札幌0-0大分 文字だけ分析

2008年07月17日

さて、なにはともあれまずはお疲れ様でした。


試合サマリーはこちら大分
GK:西川
DF:深谷 森重 上本
MF:高橋 ホベルト エジミウソン 鈴木
      金崎
FW:前田 ウェズレイ

札幌
FW:ダヴィ クライトン
MF:中山 芳賀 西 藤田
DF:坪内 西澤 箕輪 平岡
GK:高木

この試合の注目はなんといっても、仕事人ナイト!、と見せかけて密かに家本主審!ここでかよ! でも、注目はしたものの、以前のように「主役」は張らなくてほっとしました。なかでも、平岡?とかが危ないファウルをしてもいきなりカードを出さずに、注意をしていたのには感動しました!言っちゃ悪いですが、前はカードを出す時に選手の目も見てなかったですから。

まず試合に入る前に仕事人ナイトの感想から。平日の厚別で、しかも雨降りなのに、1,500円だと集まるんだね~って感じでした。私は6時半頃に着いたのですが、もうその時には長蛇の列。一つしかない当日券売り場では(裏側にもう一つあったようですが)全然さばけず、なんとか7時過ぎの選手入場している時に入る事が出来ました。更に並んでいる間にもどんどん列が伸びていったので、最後の方の人はきっと大変だったでしょうね。。
HFCさんも反省しているようですが、当日券で売るんだからちゃんと専用売り場作っておきなさい!というのが一つ。でも、急遽スタッフが券を持って売り歩いたのはグッジョブでしたよ! 6:45頃から始めたと思いますが、あのような混乱状態の中で善後策を実行するのは大変な事です。

ようやく中に入ったら、今度は入り口でペットボトルチェックを始めたようです。清水戦での馬鹿者の行いを受けての事のようですが、今後観戦に行かれる方はご注意ください。

さて、試合の方は、しぶーい展開。大分DFはボールを前のボランチに預けようとするのですが、札幌もボランチの2人に厳しく寄せて簡単にはパスを通させません。パスがつながらないならロングボールか、という所ですが、高松が怪我しているおかげで前線はウェズレイと前俊のちびっ子2人です。札幌山脈相手に出してもボールを失うだけ、という事でまごまごと慎重に大分の自陣でパスをつなぐ時間が多くなりました。
大分としては札幌に前からの守備をさせずにボランチがボールを持てれば、彼らの抜群のキープ力・展開力でチャンスを作る事が出来るのですが、なかなかそうさせなかったのは札幌の守備を誉めて良い所ですね。

じゃあ大分はどうすれば良かったのかというと、まずはDFラインを下げさせるためにウェズレイと前田のスピードを生かした裏への放り込み、もしくはどちらかのサイドに人を集めて数的優位を作る、この二つが有効だったはずなんですが。どちらもあまりやってこなかったのは謎です。
そのおかげで札幌としては試合前のプランを確実に実行するだけで良かったのは助かりました。なんせ、うちは選手交代とかシステム変更に弱いチームですからねぇ・・・
ちなみに、注目の金崎ムーはあまり下がって組み立てに参加する事はなく、サイドやFWに近い位置を取っていました。もうちょっとボールもらいに行けばいいじゃん、と思うのだけれど、それはあちらの事情ですから、深くはつっこみません。

札幌の攻撃はなんといっても、まずはダヴィ突破。一人であれだけやってくれると頼もしい、とまではいきませんが見ていて面白いですね。
相手が引いた状態ではサイドバックの坪内・平岡の所では比較的楽にボールが持てるので、そこからの放り込みもありました。ただ、精度はいまいちだったのが残念。
後は藤田が復調して、いつもの直線突破からクロスを見せてくれたのも心強い限り。右からのクロスが入ると、左からは中山が詰めてますので威力倍増です。以前は、マリノス戦のダヴィゴールのように札幌は左からクロスを上げて藤田が中に詰めるというパターンが基本だったんですが、新しい有力な攻めパターンができましたね。

選手交代は札幌が76分に藤田→砂川として攻めに変化を付けたのに対し、大分は5分後に前田→小林としてそこをケアするという、一人ずつの交代のみ。
最少失点の大分と失点ワースト2位の札幌が守り合って、最後まで膠着状態が続いた試合でした。試合内容を見ても昨年を思い出す内容で、2試合連続の無失点は守備の立て直しが上手くいったと思って良いのではないでしょうか。
以下、選手採点。(5段階)

GK:高木 4 完璧な守備。飛び出しのタイミングもグー。
DF:平岡 3 攻撃面でもうちょっと。守備はまずまず。
   箕輪 3 3,4回はあったシュート機会を決めきれず。頼むよ~
   西澤 4 相変わらずえぐいですな。
   坪内 3 もう少しクロスが上手い選手だと思ったけど?
MF:藤田 4 右サイド疾走。
  →砂川 4 限られた時間で出来る事はやった。
   西  4 難しい地味な仕事を90分やり遂げた。
   芳賀 4 もうクライトンボランチは勘弁、と思ってないかい?
   中山 4 守備で慣れない場面も、持ち前のひたむきさでカバー。ボレー見事。
FW:ダヴィ 3 このくらいはやってくれて当然だ。
   クライトン 4 おされヒールも披露。今日は最後まで電池が持った。


post by roque816

22:16

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