まず失点シーンですが、曽田の対応のまずさ=甘さが気になりました。4人のDFラインの間にボールを入れられることは仕方ないとして、カボレとの1対1の競り合いは淡白過ぎました。ファウルをとられることを気にしたのかもしれませんし、ひょっとしたら右サイドからしぼった坪内に対応をまかせようとしたのかもしれませんが、その坪内も身体でとめようという風でもなかったので、カボレに先制点=決勝点を献上することになりました。 川崎F戦もそうですが、相手にしてみれば、コンサドーレの4バックの間を狙うのは定石です。これからもどんどん狙われるでしょう。 それでも怖がらずにラインを上げなければ攻撃ができないのですが、残念ながら、失点後は怖がってラインを上げられず、苦し紛れにロングボールを前に入れてはセカンドボールを奪われるという悪循環でした。 砂川を入れ、かつ曽田を下げて、クライトンをボランチにし、左サイドをチョン・ヨンデにしてからボールをつなげるようになり、大分攻勢に転じることができましたが、残念ながら同点にまでは至りませんでした。 前半、FWのクライトンが何度上を見上げて嘆息していたか、ボールがつながらなければ何ともしようがありません。 後半になって1点を追いかけ、キャプテンの芳賀が必死になってボールを追い、チョン・ヨンデが顔をゆがめながら左サイドを駆け上がっている姿が痛々しく感じたのは私だけでしょうか? ファンとしては、次には頑張ってほしいと思いますが、何よりも選手一人ひとりがこの試合で何が駄目だったのかをしっかり認識してほしいと思います、特に若手の選手には。 FC東京の敗戦は、一番は気持ちだったと思います。ひとつになっていなかった。臆病になった選手が何人かいた結果だと思います。 イーブンのボールに対しては、技術や体力ではなく、最後は気持ちです。半歩先にボールに触ることで自分たちのボールにすることができます。 私は「精神論」を振り回すのは嫌いですが、ここという時は気持ちが入っているか否かだと思います。 DFについては、ひょっとしたら次節大改造があるかもしれませんが、気持ちで負けるような選手ではJ1は戦えません。 ところで、ノナトがJ1デビューでしたが、コンディションがあれでは使えないかも? 右サイドでボールを受けて、ミスキックでゴールキックにしたシーンがありましたが、私たちのような年寄りがよくするミスキックと同じです。立ち足が突っ張っていて、腰が回らないんですね。センターリングでもしようと思ったのだと思いますが、腰が回らないので右足のアウトにかすって、とんでもない方向にボールは行ってしまいました。あれでは試合以前かもしれません。アルセウの後釜のクライトンがいいだけに、目を覆うようなプレイでした。次にJ1のピッチでプレイを見る機会があるかどうか分かりませんが、もっと身体を絞らないと難しいのではないかと思います。 鹿島戦の惨敗、横浜FM戦の惜敗、そして柏との引き分けを挟んで、初勝利! しかし、川崎F戦の敗戦でDFが臆病になったのが、今回の敗戦につながってしまいました。力の差はありません、要は気持ちです。 次節は、今節の失敗=臆病さだけは払拭してほしいと思います。負けてもいいです。「頑張ったね」と言える試合をしてほしいと思っています。
2008年03月24日
これから用事があるため、今日も禁を破って、オンタイムに書き込みをします(笑)。
Jリーグの「登録選手 追加・変更・抹消のお知らせ」によると、3月21日付で、U18のGK曵地裕哉くんが、今年も2種登録でJリーグ登録された模様。 2種登録というのがよく分からず、調べたところ、 「2種登録選手とは、日本サッカー協会第2種チーム(要はユース)に所属しながら、Jリーグの公式戦に出場することを認められたサッカー選手のこと」だそうです。 「Jリーグの公式戦に出場できるのは、原則としてJリーグクラブの第1種チーム(トップチーム・サテライトチーム)に登録された選手に限られる。しかし例外として、同一クラブの第2種チーム(ユースチーム)に登録されている選手であっても、所定の手続きを経て「第2種トップ可」としてJリーグに登録することで出場が可能となる。なお、原則としてトップチームへの登録は1チーム5人までとなっている。(サテライトについては人数の制限なし)」(以上、「 」内は、Wikipediaからの引用) 昨年に引き続いての登録。今後が期待されます。 ところで、HFCのホームページのU18の選手紹介ページに「横野純貴」選手がいるんですが、別人?じゃないよね。まだ更新されていないのかしらん? もしそうだとしたらヒドクない? 手が回らないのなら、それなりのコメントを入れておくくらいしてもいいとは思うのだけど? もし横野選手本人が見たら複雑かも? 24日の「vs札幌大学」の練習試合でも2得点と頑張っているのに・・・。
2008年03月24日
速報では、試合開始早々に失点してしまい、どうなることやらと心配していましたが、後半、鄭 容臺選手のミドルシュートと、西嶋選手のヘディングシュートで逆転。ナビスコ杯とは言え、J1チーム相手の初勝利! おめでとうございます。 実際に観戦していないので、細かいことは分かりませんが、ゲーム記録を見る限り、サイドから攻めていたことは数字からは推測できます。 色々覗いた中では、今回の相手チームである「川崎フロンターレ」のものが一番分かりやすいかも? アドレスはこちら↓ http://www.frontale.co.jp/goto_game/2008/yamazaki_nabisco/02.html コーナーキックを前半4本、後半3本、合計7本奪っていますが、オフサイドは0。推測ですが、縦に裏をねらったパスで攻めたというよりは、サイドからえぐるような攻撃だったのかなぁと想像しますが、どうだったのでしょう? 数字の見方、間違えているかなぁ? いずれにしても、結果が出てよかったです。 勝てばスポーツニュースでも選手たちの雄姿を見ることもできますし、Jリーグ公式サイトでも、今日のトップ画面に鄭 容臺選手と芳賀選手の熱い?抱擁シーンを見ることもできます。 アドレスはこちら↓ http://www.j-league.or.jp/ 上記だとコピペできないので、下記参照のこと。 http://www.j-league.or.jp/yncup/ また、Photo&Videoにも、西嶋選手のゴール後の万歳ダッシュの映像を見ることができます。 アドレスはこちら↓ http://www.j-league.or.jp/pv/p/00002755.html こうした映像は、時間がたつと消えてしまいますので、コピペしたい方はお早めに。 勝てばこうしたいい思い?をすることができるんですね。よかった、よかった。 ナビスコ杯とは言え、勝利したことが選手にも自信につながったことと思います。また気持ちを切り替えて、次戦以降にこの自信をつなげていってほしいと思います。
2008年03月20日
以前、連続して書き込みをしたら怒られてしまったので、夜遅くに書き込みをすることを宣言したはいいけど、私は「シンデレラ・ボーイ」と呼ばれているため、深夜12時を回ると・・・になってしまうので、ついつい、書き込みの頻度が下がってしまって・・・。 ということで、久しぶりの書き込みです。 鹿島に完敗してから、先日の横浜FM戦の惜敗、そしてナビスコ杯初戦の柏との引き分けと、徐々にチームとして形をなしつつあるような気がします。 この間の横浜FM戦後、カミさんとは85分まで勝てそうなところまできているんだから、次戦は86分、その次は87分と、5試合目には初勝利を獲得できるのではと冗談を言って慰めあっていましたが、なんのなんの、コンサドーレの「堅守」が少しずつ戻ってきたような気がします。 正直、曽田選手がおらず、横浜FM戦のDFに不安を感じながら「観戦」しておりましたが、殊の外、吉弘・平岡のセンターバック、右サイドの坪内が頑張っている姿を見て、安心しました。 浦和との初戦でゴールをあげた小宮山を冷静に抑えただけでなく、パスこそ通りませんでしたが、ここぞという時の坪内の上がりにも感心しました。 個々の選手の力が、他のJ1チームに比べて“非力”であることは認めますが、個々の力が連動して一つになるとパワーが生まれることを実感した次第です。 この調子だと、23日あたりに「初勝利」なんてこともあるかも? 曽田やノナト、西谷と言った故障組が戻ってくれば、選手層も厚くなるし、もっとパワーをもっともっと一つにできるんじゃないかなぁと思います。 ところで、コンサドーレとちょうど反対の状況なのが浦和レッズなんでしょうね、きっと。 選手一人ひとりを見たら、本当にすごいチームだと思うのですが、「1+1+・・・=11」になっていないのが今の浦和かもしれません。 日本代表組がいなくても十分圧倒できるだけの選手を擁しながら、結局は負けてしまったのは、選手一人ひとりが「疑心暗鬼」になりながら、手探りでいるからではないかと思います。 現代サッカーでもっとも重要なのは「スピード」です。考えながらプレイしていたら、間違いなく相手にボールをかっさわれてしまいます。考えることと身体がシンクロしていないとそのスピードについていけないはずです。そして、考えることとプレイがシンクロした選手同士が連動しないと、なかなか得点は生まれません。それと反対の悪循環に陥っているがレッズなのかもしれませんね。 レッズの苦境を見るにつけ、反面教師として考えると、今のコンサドーレには、明るい未来が、必ずや近い将来訪れるような気がしますが、いかがでしょう?
最後にコンサドーレに関する情報です。 HFCのホームページではまだオープンになっていないようですが、今日の新聞の折込に、新札幌サンピアザで3月30日に行われる予定の「Spring Event」についてアナウンスがありましたので、以下にお知らせします。エリアが限定だとか、見逃している等々、チラシを見ていない方もいらっしゃるかもしれないので、念のために。 日時:2008年3月30日(日) 15:00~18:00 場所:(新札幌)サンピアザ1F光の広場 内容:1st Stage ドーレくんダンスショー 2nd Stage コンサドーレ選手トークショー(ゲスト:大塚真司) 3rd Stage コンサドーレ札幌 チーム強化基金チャリティオークション 4th Stage 大型スクリーン パブリックビューイング (J1第3節 vs柏レイソル戦) 詳しくは、下図を参照してください(見にくかったらごめんなさい)
2008年03月15日
色々考えると、なかなか寝付けません(笑)。
で、明日の両チームのスタメンを考えてみました。
選手がどうマッチアップするのかも、楽しみです。
<横浜FM>
榎本
栗原 中澤 田中裕
山瀬 松田
田中隼 小宮山
ロペス
大島 坂田
ダヴィ 中山
西 藤田
クライトン 芳賀
西嶋 吉弘 平岡 坪内
佐藤
<コンサドーレ札幌>
こんな感じかなぁ?
そうすると、横浜の田中隼と西(砂川)・西嶋のマッチアップや、藤田vs小宮山も面白そう。
でも、いちばん注意しなければならないのは、2列目、3列目からの上がり。
特にロペスと山瀬、攻め上がりが大好きな松田をコンサドーレのトップ二人とボランチがどれくらいケアできるかがポイントになるかもしれません。
あと、個人的には好き(明日は嫌い)な坂田のスピードにコンサドーレのDF陣が対応できるかも、大きなポイントになるかなぁ?
流れからの攻め、セットプレイ、いずれにしても守る時間がかなり長くなるとは思いますが、昨年までの「堅守速攻」で横浜に一泡ふかせてもらいたいものです。勝利は十分可能です。後はどこまで我慢できるかにかかっていますが、私たちが後押しすれば、たぶん、否、必ずや勝利できると信じています。
あ~、支離滅裂になってきた・・・。もうこれくらいにしておこう~っと。
2008年03月07日
今日は禁を破って、早い時間に投稿します(笑)。
いよいよ、明日Jリーグが開幕します。 期待と不安と興奮と・・・。 ところで、先発がほぼ確定したとスポーツ報知が報じておりましたが、どうでしょうか? アドレス:http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20080307-OHT1T00092.htm 要は、 ダビ ← ポストプレーができるかなぁ? クライトン ← 面白そう! 砂川 ← どっちかなぁ? 西 ← どっち? (岡本) (藤田) 芳賀 マーカス ← ほぼ決まり? 西嶋 坪内 平岡 鄭 ← センターが・・・? 佐藤 ← 当たってほしいなぁ! サブがFWに中山と石井、MFに岡本、藤田、DFに吉弘、池内、GKは高原かな? 誰をサブに入れるかで、「勝ち」に行くか「引き分けねらい」かが分かるかも? 三浦監督も結構曲者なので、「勝ちに行く」とは言いつつ、本音は隠していると思います。 期待している方には申し訳ありませんが、個人的にはコンサドーレがアントラーズに勝つ可能性はかなり低いと思います。とは言え、絶対に負けないことが必要ですが、三浦監督はどう考えているのでしょう? ひょっとしたら本当に「勝ちに行く」のかも? 確かに勝負に絶対はありませんし、前後半の立ち上がり10~15分にヘタを打たなければ、コンサドーレにもチャンスが出て来るはず。もし、逆にコンサドーレがリードしたら、鹿島にも焦りが出てくるはずなので、我がコンサドーレに勝利の目はあると思いますが・・・。
【追記】 ちなみにtotoでは、私はコンサドーレの「勝ち」に入れていますが、ギャンブルでしょうか? toto自体がギャンブルか? でも、コンサドーレの「勝ち」の可能性はあると思うのですが・・・。
プロフィール
サッカー歴は古いです。 中学でサッカーを始め、中学時代にメキシコ・オリンピックの日本の銅メダルを目の当たりにし、メキシコW杯の「イタリアvs西ドイツ」戦に感涙し、高校までサッカーをしていましたが、心だけは今でも現役です(笑)。 ちなみに湘南ベルマーレ監督や全日本女子代表監督を歴任した上田栄治さんは高校時代の1年先輩。彼は一流でしたが、ご一緒した経験もあります(他人のふんどしでものを語ってどうするっ…爆)。 コンサドーレ札幌との関わりは、北海道・札幌移住後のコンサ誕生以来。 エメルソンの移籍騒ぎのときに、市民株主(1株ですが)となりました(結局エメは逝ってしまったが)。 昨今は、元コンサドーレ出身の選手の活躍を見るたびに、死んだ子の歳を数えるような機会が多くなり、自分の年齢を今さらながら実感しています。 ただ、コンサドーレ札幌を愛する気持ちは、昔も今も変わりません!
最新のエントリー
コメント
検索