2007年07月22日
ハイライトはこちらでどうぞ。 イランはアリ・ダエイが引退して、9番のハシェミアンと8番のカリミが攻撃の中心に。両サイドの2番マハダビキアと7番ザンディの攻撃力は要警戒。 ウズベキスタンはエースの16番シャツキフがこの試合は出場できないが、10番のバカーエフと8番のジェバロフが試合を組み立てます。 試合が動いたのは前半16分、ウズベキスタンのロングボールを競りに行ったイランの5番レザエイがクリアミスでオウンゴールをしてしまう。この場面に限らずイランDFとGKの連携は良くなかった。今大会の正GKをつとめる1番ロドバリアンは本来の正GKであるミルザブールの故障で繰り上がった選手で、その経験の少なさが影響している様子でした。 ウズベキスタンは4-3-3の布陣ながら、左右ウイングがマハダビキアとザンディをきっちりマークして攻めの形を作らせません。また、中央のカリミは運動量が少なく、消える時間があまりにも多すぎました。 後半になるとイランは17番のカゼミアンを投入し、打開を図ります。彼が右ウイングの位置で突破を見せる事でリズムをつかむと、55分にはCKから同点。更に79分に6番のティモリアンのスルーパスを受けたカゼミアンが逆転ゴール。有力チームが相次いでつまずいている今大会ですが、さすがの底力を見せて勝ちきりました。ただ、本来中心となるべきカリミは全く目立たず。両サイドの戦力も上手く使えているとは言えず、内容は課題が残る初戦でした。 ウズベキスタンは各選手がきっちり役割をこなし、チームで戦うチームという印象。エースのシャツキフが戻ってくる2戦目以降が楽しみです。
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