遅ればせながら(愛媛戦)

2006年03月24日

今年は書くのが難しい。去年はコンサが何をやりたくて、どこまで進んだか理解したいたつもりなので、”こうなるだろう”という予想がついたんですけど・・。今年は去年とは”テーマ”が違うと思うんですよね。前にも書いたように新戦力が入って新しいオプションの”ポゼッションサッカー”の完成を目指していると自分では思ってているのですが、肝心のヤンツーから具体的なコメントがでないので確信をもてません。ただ、うちの選手もですが、あのジュビロの一流選手から信頼がある監督のやることはやっぱ信じるしかない。

愛媛戦についてはうちの出来は一人一人悪かったと思います。なので語ることもないですが、愛媛の戦術はいままでのチームとはちょっと違うものでした。前線からの守備がひとつのポイントであるうちの守備もDFラインから躊躇せずにロングフィードで放り込まれたら、前の3人の守備もいっぺんに吹っ飛ばされる。しかも、愛媛はやたら運動量が多く、落下地点でセカンドボールを拾われてしまいました。結果的にゴールされた場面はそれとは全然関係ない形でやられましたが、”内容”を考えると運動量で負けないでセカンドボールを拾えないと厳しい試合になりますよね。

あの時点で私は当然、ロングボールでやり返してDFラインを下げさせて、落下地点にプレスかなと思ってました。または、前線からの守備をやめさせて少し引いてセカンドボールを奪う選択もあったはずです。しかしながら選択したのはまたもや”アクション&ポゼッション”。なにか意図があるのかないのか。監督の指示なのか選手の選択なのか。私はおそらく後者だと思うんです。多分、選手の自主性を求めているんではでないだろうかと感じています。苦しい試合の中で戦局を自分たちで打開できるメンタル。48試合のなかではこれが最も大切になります。自分は公式戦という最大の教育の場で何かを感じさせているような気がします。そして目指しているのは対J1。J1ではありえない戦術をあえて無視して、自分達のサッカーをやり続けているように見えます。

去年からJ1チームやJ1型のチームにはやたら相性がいい。ただし、バリバリのJ2のチームに対しても形を変えないです。あえて”その場その場の勝つ戦術”を選ばないで”本物の強さ”を追求しているのではないでしょうか。

私はそう思います。



post by z-press

09:25

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