才能=素質+努力

2008年02月14日

シーズンオフとはいえ色んな話題がサッカー界にあるわけで、契約7日で帰った外国人とか、酔っ払ってクルマの屋根に飛び乗った選手とか(某新聞社のサッカーCMを思い出した)、まぁ触れません。

たまたま仕事中にヨーロッパ諸国のデータが載った資料を目にしまして、気になる数字がありました。
オランダ1600万人、ベルギー1000万人、英国6000万人。

何かといえば人口です。これらの国は、サッカー界で言えば日本よりは実力が上の国ばかりです(英国に至っては3分割-ウェールズが日本より強いかはよく判らん)。かたや日本は人口1億超えています。まぁ単純に人口でスポーツ界を計れば、お隣の国があらゆるスポーツで1番を席巻することになりますが、そこには身体的特徴とかもあるでしょうから、そうはならない。

いま日本人のプロサッカー選手ってざっと1200人くらいでしょうか。彼らが日本のトップレベルにいるわけです。そこに辿りつくには努力も必要ですが、もって生まれた素質も大きく影響すると思います。

子供にミットを持たせるかボールを蹴らせるかというと、多分前者の親が圧倒的ではないだろうか。仮にすごいサッカーセンスを持った子供がいるとしても、周囲にサッカーを勧める大人が誰もなく、そういうチームもなく、野球をやってみたものの開花せず、最終的に会社勤めになって生まれてきた子供にやっぱりミットを持たせる・・・素質が無駄になっていることには誰も気付かないまま。これは大きな損失だと思います。子供の頃は努力で才能が一番伸びる時期だけに殊更。

日本のプロサッカー選手で静岡県出身者が多いのも、ある意味では子供の頃の周囲の環境に左右される証拠みたいなものでしょうか。サッカー界の将来のためにも素質を見出すことは重要だと感じました。人口3900万人のアルゼンチンがマラドーナを輩出し、メッシがいま出てきています。モネールも出てきたけど。


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