2008年02月05日
今季の経営安定を目指し、コンサドーレ札幌の入場者数増を企図し(笑)、これから無い知恵を絞ってみようかなぁと思います。 とは云え、HFCの職員でもない、通りすがりのあかの他人ですから、経営実態なんて詳細は分かりません。よって、ウェブサイト上で得られる情報を駆使し(?)、少し考えてみたいと思います。 まず、今季の決算状況について。 こういうときは道新が一番。
07年は黒字転換の見通し HFCが定例取締役会(01/25 10:31) 札幌を運営する北海道フットボールクラブ(HFC)は24日、定例取締役会を開き、2007年12月期決算で数十万円単位の黒字が計上でき、2期連続の赤字を免れる見通しであると報告した。 06年12月期は1億5600万円の赤字だった。黒字転換見込みの要因は入場料収入の増加。J1昇格が懸かった昨年11月18日と12月1日のホームゲームで合わせて約6万人の観客を動員、約9千万円の収入を得たことが大きかった。ただ現在、売掛金や買掛金などの確認を行っており、場合によっては赤字の可能性があることも示した。 以下略 記事のアドレス:http://www.hokkaido-np.co.jp/news/consadole/72406.html
注目したいのは、11月18日と12月1日の2試合で集まったサポーターの入場料収入で、約9千万円の収入を得たくだりです。 1試合3万人として、約4千5百万円の収入を得られたということになりますよね。ということは、1試合1万人で1千5百万円くらいの売り上げということになるんですよね? では、過去の入場者数は? ということで、こういうときこそWikipedia(笑)。早速調べてみると以下のようになります。
年度 ディビジョン 試合数 年間入場者数 1試合平均
1996年 JFL 15 83,000 5,533
1997年 JFL 15 153,181 10,212
1998年 J 17 203,195 11,953
1999年 J2 18 197,752 10,986
2000年 J2 20 258,206 12,910
2001年 J1 15 333,425 22,228
2002年 J1 15 287,098 19,140
2003年 J2 22 236,861 10,766
2004年 J2 22 208,241 9,466
2005年 J2 22 244,935 11,133
2006年 J2 24 251,476 10,478
2007年 J2 24 290,676 12,112
別の毎日新聞の記事では、「07年度決算は、広告収入は予算を下回ったが、観客動員数が前年よりも1試合あたり2000人多い1万2100人と伸びたため、数十万円程度の黒字の見通しとなった。」とのことです。 記事のアドレス:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080125-00000020-mailo-hok&kz=hok 「06年12月期は1億5600万円の赤字」だったのが、1試合平均1,634人、合計39,200人増やすことで「数十万円程度の黒字の見通し」になるそうですから、約4万人増えたことで約1億6千万円程度の売り上げ増につながったと見ることはできそうです。一人あたりだと4千円くらいの売上増の見当になるのでしょうか? もちろん、この数字は見かけ上の数字での話ですので、実際の売掛金や買掛金、そして広告収入やグッズ販売等の、入場者売上以外の売上の比較等ができればベストですが、上記数字を元に入場者数だけでシミュレーションしてみると、1試合あたりの目標人数や試合毎(浦和や新潟はアウェイでも来ますよね)の目標人数をはじき出せるのかなぁと思ったりします。 実は、私はおっちょこちょいなところがあるので、もし数字の見方でおかしなところがあったら、コメントお待ちしています。 次回は、J1日程、ナビスコカップ日程も考えて、目標人数をはじき出してみたいと思います(あ~ぁ、疲れた)。
【追記】 先日、とあるブログの記事にコメントをしたところ、私のことをご存知の方のようで、それで誰だかも分からずドキドキしています。 「多分なんですが、あなたを私は知っています(笑)。この広大なネット社会で、まあ、なんという偶然というか縁があるというか。」とのこと。 どなたなのか、私のブログにリンクしてありますので、いつか分かるときが来るのでしょうか? 「縁は異なもの」とはよく言ったものです。
プロフィール
サッカー歴は古いです。 中学でサッカーを始め、中学時代にメキシコ・オリンピックの日本の銅メダルを目の当たりにし、メキシコW杯の「イタリアvs西ドイツ」戦に感涙し、高校までサッカーをしていましたが、心だけは今でも現役です(笑)。 ちなみに湘南ベルマーレ監督や全日本女子代表監督を歴任した上田栄治さんは高校時代の1年先輩。彼は一流でしたが、ご一緒した経験もあります(他人のふんどしでものを語ってどうするっ…爆)。 コンサドーレ札幌との関わりは、北海道・札幌移住後のコンサ誕生以来。 エメルソンの移籍騒ぎのときに、市民株主(1株ですが)となりました(結局エメは逝ってしまったが)。 昨今は、元コンサドーレ出身の選手の活躍を見るたびに、死んだ子の歳を数えるような機会が多くなり、自分の年齢を今さらながら実感しています。 ただ、コンサドーレ札幌を愛する気持ちは、昔も今も変わりません!
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