アーセナル2-2マンチェスターU

2007年11月05日

毎月第一土・日は無料放送をしてくれるe2byスカパーさんのおかげで、ビッグマッチが見れました。感謝感謝。ちなみに、11月12日からはNHK-BSでプレミアリーグの放送が始まる(リンク中段)みたいです。やったぜー!

マンU
GK:1ファンデルサール
DF:6ブラウン 5R・ファーディナンド 15ビディッチ 3エブラ
MF:7C・ロナウド 4ハーグリーブス 8アンデルソン 11ギグス
FW:32テベス 10ルーニー

FW:13フレブ 25アデバヨール
MF:7ロシツキー 4セスク 16フラミニ 27エブエ
DF:22クリシー 10ギャラス 5コロ・トゥーレ 3サニャ
GK:24アルムニア
アーセナル

プレミアで絶好調の両者。ホームのアーセナルは24戦連続無敗、対するマンUも目下9連勝中との事。今季のタイトルの行方を左右する大一番です。
キックオフからいきなり、フレブがドリブルで持ち込みます。お前は翼君か! フォーメーションは両チームともプレミアらしく正調?の4-4-2フラット。ボールを支配するアーセナルに対して、マンUは守備の時にはテベスが中盤に下がり、ルーニーを前線に残してカウンターを狙ってます。ハーグリーブスが中盤底のアンカー役なので、4-1-4-1のようになる時間が長く続きました。解説者が「堅い」と評したように、アーセナルもボールはキープしますが低く構えるマンUに対して慎重な試合運びを見せます。見ていて個人的に目に付いたのは、当たり前ですが両チームの選手の能力の高さ。普段我々が見ている「サッカー」とは別次元のプレーの数々に、しばらく唖然としてしまいました。アーセナルはアンリに代わる新エースのファンペルシが怪我をしてしまいましたが、相棒のアデバヨールが目下絶好調。ダヴィっぽい風貌ですが体を張ったプレーに加えて足元の技術もあり、実に頼もしい選手です。この試合で彼をマークしていたビディッチとの対決は凄い迫力でした。
なかなか動かない試合展開に焦れてきたのか、27分にCBのトゥーレが上がり、ロシツキーとのワンツーからミドルシュート、も上に外れます。ちなみにバルセロナのトゥーレ・ヤヤは彼の弟ですね。36分には再びアーセナルが右サイドでFKのチャンス。わざわざギャラスがキッカーのセスクに寄ってきて耳打ちをしていましたが、さすがに露骨すぎるのでは、、、と思ったらボールはそのギャラスの頭にどんぴしゃ。完璧なヘディングでしたが運悪くGKファンデルサールの正面に飛んでしまい、得点になりません。それにしてもとっさに倒れこみながら足を投げ出して股下をカバーした反応は巧!なプレーでした。
マンUはカウンター主体の攻撃で、ルーニーやロナウドにロングボールを放り込むのが狙い筋。ですが、周りのフォローが少なく、どうしても個人での突破になってしまってチャンスを作れません。32分には中に切れ込んだギグスからロナウド→ルーニーと繋がりますがゴールは遠い印象。このまま前半終了かと思われましたが、45分にマンU右SBのブラウンが右サイドを突破してロナウドにパス、ロナウドがグラウンダーのクロスを入れるとニアに走りこんだルーニーが合わせてついにゴールを奪います。VTRで見るとどうやら当たり損ねがDFのギャラスに当たって入ってしまったようで、アーセナルとしては少しついてない印象でした。

後半開始からはアーセナルがどとうの攻めを見せます。マンU左サイドのギグスがあまりサイドに張らずに中に絞ってプレーしていた所を狙って、右SBのサニャが積極的に上がってサイド攻撃を展開。すると47分、右サイドのエブエが放り込んだボールをアデバヨールがファンデルサールと競り、こぼれ球をサニャがゴールラインぎりぎりで折り返し、ゴール前で受けたセスクが冷静に決めて同点。こんなに早く追いつけるとは出来すぎの感がありますが、これで益々勢いに乗ることができました。50分には浮き球のパスをアデバヨールが胸で落とし、フラミニがミドルシュート、はゴール上へ。58分にはPA直前のFKからセスクがジャンプした壁の下を狙いましたが、これはGKがしっかり読んでいてキャッチ。70分には中央でフレブが粘って左のロシツキーに渡し、ダイレクトでシュートを打ちましたが、右足アウト(ややトーキック気味)にカーブがかかったボールはゴール左に外れてしまいました。
マンUも相変わらず引き気味ですがやられっぱなしではなく、63分にはルーニーがドリブルからギグス?に預け、再びPA内に走りこんだルーニーに素晴らしいクロスが入りますが、ヘッドは枠外に。決定機だっただけに、もったいないシュートミスでした。70分にマンUはブラウンに代えて22オシェイが入り、そのまま右SBの位置に。72分にはアンデルソンが思い切ったロングシュート、73分にはハーグリーブスがこれまた遠目の位置からシュートを放ちますが、アルムニアを脅かすには至らず。ハーグリーブスはイングランド代表でもあり、札幌で言うと大塚のように相手の攻撃を潰す役割の選手ですが、シュートの精度も大塚さんといった感じで、ちょっと親近感がわきます(笑)
color(blue){75分にマンUは%テベス(フッキ系)に代えて9サハ(バルデス系)}、アンデルソン(上里系)に代えて16キャリック(芳賀系)を投入。サハの1トップにして、ルーニーが攻められる事の多かった左サイドに回ってギグスを助ける形になりました。一方のアーセナルも73分にエブエ(藤田系)→32ウォルコット(西系)、80分にロシツキー(砂川系)→9エドゥアルド(?系)、フレブ(石井ちゃん系)→19ジウベルト・シウバ(金子系)と交代を行い、両チームとも交代枠を使い切りました。
そろそろ引き分けが見えてきた81分、またもや唐突にという感じで試合が動きます。マンUのGKファンデルサールからのロングボールをルーニーが競り、左サイドでサハがキープ。そこにするするっと上がってきたエブラをアーセナルの選手は誰もマークに行けず、スルーパスに合わせてエブラが抜け出すと中に折り返して最後はC・ロナウドがプッシュ!貴重な勝ち越しゴールを奪いました。25戦連続無敗のチーム記録更新が危なくなってきたアーセナルは左サイドでエドゥアルドがフリーでシュートを打ちますが枠を外してしまい、絶好のチャンスを逃してしまいます。万事休すかと思われたロスタイムの91分、アーセナルはパワープレー気味にゴリゴリ攻めるとPA内で2,3本続けてシュートを打ちますが、ゴールライン上でDF・GKが体を張ってクリア、、と思ったら主審がギャラスのゴールを認めて(副審がアピールした模様)、起死回生の同点となりました。VTRでははっきりゴールが確認できましたが、これは審判団GJでしたね。
結局は両者譲らずの引き分け。劇的な展開と併せて随所にハイレベルのプレーも見られて、大満足の一戦でした。次のマンUホームの試合はNHK-BS様で見れそうなので、楽しみですo(^ー^)o

↓試合ハイライト
http://www.youtube.com/watch?v=CP5gDamNPHg

↓試合ゴールシーン(上記が見れないとき用)
http://www.efootie.com/premiership/arsenal-2-2-man-utd.htm


post by roque816

17:06

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