ヴェルディ戦(その1)

2006年04月29日

ここはいわゆる”ヌルサポ”の館です。現在、前半30分まで見ました。掲示板等では『力負け』『ヴェルディは強い』『コンサにやる気がない』あげくのはてに『昇格できない』。私の意見としては、”どれも当てはまりません”。ただ、試合前には書きませんでしたが、ボコボコにできる要素がたくさん有っただけに、結果は正直ショックです。せめて、シュート数が倍以上になると思ってました。それにしても、昇格が出来ないと言い切っちゃっている人は、試合をどういう分析して、力関係をどう測ったかを聞いてみたいです。でも、ここには書かなくていいです。

まず、コンサの方が”入り”が悪いですね。

①本来コンサがやるべきDFラインへのチェイシングを逆にやられてます。DFラインが慌てている為、中盤の選手が下がっています。なので、ボールを奪っても、縦へのスピードに欠けていたり、ロングフィードの着地点に選手がいなくて、セカンドボールが拾えなかったりしました。また、相手の攻撃のビルドアップへのチェイシングが弱いです。ロングフィードを相手に取らせて、そこからチェイシングするのもひとつの守備の起点なんですが・・・。とにかく慌てるな。これにつきますね。もう一つ、ロングフィードが短い。裏へ放り込まなければ・・・。これも押し込まれた理由の一つですね。ベルディは攻撃に人数かけるチームなのはわかりましたんで、次はなんとでもなるような気がします。柏も東京も”飛車角抜きなのに”との声が多くありますが、彼らが出てきてもメリット・デメリットは同じくらいだと思ってます。どっちに転ぶかはコンサ次第でしょう。

②スカパーで前園さんが言っていた”FWは前線に起点を作らなければだめですね”を解説すると、砂川君がポジションチェンジで左右に切れた場合、FWのどちらかがポストに下がってこなければならないという事です。せっかく攻め込んでも、真ん中に人がいないので苦しい攻撃が続いてました。前のエントリー”ポゼッションサッカー”で6角形の話をしましたが、真ん中が抜けると3角形が一つもできません。よってパスコースが断定されてカットされたり、パスコースを遮られて苦し紛れにロングフィードを放ってました。

この辺を修正すればいいんじゃないですか。

ここは”ヌルサポ”の館です。何試合かの結果を見て、昇格をあきらめたりは絶対しません。なにが悪かったかを冷静に分析して、ショックを受けたサポには落ち着きを取り戻して貰って、できれば選手達に伝えられればいいかなと思っています。多分、彼らはサポが思うほど”力”で負けたとは思っていませんよ、きっと・・・。

時間の関係で30分までの反省点で今日は終了します。続きも”出来れば”やりますんで、よろしくお願いします。この段階では決定力もなにもなかったですね。これから、何やらかしたか見てみます。

あくまで、素人の私見です。あしからず。


post by z-press

22:20

GAME コメント(10)

この記事に対するコメント一覧

ropeiro

Re:ヴェルディ戦(その1)

2006-04-30 08:01

前線の起点とは、つまりバジーリオが35分で交代するまでの役割を考えていいですか。 一方、コンサは芳賀にボールが集まって、サイドばかりの攻撃でしたけど。 西が丘に昨日行っていたのですが、前半はヴェルディにとっては風上でした。全体的には緩やかでしたが、時折強めの風が吹いていました。

ykk

Re:ヴェルディ戦(その1)

2006-04-30 10:32

ポゼッションサッカーがこの試合で何かわかるとおもったんですが?期待していましたが今回は?

z-press

Re:ヴェルディ戦(その1)

2006-04-30 12:32

ykkさん・・・ちょっと難しい試合になってしまいましたね。おそらく、こうなった理由は明白なんですけど、それにしても克服しなければならない問題だと思います。ベルディは強くないと感じました。ブログの皆様の中にもヴェルディの弱点を見つけた人は結構いらっしゃいますもんね。そのじゃくてんをつく前に自滅した感じです。

ykk

Re:ヴェルディ戦(その1)

2006-04-30 13:01

相手が強いとか弱いと判断する前に今のコンサには、改善しなければならないことがあるのではないのでしょうか?

z-press

Re:ヴェルディ戦(その1)

2006-04-30 17:32

ykkさん、・・・改善は当然のことですし、今回のエントリーも改善をテーマに立ち上げたつもりです。逆に具体的にどういう改善をすればいいのでしょうか?ただし、選手の入れ替えという話でしたら、違う所でやっていただきたいです。5段階計画から経営の話まで遡らなければ、いけないので・・・。はっきり言ってその手の話は掲示板で食傷気味です。

ykk

Re:ヴェルディ戦(その1)

2006-05-01 00:00

今いる選手を入れ替えるとの件は私も反対です。現在いる選手の中で考えないといけないと思います。まず第一に開幕前にあれだけ評判の良かった選手がシーズンが始まると別人のようなプレーです。z-pressさんも経験があると思いますが本番で実力を出し切ることのできない人間と本番で実力以上の力を出す選手が存在する事はご存知だと思います。個人の技術向上は当たり前としても、いろいろなところで選書を変えろとか戦う気持ちを出せとかいてありますが半分正解半分間違いだと個人的には思います。今、フロントを含め首脳陣の行うことは柳下さんの行う突き放した対応ではなくもう一度戦う気持ちのある選手をチームの中心に据えることです。それが誰かは私にはわかりませんが、そうする事で勝つサッカーをすることがたいせつです。具体的には今の智樹ではダメです。おそらく負けた試合では殆ど智樹は消えているはずです。ゲームを作るのはボランチとトップ下が中心となるはずですが、智樹は技術があるのに相手によって出来が違いすぎる、さらにアイデアがない、勝つためのサッカーは基本に忠実でありながら想像力のあるプレーが最高だとおもいますが今のコンサには、意外性のあるプレーができていない。出てくる選手で抑える方法が明白なプレイヤーばかりです。意外性は相川のスカシュートぐらいフッキ頼みのチームになってしまっています。 長期的な方向性は別として、勝てるサッカーをする為に、もっとフッキを生かす試合をしなければ選手が自身を失ったまま1年過ごすことになります。 ポゼッションサッカーにしろアクションサッカーをやるにしろ方法論も大切ですが、早いパス回しでシンプルに早くフッキにボールを回すことで相手チームが3人がかりでとめられる前にプレーをさせることが大切だと思います。又、必要な事は、フッキのサポート役です。本当の意味で誰もフッキにサポートに言っていないとおもいます。それが智樹か砂川かそれ以外かわかりませんが 勝つことにより自信を付ける選手がいるかも知れません。個人的には去年の上里のプレーがきにいっていたのですが今の状態はわかりませんので.. 素人が勝手に書いたことですからあまり気にしないで下さい

z-press

Re:ヴェルディ戦(その1)

2006-05-01 09:30

なるほど、言いたいことはよくわかります。でも、今の段階で勝つことを第一義にするのは反対です。たいがいの人は”結果”を求め、現況を怒りますが、リーグ戦の結果は90分ではなく48試合です。 私の求める結果はもっと長いです。3年、4年で結果をだしてくれれば・・・。結果というのは単純に勝ち点を数えることではなく、観客動員数が増える事です。もちろん、それには勝つことも必要です。コンサのサポは結果のみを追い求める人が多すぎて、J1中位に長い間、位置した時に耐えられるのか?不安です。J2で昇格争いした時の方が観客が入っていたなんてことにならなければいいけど・・。プロである以上、もっと他に楽しみ方があると思います。アマチュアは勝つこと以外に”存在意義”がないです。試合自体がスペクタルになると”負けてもおもしろい”試合が発生します。そうなると新しい観客がたくさん入ってきます。その上で勝てば最高です。 われわれにとって不幸なのは、未だに過去を捨てきれない事、コンサは本当は強いんだと思い込んでいることです。悔しいけど、違います。われわれのチームは2004年にリスタートしたチームで草津や徳島となんらかわらぬ意識を持つ事が必要なんです。限られた予算の中で我慢強くチームが強くなることを見ていく楽しさを味わって欲しい。だから一生懸命、勉強して他の人とも気持ちの共有できるブログを書いてます。 最終的な目標は”選手にコンサのサポじゃなければイヤだ”と言わせてみたい。そんなサポになるための”こやし”になりたいですね。

birrla

Re:ヴェルディ戦(その1)

2006-05-01 10:01

こんにちは(^o^)丿 ヌルサポの一人です。 >昇格が出来ないと言い切っちゃっている人は、試合をどういう分析して、力関係をどう測ったかを聞いてみたいです。でも、ここには書かなくていいです。 z-pressさんのおっしゃりたい事よーーーく分かります。 強かった頃のコンサはバブルだったのかな? プライドなんか既にJ2最下位でズタズタになっているんだから、 選手たちにはいつでも挑戦者のような気持ちで臨んで欲しいと思います。 >”選手にコンサのサポじゃなければイヤだ”と言わせてみたい。 これは凄く努力が要ることだと思います。私たちが冷静に試合を観て、 選手やチームを理解して愛さないとダメかなぁ。 でも、こんな風になったら本望ですよね(@▽@)

ykk

Re:ヴェルディ戦(その1)

2006-05-01 23:30

試合自体がスペクタルになると”負けてもおもしろい”試合が発生します。そうなると新しい観客がたくさん入ってきます。その上で勝てば最高です 今のコンサの試合は面白くありません。 特に負け試合は結果だけを求めているつもりはないのですが点数を取る気持ちが感じられません だからいっそう過激な意見が出ますし、客も絶対に入りませんし増えません。 限られた予算の中で我慢強くチームが強くなることを見ていく楽しさを味わって欲しい。 自信をなくした選手個々の技術の向上はありえないし チームが強くなることはありません。 チームが強くなるためには、チームの戦術を完全に理解したうえで自信を持ってプレーする事が大切です。 しかも他のチームに勝つ、他のチームメイトに勝つとの負けず嫌いの気持ちがないと個々の技術は向上しません。今のレギュラー選手は何故先発レギュラーなのか理解していないとおもいます。 その中でJ1のレベルを知っている西谷と生まれつきの闘将のフッキが強い気持ちを持って戦っています。 今年のスローガン 闘 はどこへ行った。 いまのコンサのスローガンは失敗を恐れる 逃 です。このままでほ 淘 になります。 J3がないからJ2のままですが 本来なら一昨年にJ2落ちしているチームです。ですが愛媛にあんな負け方をしているのでは、闘 のスローガンが泣きます。 結果は度外視しても戦う気持ちを全面に出したサッカーをしないと客も増えません。見ても面白い試合になりません。

z-press

Re:ヴェルディ戦(その1)

2006-05-02 00:00

選手は自信をなくしていませんよ。大丈夫です。もう少し待ってみたらどうです。後半戦には自分の言っている意味がわかりますから・・。 私は第1クールを見て楽観してます。思ったよりやってくれたと感じてます。シュート数最多。被シュート数最少は開幕前のエントリーで予想したとおりです。それで、この成績は納得いかないところでしょうが、必ず修正可能です。

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