第28節雑感>折れない心と言うけども

2008年10月06日

「ここまで来たら目の前の一戦一戦を」
といった言葉が新聞に出ていたが,たまたま新聞が取り上げただけで何
時から監督や選手がそう考えていたのかどうか判らないが,個人的には
第23節ガンバ大阪戦の前にそう考えていたので
『今更かよ?』
といった印象が否めない。

あの引き分けで,正直,
『今期5勝できるのか?』
とさえ思った


だからといって応援する気持ちが切れた訳でも萎えた訳でもないつもり
だが,ピッチ上で時間の経過とともに(と言うか失点とともに)どんどん輝
きを失っていく選手達を観るのは,正直,しんどかった。

現場にいれば,また違ったのであろう。コールに載せて吐き出せないも
のがどんどん溜まり,冷静なノノの解説に追い打ちをかけられて。

ピッチの選手を縛る見えない鎖の重圧は,テレビのこちら側の比では
無いだろう。だが,その重さを分けて貰うことは出来ない。

あんなに悲壮感漂う顔で戦っても良いことはない。

「必至」な顔は必要だが「辛い」顔は筋肉を硬直させて動きに精彩を欠い
てしまう

ニヤニヤ笑う必要はないが,ひたむきに前だけ見れるように,何か私か
ら選手にエールを送れないものか,と思った試合後。


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