摂氏50度(?)の世界

2005年12月08日

しばらく続けてきたパキスタン・シリーズも、取り敢えず今回で終了することにします。今度はもう少し、メジャーの地域・観光地の写真にしようかなと思ってます。その前にコンサっぽい話題も、と思ってますが。

1997年、あることに気がつきました。イランのイスファハンからパキスタンのギルギットまで陸路で移動すれば、上海~イスタンブール間の陸路の踏破を達成できることに。
というわけで、その年の夏、イランからパキスタンの陸路をひたすら移動する旅にでました。最大の難関はイランを出てからしばらく続く砂漠地帯。日中の気温が50度を超えることはザラという。

ガイドブックにはエアコン付きのバスも走っているという記述があったものの、実際にはエアコンの噴出し口があるだけで、機械の本体はついていませんでした(涙)。窓から吹き込む風はドライヤーの熱風と同じで、吐き気がするほど。日が暮れるまで7時間くらいだったでしょうか。厳しい旅でした。しかし、約18時間のバスの旅を終えてクエッタに着いたときには、不思議と疲れがなかったことを覚えています。

20051208-00.JPG
砂漠のオアシスでの小休止。画像から暑さは伝わって来ませんが、なかなかすごい
ものでした。

20051208-01.JPG
ここでも写真を撮ってくれと頼まれました。彼らは送ってくれというわけでもなく、ただ
たんに撮って欲しいだけのようでした。



post by オフ

22:15

コメント(0)

この記事に対するコメント一覧

コメントする