高級フランス料理店のムニエルはなぜカレイではなくヒラメなのか

2006年05月11日

ほぼ1ヶ月、更新してなかったんですね。
更新していなかった間もこのblogを見に来てくれたのべ2000名の皆さん、
ほんとにごめんなさい。そしてありがとう。

そして1ヶ月ぶりに更新したのに何故かコンサ以外のネタ(爆)。

以前にも書きましたが実家が石井謙伍選手と同じ町です。
札幌の隣で、海があって大きい川の河口があります。

ゴールデンウィーク、実家で1泊してきました。息子と二人で。
朝、少し早起きして息子と海へ行き、漁船直営の魚屋さんで
カレイを買って帰ってきました。

最初、煮付けにしようと思ったのですが、
何となく「ムニエル」が頭に浮かび、作ってみました。

以下レシピ。

1)クロガレイはなるべくでかい奴を選んで買ってくる。
2)頭を落とし、ウロコを落とし、内臓を抜いてぶつ切りに。
3)塩こしょうして15分ほど放置。
4)ぬめりが出るので軽く洗う。
5)小麦粉を表と裏に振る。
6)バターをひいたフライパン白い皮を下にして入れ、
  強火で2分焼く。
7)裏返して5分ほど弱火で焼く。
  (あまり短時間にすると骨の周りに火が入らない)
8)お好みでレモンでも搾ってかけて下さい。

簡単です。

これ焼いて昼間っから白ワイン飲んでました。

さて、思いつきで作ったムニエル、いくつか問題が。

1)メスの卵を外さず焼いたら、卵には火が入っていなかった…。
  (改めて塩を振り、グリルで焼いたら激ウマだった。)
2)骨の周りに火が入りづらい。

1)は最初に気づけって感じです。

2)ですが、これが今回のポイント。

最初3枚におろして骨を外すつもりだったのですが、
「どんなでかいカレイでも、3枚におろすと意外と食うところがない」
ことに気がつき、急遽ぶつ切りに変更。
これが裏目に出ました。

やっぱ骨は外さないとダメなんですね~。

ヒラメはカレイよりもはるかにでかいので、
3枚におろしても食べるところがたんまりあります。
これが高級ムニエル=ヒラメの所以かな、と。

ちなみに魚屋にはヒラメも売っていましたが、
小さいやつ(それでもカレイより2まわりくらいでかい)で2000円、
でかい奴だと浜値なのに9000円でしたとさ。

おまけ。
googleで「カレイのムニエル」を検索すると11500件。
「ヒラメのムニエル」は672件。

カレイの圧勝。

全然コンサと関係なくてごめんなさい。


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