次につながる負け試合なんてない

2008年07月01日

こんなタイミングでこういうタイトルだと、空気読まない奴だと思われるでしょうが。

万博に行ってきましたよ。簑輪は良かった。アンデルソンも思った以上に良かった。他の選手たちだって、決して悪くはなかった。

確かに、「次につながる敗戦」と言いたくなる気持ちは分かる。

でも。


我々にとって現実問題として必要なのは勝ち点なわけで。千葉が前半8分に今野が退場したFC相手に引き分けたおかげで、最下位にはならずに済んでいるけども、16位との勝ち点差は6。得失点差などを考えると、順位をひっくり返すには、こっちが3連勝して相手(とりあえずどこでもいい)が3連敗するしかない。ということは、相手が強豪だろうと何だろうと、とにかく勝ち点を拾っていく必要があるわけです。

でだ。もちろん、昨日の試合で勝ち点を取れれば良かったんですが、結果は残念だった。「でも、簑輪が良かった」、「アンデルソンが良かった」、「ガンバから2点取れた」、「次につながる」と、簡単に思っていて良いのか。

良いことは良かった。でも、それが次につながるかどうかは当事者次第。強いチーム、土壇場で生き残れるチームというのは、負け試合からなにかを学んで、次のチャンスに生かせる力を持っているのだと思う。だから、強いチームはどんなクソみたいな試合からでも、次の試合への糧を見つける。

つまり、それ自体が「次につながる負け」なんてものは存在しなくて、「負け試合から何を学び、次につなげるか」が大切なんだと思う。

「つながる」んじゃなくて、「つなげる」んだよ。チーム全員と、私たちの力で。そうしないと、ここまでやってきた意味がない。もちろん、ガンバ戦は次につなげられる試合だと思った。チーム力は上がったと思う。何点取られても、かじりつこうという意欲も感じた。

だから、次につなげよう。「あの試合の後だから」、「厚別だから」流れが変わるんじゃない。厚別にいる全員で、流れを「変える」んですよ。

厚別開幕、残念ながら欠席ですが、厚別開幕の「次」、千葉では大暴れさしてもらいますよ。


post by abenob

21:01

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