2005年12月22日
興行費あるいは運営費と言われ、ホームゲーム試合の運営費はいったいいくらかかるか。 当初2001年の札幌ドーム開幕試合では、神戸での花火大会の事故のあとでもあり、かなりの警備の補強を豊平署から要請もあって、1試合当り3300万円の運営費がかかりました。それから少しずつ経費を削り翌年は、2000万円、また翌年は1800万円、1600万円、ついに今年は1300万円まで圧縮できたのです。 もちろん、数々の工夫もさることながら、CVSの活躍が最も大きいと言えましょう。 CVSの誕生は1998年ごろからだったでしょうか。当初は手探りで毎回毎回試行錯誤しながらの運営だったそうです。 ところが今や全国から注目されるにいたり、サッカークラブはおろか、お隣日本ハムさんからも運営のノウハウを教えて欲しいと問い合わせがあります。 現在年間400名弱の登録があり、札幌ドームでは約120名、厚別では約80名のボランテイアの皆さんにお手伝いして頂いておいます。 仕事の内容は、ゲートの切符きりから、案内、VIPの受け付け、最後はお掃除、後かたつけまで、やく8時間以上にわたるお仕事なのです。まったく感謝に耐えません。本当にありがたいと思っております。 運営費のなかでひときは経費のかかるのが、人件費ですから1日一人1万円かかるとして平均100万円20試合となれば、年間約2000万円かかるわけです。 おかげさまで、今期もかかる予想経費も大幅に軽減できることがでしました。これはいかにCVSの影響が大きいかとも言えます。 来年はJ2は13チームになり、試合数も増えます。是非とも一人でもおおく参加していただき、わがコンサドーレを応援していただければ、選手一同フロント全員がんばって生けるものと信じております。 また、来年も最高のCVSの感謝パーテイにしましよう。 明日23日は休みなので今日アップしました。
プロフィール
1948年2月 島根県 松江市生れ。早稲田大学 体育会庭球部卒。全日本学生ダブルスベスト16.国体島根県代表。テニスコーチプロ。1971年 日本航空入社。以来営業畑を中心に世界中を歴任し、主として赤字支店及び赤字関連会社の再建に取り組む。1987年より5年間ドイツ ジャルパック デュッセルドルフ支店長時代東西ドイツ統一の現場を体験。1991年帰国。営業本部国内予約管理室長、大阪、名古屋を経て、2001年1月(株)北海道フットボールクラブへ出向。当時5億円近い債務超過を現在1億円近くまで圧縮。2005年中にはほぼ債務超過を解消すべく努力中。現在の役員では最古参。
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