2006年12月20日
この頃は熱血系からほんのりと提案系に変わっているこのブログ。コンサを盛り上げたい気持ちは皆さんと一緒。どこへ行っても、いろいろ考えてます。 コンサドーレを盛り上げる事もそうですが、実際問題としてその器であるJリーグはどうなっているのか。具体的な数値はわかりませんが、なんとなく人気が落ちているような気がしてしょうがないのです。また、そうだとしたらどこに市場があるのか、余計な事と思いながら考えてみたりしています。 マーケティング・リサーチなど大それたもんではないですが、世の中の娯楽はどうなっているのか、簡単にわかる方法として本屋での雑誌の量で判断してみました。ここは娯楽の縮図だ。・・とあまりにも大雑把な判断材料・・・。でも、考えてみたい。近くに大きなTSUTAYAがあるのですが、広々とした店内には大分類として20ほどのコーナーがあり、その一つがスポーツのコーナー。さらにサッカーは、そのコーナーの4スパンの中の1つを占領しています。しかしながら、80パーセントは海外サッカーで、Jリーグに関する本は5種類しかなかったですね。もちろん、その一つは”月刊コンサドーレ”です。ちなみに”月コン”の発刊日の在庫は3冊でした。発刊日の関係も当然あるのですが、海外サッカーの方が圧倒的に人気が多いのかもしれませんね。そして、もう一度店内を見直すと”うーん少ないな”と改めて思うのです。 サッカーつながりで海外サッカーファンからJのファンを増やすのが正攻法なんですが・・。1998年のワールドカップくらいから”ディレクTV”や”スカパー”が出始めて、簡単に海外のサッカーの映像が目に入るようになった昨今です。Jリーグ創設当時から考えれば海外サッカーのファンが増えてもいたしかたないですね。サッカーの質だけみたらかなうはずもなく、ここにJリーグ市場があるとは考えずらいかも・・。でも、勝てるものもある。”現場の臨場感”はJリーグでしか味わえない物なので、これはこれで”ゴール裏”にがんばってもらうしかないですね。 そして、もう一度店内を見直してみる。どこからJ市場をかっぱらってくるか・・。なんて妄想しながら、小一時間、立ち読みを兼ねてTSUTAYAでがんばってました。 ヤンツーをはじめとする一部の指導者達は”攻撃的なサッカー”でサッカーのおもしろさを表現しようとしています。その努力の甲斐があったかどうかはわかりませんが、確かにこの頃はJ1でもJ2でも3点以上入るサッカーが目立ち始めてますね。いい傾向だと思います。我々、コンササポはコンササポである前にJリーグのサポであるわけですから、そういった大きな視野を持つ事も必要だと思っています。
この間、仕事の休憩時間で一緒になった2名の若いスタッフとサッカー話をしました。2人のうち1人は代表戦なら見る程度。もう一人は2003年のコンサに興味があったらしく、ホベとかビタウとか知ってました。
以下、会話。
A ”来年、コンサの監督変わるんですね”
私 ”そうなのさ。どんなサッカーになることやら”
A ”僕は砂川が柏に帰らないで、コンサに完全移籍した時、感激しましたよ”
私 ”そうだよね、でも、今年は危ないかも・・。
A ”そうなんですか?なんでですか?”
私 ”次来る監督は前のチームで4-4-2のフラットのシステムだったんだよね・・”
A ”なるほど、4-4-2のフラットならトップ下なくなりますもんね”
B ”そうですよね。4-4-2のフラットなら、確かにトップ下は必要ないですよね。どちらかといえば守備的なんですよね”
私 ”・・・・・っていうか、なんでそんなに詳しいの?”
B ”サカつくやるから戦術には興味があるんですよね”
A ”ぼくもです”
私 ”ならなら、試合見に行くの?”
A・B ”見にいかないっすね。テレビ見てもよくわからないし”
私 ”そんなことないって、Jリーグならわかりやすいから上から見るとすぐわかるよ”
A ”本当すっか、見に行きたくなってきた”
B ”俺も”
結構、開発できる市場はどこにでも転がっているかもしれない・・・。
三浦監督を調べていたら、オランダのサッカーに影響を受けていると書いてありました。もしかすると、いろんなキャパがある監督かもしれない。トータルフットボール。これが見れるなら・・・。
OWLS
Re:市場は何処に?
2006-12-21 19:29
サッカー文化について考える第2段と勝手に解釈します。 サッカー音痴がワクワクしたJ誕生 僕はその時、「これで日本も世界の一流国になれるかも」とボンヤリ考えて何だか嬉しかったのを記憶してます。 嬉しさの理由って、後に、サミットを終えたドイツ首相が、横浜で決勝を戦う母国を応援するために、日本の政府専用機に飛び乗ったとか、両陛下の外遊の際、ヨーロッパの王族と共通の話題ができて良かったとか。そんなんでイイんだ、最初はってことで。 予想してたけど、サッカー人気はバブルにされちゃいました。本質を知らせるより記事を売るために。 コンサが誕生した時点で既に、サッカーバブルは終わっていたとされていますね。 コンサ2年目の97年、日本代表はW杯フランス大会の予選を戦っていましたが、最終予選終盤の胸突八丁は、ご承知の通り。 僕の周囲は諦めていました。 この頃の専門紙以外の雑誌の見出しを思い出すと、『またも出場叶わず、98年Jリーグ消滅』なんてのがあったなあ。 一つの巨大産業が簡単に消えるかよ、そんな無責任な組織のわきゃネーだろ!と僕は川渕チェアマン応援団だったわけで。 折角日本に生まれたプロリーグ、放してたまるかの一念で意地でも諦めず、結果、ジョホール・バルの歓喜を誰よりも味わったと自負するOWLSです。 提供する側がサービスに努めるのは当たり前なんですが、商売主導になると操作された文化に成り果てるのが心配です。 ヨーロッパのサッカーはメガビジネスですけど、そのとっくの前に、手作りのサッカー文化がありました。 Jは後発、コンサは更に後発。人口的な操作や一つの掛け声に左右され易いのが心配です。 結局は思いの強さ。踏んだり蹴ったりの10年でもコンサを諦めない、打たれ強さも一種のサポ文化だと開き直ったりしてます。 確かに今は、愛好者だけのJになってますが、必要な時期と思います。 いつかまた、大ブレイクしたとき、新しいファンを正しく導けるオッサンになっていくために。 ほんの2~3年後にまた来ると思うんですよね。
OWLS
Re:市場は何処に?
2006-12-23 20:40
俺達は強いと呟いてみる。 久しくなかった一体感 チームを取り巻くあらゆるものに要求されるべき一体感 約束事に則って行う競技だからこそ、それを守るために、先ず確保しておきたい自由 『俺達の好きにやる、俺達はプロだから』 批評は原則自由だけど、実際やってるのは彼等でその世界は常人の想像を軽々超える。 「批評なんて、余程自分の見識を高めないとできない」と練習を見て思う。 彼等を極力自由にさせよ。彼等が自分達の資質以外に欲しているのは、つべこべ言わずに信じてついて来る本物のサポーター。 本物のサポーターになろう。 そうなれたら、サッカー文化はきっと北の大地に根付くから。 今日はサポ以上に強い選手を見られて嬉しかったです。 誰の目も気にしない、自らの力を信じているプロ選手の姿を。
z-press
Re:市場は何処に?
2006-12-24 20:23
owlsさん、毎度です。 本当によくやってくれました。この3年間、監督や選手に対して、”1点の曇りもなく信じ続けた”自分を誇らしく思います。 ただ、浮かれないようにしようとは思ってます。理由はヤンツーが浮かれていないから。当たり前といえば当たり前ですが・・彼はまだ上を見ています。選手に何かを与えるために・・。選手は是非それを感じて欲しいです。
プロフィール
2000年からのサポです。12番に魅せられて”はまってしまいました。私自身はバスケットの全道チャンピオンのポイントガードをやっていました。あらゆるスポーツの守備マニアです。おそらく、他の人と違う観点からサッカーを見ることが出来ると思います。BLOG IDの"Z-PRESS”はZONE PRESSの略です。あと、結構2005年の選手達と少し仲良かったりします。
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