2006年07月23日
試合の方は残念な結果に終わりましたね。気付いたのはこのメンバーの方が守備、いわゆるゾーンプレスが掛っていますね。ただ攻撃がつながらなくてポゼッションが取れないので、どんどん崩壊していきましたけど・・。 中山元気が痛快な一発。泣きましたね。さんざん言われてきたからね。彼は彼なりにチームに貢献してきたわけですが、FWは点を入れなければだめだと言う、ちょっと古い考えの人たちが多いので、一発入れるしか黙らせる手段はないなと思ってました。彼はボールをキープできませんが、スペースを一所懸命作ろうと走り回ってます。そして、キープできないことは感じているのでしょう、球離れがすごく早くなりましたね。まあ、いいや。また叩かれたら、シュートを決めてやればいいだけの話。 さて、本題に入ります。私はSBアウェイ席の草津サポのすぐ横に陣取りました。分かっていたんです、草津は少数でも”うるさい”くらい声が出ることを・・。それでも隣に座りたかったのは、彼らの叱咤激励の言葉がいかにも専門的で自チームが何をやろうとしているかわかっている雰囲気だからです。それを確かめたかった。試合中は常にコールで、期待していた叱咤激励は聞こえてきませんでした。しかし、試合終了後に"事”は起こりましたね。草津の選手は試合終了後、抱き合ってみたり、握手してみたり笑顔だったりしたわけですが、サポのリーダーらしき人の数人がスタンドから体を乗り出して”てめーら、引き分けで満足してんじゃねーだろーな”と連呼、連呼、連呼。気合いが入ってるなくらいにしか思わなかったんですが、場内係の人が”やばい”と感じたんでしょうか制止に入ろうとしました。”えっ?”その鬼のような顔して怒っていたサポの顔が急に穏やかになり、”大丈夫,心配いらないから”のポーズを係の人に示して帰させました。あれ演技なんですね。選手達もその怒号を”ひとしきり聞いてから”深く頭を下げて、去っていきました。そして何事もなかったように”ザスパ草津””ザスパ草津”のコールで終了です。コンサも当たり前の事なのかもしれませんが、選手とサポの間の信頼があるように見えました。彼らは本当に"産みの苦しさ”があったからかなと勝手に想像してしまいます。 私はホームもアウェイもゴール裏には行った事はありませんが、どうなんですか?ブログや掲示板の内容を見る限りでは選手との信頼関係などは微塵にも感じられませんが、一部でもいいからこのような風景があって欲しいですね。叩かれる事を神妙に聞いている草津選手。なるほど叩きっぱなしではないからな。大所帯のコンササポには難しいかもしれませんが、コンサにも”産みの苦しさ”があったとするなら必ずこういう時はあったんじゃないでしょうか? いろんなブログを見ながらずっと思ってました。本当にどん底からあがってきたチームなのかなコンサは?なんか変なプライドが見え隠れするんですよね。2000年からのサポなんで、それ以前のことはわかりませんが、感じないんですよ。サポがチームと一緒に地から這い上がって強くなってきたとは・・。”強さを与えられて”甘やかされてきたとしか思えない。異論もあると思います。私自信も教えて欲しい。2000年以前のサポの姿を・・。2004年にリスタートした時に全てを捨てて一からやり直す気持ちを持つことの出来た人間ばかりが残ったと思ってましたが・・・。どこかにプライドが残っているんでしょうか。 下手な試合をして叩くのは、ある意味当然かもしれませんが、本当に自分のストレスをぶつけているだけではないの?という、いわゆる罵声が多すぎますね。あと、プレーに対しての"勘違い”。これが野次となるんですから、たまったもんじゃない。負けそうな試合にせっかく営業してつかまえた"初めてコンサの試合を見る人”を間違ってもホーム側に連れて行けない苦しみも少しはわかっていただきたい。 勝てばこんな心配もなくなるんですけどね。でもサポも強くならないと。J1行くのは選手だけではないわけだし。
equip
Re:今日も言わせてもらいますよ
2006-07-24 14:55
御無沙汰しています。 答えになるかどうかわかりませんが、思う所を書かせてもらいます。 コンサが下からのたたき上げでないことはその通りですね。 言うまでもなく、川崎からJFLの東芝サッカー部を移転させたわけですから。 さらに、Jリーグの準会員登録をしたわけで、発足年の1996年は5位でしたが、2位以内に入っていれば1年でJリーグに昇格していました。 こういうほとんど特例みたいなチームは他に見あたりません。 私は関東サポなので、アウェーの試合しか観戦できません。 参考になるかどうかわかりませんが、1997年の4月のジャトコ戦(静岡県沼津での試合)に行った時です。 この日のコンササポは50人ぐらいしかいなかったと思いますが、メインスタンドにいた私の後ろで声高に誰かと話をしているサポがいました。 そのサポに「話の相手は知り合いの方ですか」と聞いたら、当時の主将の後藤義一選手の家族だと言っていました。 一部ジェラシーの所もあったかもしれませんが、「俺は選手のことを人よりも知っているぞ!」という空気を感じて、あまりいい気分ではなかったですね。 その種のステータスは今のホームではもっと強いかもしれませんが。 でも、物事にはきっかけがありますので、当時のホームでもこのようなことは見かけられたのではないでしょうか。 立派そうな家だけあって、実は土台は耐震強度が弱いどころか、はじめからないのではと思うところがあります。 それがはじめの数年の札幌の姿なのでは。 あのころはJに上がりさえすれば、すべてが解決するという発想が強かったと思いますし、当時の多くのサポーターもそれについて行ったのではないでしょうか。 あと、サポというよりファンが増えた時期だったかもしれません。ファンは逃げるのも早いですからね。 つれづれな文章ですいません。
OWLS
Re:今日も言わせてもらいますよ
2006-07-24 19:00
10年前は、ゴール裏の住人ではありませんでしたが、嫌な思いは何度かしました。 罵声を浴びせるのが正しいサッカーの見方か?と。 しかし、あの頃は、やっと持つことができた自分達のチームを応援する意識が高かったように思います。あの頃は不器用も勘違いも仕方なかった。 けど、あれから10年ですからね。成熟したサポが育ってないとは思えませんけど。 世の中、アホなこと言う奴の声はデカイから目立つんじゃないでしょうか。 それとは別の、勘違い派。俺達のチームを、自分の持ち物のことだと思い込んでる。 もう少し、カッコイイってことに拘わって欲しいです。
z-press
Re:今日も言わせてもらいますよ
2006-07-24 20:00
equipさん・・・こんばんは。そうですか。恥ずかしながら、実は創設のことは何も知りません。草津のように手作りの時代は絶対あったと信じていました。"初心に帰ろう"みたいなエントリーだったんですが・・・無知なばかりに・・・。私は今のゴール裏中央の人たちの考え方が大好きなんで、きっと彼らが”新しい伝統”と"強いサポ”を作ってくれると信じています。 owlsさん・・・こんばんは。結局、コンサに最後に残るのは監督でも選手でもなく、そしてフロントでもない、まぎれもなくサポなんですよね。ならばクラブもチームもサポが育てていくのが"自然の摂理”なんだと思います。行動に移すのは難しいかもしれません。けど、なんで考えている事が"傍観者”なのかは理解できません。叱るにせよ、誉めるにせよ選手達にサポのためにがんばろうと思わせなければ、誰が来ても同じ事だと思います。2000年のようなバブルはもう来ないでしょうから・・。自分達が新しい歴史を作らなければならないと大袈裟なことを言ってみたりします。
OWLS
Re:今日も言わせてもらいますよ
2006-07-26 22:55
ゴール裏に神は降臨したか? したようです。昔のコンサの様に、泥臭さくもぎ取る勝利だったようです。 元気、大塚だったから、そう思えるのかも知れないけど、5戦負けなしの相手のリベンジを、決め手を欠いた陣容で返り討ちしたんですから。 アウェイサポの、特に関東での試合の空気をずっと吸っていたから分かります。ホームサポを圧倒する人数と圧力。今日も平日に関わらず集まったようです。 ゴール裏を覗いた神が、ピッチに舞い降りてご褒美を下さった。 しかも、散々に辛酸を舐めた男と、前で取れないなら後ろからを体現した男。 決勝点は、A&Mに反したのではなく、臨機応変の判断でしょう。それこそ、ヤンツーが求めていた。 今度こそ化けろ。
プロフィール
2000年からのサポです。12番に魅せられて”はまってしまいました。私自身はバスケットの全道チャンピオンのポイントガードをやっていました。あらゆるスポーツの守備マニアです。おそらく、他の人と違う観点からサッカーを見ることが出来ると思います。BLOG IDの"Z-PRESS”はZONE PRESSの略です。あと、結構2005年の選手達と少し仲良かったりします。
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