2005年11月25日
さて前回観客動員についてお話しましたが、こんどは会社の3大収入源の一番の要である入場料収入について。 今期10月末までに18ゲーム消化。残り4試合の札幌ドームでの試合が残っている。まだ11月の入場収入は未定なので、10月末までで、約3億1千万円、昨年同月比1500万円マイナス。予算対比では、5000万円ぐらいマイナスのところを推移しています。ただ今後札幌ドームでの試合が昨年同月より2試合多いため、状況によっては前年実績は上回るものの、予算には到達できない状況にあるといえます。ちなみに過去4年間の実績を比較すると、 入場収入(単位千円) 入場者数(単位人) 試合数(カップ戦含む) 一人当りの単価 第 6期 2001 J1 710,294 335,864 16 2,100 第 7期 2002 J1 711,219 312,321 18 2,200 第 8期 2003 J2 481,240 236,861 22 2,000 第 9期 2004 J2 378,194 208,241 22 1,800 第10期 2005 J2 450,000 250,000 22 1,800 (第10期は予定額) 今年度は後期招待者数を増やしたため、1,700円(1人あたり)で推察される。したがって、J1の時代とはるかに入場収入は衰えるものの、一人当たり単価はまだがんばっているといえる。今後残り試合の入場者数にもよるがひとりでも多くの観戦を期待したいところだ。最後の試合は3万人でドームを爆発させよう。
2005年11月18日
今年も残すところあと4試合になった。結果は奇跡を信じることとしてホームゲームの残り試合はあと3つ。京都、甲府、草津を相手にともに札幌ドームだ。 現在第40節まで札幌は197,586人、ダントツの仙台314,396人、続いて福岡203,083人の2位に遅れること第3位に位置している。但し福岡は残り2試合で、札幌は3試合残している。 1試合あたり平均17,500人以上出せば、今年の目標である25万人をクリアーできる。まずこの目標を達成することだ。現在11月19日の京都戦は15,000枚、23日の甲府戦は13,000枚は出ている。 これからが正念場であり、京都戦はJALサンクスマッチ、甲府戦はハウスメイトサンクスマッチまた、最終節はわがコンサドーレサンクスマッチなど数多くの景品、イベントが盛られている。 とにもかくにもあと3試合一人でも多く誘ってきてください。 そして、せめて昇格間じかの福岡には観客動員数だけでも勝っておきたいところだ。
2005年11月11日
残り試合もあと5試合。がけっぷちに立たされた吾がコンサドーレ、あとは奇跡を信じるしかないが、実はもう一つ大事な昇格のための試合があった。 それはJ1昇格のための審査で昨日、Jリーグの経営諮問委員なる3氏が昇格するに価しているかどうか、わがオフィスに乗り込んできたのだ。 いくらJ2リーグ3位以内に入り昇格が決まっていても、経営面で合格しなければ却下されるのだ。内容は 1 むこう2年間の債務超過解消策 2 我社の平成17年9月までの残高試算表(貸借対照表、損益計算書) 3 我社の第10期の決算見込み、及び第10期予算対比上記1との実績進捗状況 4 我社11期以降の事業計画と各年度収支予算書 等 えらい難敵にぶち当たってしまった。そこは総務の日ごろの叡智のちからでなんなく乗り越えられると思ったが、敵もさるもの次から次へと質問ぜめにあい、あとは昇格したらと、たら、ればで攻撃。12月10日の入れ替え戦の結果待ちということに相成った。こんなところでも債務超過の問題が浮上するとは、なんとしても本年中に消さねば。残り3試合何とか1試合2万人以上集まってくれ。そうすれば期待に応えられる。
2005年11月04日
今年も秋の木枯らしが吹く季節がやってきた。毎年今年こそはと思いつつまた、来年はどうしようか。と思い悩む。すでに5年の月日が経過した。なかなかこの会社は手ごわい。以前の会社と違い文化が違う。ここまで慣れてくるのに少なくとも3年は要しただろうか。まだまだ未熟で理解しがたいことも多い。課題も山積で3年後10年後のことを考えると、まったく不透明だ。もともと勝負の勝ち負けで会社自体が右往左往するのも因果な商売だと思う。 でも北海道にプロスポーツを立ち上げ道民に元気を与える理念は決して間違いではないし、ひとりひとりの理解と協力があれば、絶対生き残れる。まさに今は一に我慢、二に辛抱、三四がなくて五に忍耐だと思う。今年もいろいろなことがあった。サッカー用語でいえば、切り替え。そう切り替えが大事だ。監督も続投のようだし、もう少し踏ん張ってがんばってみるか。入れ替え戦をめざせ。そうすれば3千万は儲かる。
プロフィール
1948年2月 島根県 松江市生れ。早稲田大学 体育会庭球部卒。全日本学生ダブルスベスト16.国体島根県代表。テニスコーチプロ。1971年 日本航空入社。以来営業畑を中心に世界中を歴任し、主として赤字支店及び赤字関連会社の再建に取り組む。1987年より5年間ドイツ ジャルパック デュッセルドルフ支店長時代東西ドイツ統一の現場を体験。1991年帰国。営業本部国内予約管理室長、大阪、名古屋を経て、2001年1月(株)北海道フットボールクラブへ出向。当時5億円近い債務超過を現在1億円近くまで圧縮。2005年中にはほぼ債務超過を解消すべく努力中。現在の役員では最古参。
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