悔しいなんてもんじゃない

2008年03月16日

横浜戦。

色々な意見があって良いとは思いますが、とりあえず私個人の意見を書きます。

横浜戦は勝てる試合だったし、勝たなければいけない試合だった。PKを外したにせよ何にせよ、落としてはいけない試合だった。ホームだし、やってみた印象から言っても、鹿島>横浜であったことは間違いないと思う。

何しろ悲しいのは、ホーム開幕戦であれ何であれ、こういう試合を落とした後で、選手たちを拍手で迎える人々が多かったこと。別に全員が全員ブーイングする必要はないと思いますが、果たして、それが選手たちのプラスになるんだろうか、と思うのです。

同じく開幕2連敗した浦和のサポーターたちは試合後に厳しい言葉をかけていたようですし、結局監督まで更迭されました(それが良いかどうかはとりあえず置いておくとして)。

1分1敗スタートのガンバサポーターは「お前らやる気見せろ」と言ってたようです。むろん、それがゴール裏の総意であるとは言いませんが。

それは、浦和もガンバも優勝争いをするチームだからだ。もちろんそういう見方もありますが、J1は36試合「しか」ない。1試合たりとも、無駄にできる試合なんてありません。

翻って、札幌のファンの優しいこと。もちろん、選手たちが必死に戦っていたことは僕だって分かってますし、危なっかしいシーン連発のところを佐藤やDF陣が必死に守ってたことも分かります。選手たちがやる気を見せてなかったとは言わない。

ただ、プロとしてやる気を見せるのは当たり前。昨日の試合は内容、流れともに勝利すべき試合であったと思うのです。

まだ始まって2試合?そんな悠長なことを言っていたら終盤戦で困難な試合で勝ち点を取らないと残留できないという状況に陥ってしまう。それは今までの経験で、ファンのほうがよく分かってるはずでしょう。

スーパーサッカーでは小倉が「これがJ1の壁です」てなことと言い、似たようなことを現場で話す人も多かったですが、冗談ではない。鹿島戦は確かにJ1の壁を感じた。でも、横浜戦は単なる「自滅」。これを「J1だから」「良い試合をしたから」と言うだけでは、前に進めない。

前に進むためにも、必要な厳しさは持ち続けたいと思う今日この頃。

ネガティブに陥り過ぎることなく、厳しさを持って戦って行きたい。ナビスコ2試合も含め、リーグ再開後の柏、川崎戦をしっかり乗り越えていきたいもの。


post by abenob

17:45

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