ダラスの熱い12日間⑫

2006年08月31日

コンサドーレ札幌U18 ダラススーパーカップ遠征紀行

4月14日(金) 第8日目

 今日からフレンドリーマッチが始まる。第1回戦だ。選手たちはもうすっかり現地に馴染んでリラックスしているようにみえる。試合会場も今までのビッグなサッカーグランドと違い大学のサッカー場になった。ピザハットパークが出来るまではここが会場となっていたらしい。ここもとてつもなく大きなフィールドだった。サッカーグランドが15面はあるだろう。ただフィールドの芝はあまり良いコンディションではなく時折禿げている。グランドも平らではなくホーム側からバック側のタッチラインが見えない。つまり馬の背のようにそりあがっているのだ。それでもちゃんと公式審判員がついた公式試合なのだ。

 この日はコスタリカのサプリサとのゲームだった。体つきは大きいがプレーは荒い。選手たちは相手のパスを通すことを許さず、我々の一方的な攻撃によって進められた試合だった。どうやら我がチームは外国人選手との戦い方をつかんできたらしい。いつの間にか選手交代は何度でも何人でも自由となっていた。我がY監督は厳しく抗議したが、フレンドリーマッチなだけにおかまいなしだった。

 コンサドーレ札幌(札幌) 4 - 1 サプリサ(コスタリカ)

 試合後、選手たちのホストファミリーが一団となってダラスのロデオを見学させてくれるというので、残りの選手一部とコーチたちは、また別の街のショッピングへいくことになった。
 
 この日もまた英語で面白いやりとりがあった。ホテルを出発する際、Fコーチだったか、ジョージに「ちょっと、待って。忘れ物しちゃった。取ってくるから。」というと、「オーケー。アンモニアタイム。」というのだ。自分もちょっとそう聞こえた。Fコーチは「エッ、アンモニアタイム?ノートイレ。」あとでレオさんにじっくりとこのいきさつを話し解説してもらった。答えはこうだ。「I’m on your time.」が、「アンモニアタイム」に聞こえたのだ。「どうぞ、お好きなように」という意味だって。なるほど、また一つ勉強になった。


post by kadowaki

21:39

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