勝つ気が無い日本、勝ちにきたオランダ

2009年09月05日

オランダとの親善試合、日本と世界との差がはっきり見えた気がする試合でした

前半の頑張りだけを見れば日本もやれるじゃんと思うけど
サッカーの試合は90分であって、45分互角でも
残りの45分を負けるとその試合は負けてしまう

オランダは親善試合とはいえ、使えるカードは使い
最後まで勝ちにきた
その結果が交代した選手の活躍としての後半の45分だったと思う

逆に日本はカードを使いきるどころかまともにつかう事もできなかった
これは監督の差とも言えるがそれ以上に選手層の差だろう
オランダには同じレベルで戦える選手が15人以上いたのに対して
日本は13人しかいなかった
この2人の差は国際試合での大きな壁となって今後も日本に襲い掛かるかもしれない

ただ、日本側にも同情の余地はある
エースとして期待した森本や大久保の離脱や怪我などで
遠征という事もあり思ったような布陣を作れなかった
しかし、そんな事は言い訳に過ぎない
W杯本選までにスタメンで戦える選手を16人いかに集めるか
ここが焦点となるだろう

そうして改めて今回の召集された代表を見てみると

GK
都築 龍太  浦和レッズ
川島 永嗣  川崎フロンターレ

DF
中澤 佑二  横浜F・マリノス
田中マルクス闘莉王  浦和レッズ
駒野 友一  ジュビロ磐田
阿部 勇樹  浦和レッズ
岩政 大樹  鹿島アントラーズ
今野 泰幸  FC東京
長友 佑都  FC東京
内田 篤人  鹿島アントラーズ

MF
中村 俊輔  RCDエスパニョール(スペイン)
橋本 英郎  ガンバ大阪
稲本 潤一  レンヌ(フランス)
遠藤 保仁  ガンバ大阪
中村 憲剛  川崎フロンターレ
長谷部 誠  VfLヴォルフスブルク(ドイツ)
本田 圭佑  VVVフェンロ(オランダ)

FW
玉田 圭司  名古屋グランパス
大久保 嘉人 ヴィッセル神戸
→前田 遼一  ジュビロ磐田
岡崎 慎司  清水エスパルス
興梠 慎三  鹿島アントラーズ
森本 貴幸  カターニャ(イタリア)

気になるのは中盤の少なさだろう
代表のフォーメーションは4-5-1
そう考えればFWを4人にして、MFにもう1人召集する事が出来た
最有力候補はボランチもトップ下も出来る鹿島の小笠原だろう
もしくはC大阪の香川、FC東京の石川なども入ってもおかしくない

この敗戦を岡田監督はどう反省するのかとても興味深い
万が一、選手の力不足など当たり前の事しか言わないようでは
ベスト4は夢として消え、実際は予選突破すら厳しい戦いになるかもしれない


post by R-梟

22:57

代表 コメント(0)

この記事に対するコメント一覧

コメントする