【08J1#05】飛田給の空気

2008年04月06日

2008.04.05 14:00@味の素スタジアム
FC東京1-0コンサドーレ札幌 (1-0/0-0)
'12カボレ(東)  


FC東京の応援というのは、独特の雰囲気がある。独特といえば、鹿島も浦和もそして札幌も独特なものがあるが、FC東京の応援は前提としてフットボールに対する情熱というか愛情が前提としてあるように感じられる。

といっても現実的に煽れたり茶化されたりすると腹が立つのだけれど・・・。

ま、あの人たちは、サッカーが大好きで、愛してるのが東京、ということなのだろう(ちょっぴりウラヤマシイ)。

第5節、FC東京戦は春の心地よい風が吹く中で開催された。

味スタコンボ
「味スタコンボ」スタグルメとちょっと違う気が・・・ 試合内容はどっちもどっちという感じだが、FC東京のカポレのリズムが独特で、曽田・柴田の両DFが捕まえきれていない、というシーンが時々あり、結局そこから失点してしまった。 後半、FC東京はスタミナ切れなのか、ボールをことごとくコンサドーレに拾われる時間帯があり、ここで点が取れなかったのはコンサドーレとしてかなりつらかった。この時間帯に1点取っていれば、次の1点も取れた可能性はあったのだが、FC東京が守りきってしまったのはかえすがえすも残念。 試合後に思うのは、ダヴぃがいないとこのチームは得点の香りがしなくなってしまったということ。昨年のコンサドーレは良くも悪くも西谷正也のチームだったのだが。 ノナトは・・・ちょっとコメントし難いですね。彼自身、自分が何をすればいいか、まだ理解できていないような気がします。



クライトンが必死に「攻める」ことを訴えていましたが、昨年からDF陣のメンバーを入れ替えた影響か、J1の壁なのか、守る自信が揺らいで、「攻める」ことに怖さを感じているような気がします。

試合終了時には「内容は悪くない」と感じたのですが、この感覚はあの2002年、イバンチェビッチが初めて指揮を執った7月の神戸戦@ユニバで感じたのとよく似ています。あのあとはズルズルと勝ちきれない試合が続いたのですが、あの時と同じ轍は踏んで欲しくない。

ネガティブなことは書きたくなかったのですが、あの飛田給のユルイ空気に流されそうになった自戒を込めて、ここに書いておきます。


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