2007年03月22日
昨年、札幌が下位チーム相手に何となくこれという見せ場もなく、最終的には隙をつかれて失点して負けたというようなゲームがいくつかあったが、徳島戦はちょうど、立場が入れ替わったような感じでの勝ちだったように感じた。 ラッキーにも先取点が取れてかつラッキーにも失点せずに済んで、前がかりになった相手の裏をとって追加点をとったというこれこそ、今年の目指すサッカーの勝ちパターンなのではないだろうか。 昨日の試合を見て、残念ながら今年のFWはエメルソン、ウイル、フッキに続く器ではないようだということをほぼ確信するような内容だった。もちろん、そのような逸材はそうそういるものではないのだが…。五段階なんとかってそういう一発屋の外人頼みでないチームを作るというコンセプトではなかったっけ? それはさておき、ロングボール放り込んでは押し戻され、4試合目にして唯一の攻撃の起点であった西谷は相手のマークに孤立し、藤田は縦一本に突き進み、真ん中にクロスを上げるという素人の私にも結構わかりやすい展開でほとんど手詰まり状態だったように見えた。 互いにガチガチに守るというチーム同士の試合だからまぁ仕方ないかもしれないが、これってたとえ間違って勝ったとしても、金を払って見せられる試合としてはどうかなぁという感じだわね。 先週の仙台対ベルディ戦はそういう意味では本当に面白かった。勝てばそれがイコール楽しい試合なんだという意見を読んだことがあったが、徳島戦のおらがチームの勝ち試合直後だったが、内容は比べるべくもないくらいにこちらの方が面白かった。観客とグランドの一体感もすごかった。 まぁ今年の札幌はそういう戦法で行くと決めたんだから、それはそれでしゃーないので、ある意味、今年はあまり思い入れなく気楽に試合を見ることができることは楽と言えば楽だ。今年のチームに求められるのはとにかく結果ですから、これで失敗すれば悲惨な結末しか想像できませんが、そんなことないように勝ち続けてくれることを静かに見守っています。 でも、新聞の記事読んでもいい加減だなぁと思いますね、いろんな意味で…。
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