3/4フットサル練(長文)

2007年03月06日

日曜はフットサルのチーム練習でした。なじみの施設のマネージャーさんにコーチしていただいて、チームDFを重点的に。

うちのDFは、基本的にダイヤモンド型で陣形を整えて対応するやり方です。初心者向けに割り切った方法ですね。頻繁にポジションチェンジを繰り返すような、より進んだレベルでは通用しないと思いますが、備忘録的に書いておきます。


前提
・シュートが入る可能性…ペナエリア内>ミドル>ロング かつ 中央>サイド
・横パスより、縦パスを通される方が恐い。
・ボールがサイドにあるより、中央にある方が恐い。
・まずは「シュートが入る可能性の高い位置にボールを入れさせない」ことが第一。そのために「ゴール前へ縦パスを通させない」「ゴールに近づいてきたら、サイドに追いやる」ことを心がける。

基本的なDF
・ボールがゴールから遠い位置にある場合、ゴール前へパスを通させないよう、少し間合いを取って中央に絞り気味に位置取る。プレッシャーは緩めで可。無理にプレスにいくと、その裏のスペースを使われる。相手陣内で横パスさせる分には、何ら脅威はない。
・ボールがサイドライン寄りにある場合、1人がゴール方向を切りながらボールにマークに行く。そのDFの裏にスペースが空くので、ボールのある方向に全員がスライドするような感じで、スペースを埋める。中へパスさせず、後ろへ戻させるかドリブルさせて孤立させるのがベター。
・シュートレンジ内の相手にボールが渡ってしまった場合、シュートさせないことが最優先。ボールとゴールを結ぶ線上に立ち、シュートコースを消しながらプレッシャーをかける。
・無理に足を出してボールを取りにいくと、うまい相手には簡単に抜かれる。ある程度間合いを取りつつ粘っこくついていき、相手の選択肢を制限することを第一に考える。たとえば、中や縦へのパス・ドリブルを邪魔して、横や後ろへのパス・ドリブルを選択させるとか。

PIVO(前衛)
相手陣内のボールには無理に突っ込まず、ゴール前へのパス(PIVO当て)を遮断する位置取りを心がける。ボールへの本格的なプレスは自陣に入ったぐらいからで可。ボールがサイドに流れた時は、ALA(サイド)がボールに当たりにいった斜め後ろのスペースをケアする。

ALA(サイド)
普段は中央に絞り気味に位置取り、ゴール前へのパスを遮断。自陣のサイドにボールがきた場合は、ゴール方向を切りながらボールに当たりにいく。反対サイドにボールがある場合、ボールのある方向にスライドして中央寄りのゾーンをケア。

FIXO(後衛)
基本的にペナエリア前付近に位置取り、シュート=即失点につながるゴール前のゾーンに侵入してくる相手をマーク。危険なゾーンのケア要員として、守備時には極力ゴール前付近を空けないように意識する。前の味方が抜かれた場合など、FIXOがゴール前を離れてボールに当たりにいかざるを得ない場合は、別のプレーヤーがゴール前まで戻る。危険なゾーンは必ず誰かがケアし、がら空きにさせないように。

GOLEIRO(GK)
たとえばDFが完全に破られ2vs2の局面、フィールドプレーヤーがボールに当たりにいくと、もう1人の相手プレーヤーはフリーになる。その相手はGOLEIROがケアするしかない。パスが出た瞬間に思い切って飛び出してカットにいけるよう準備する。ゴール前に張り付くだけではなく、フィールドプレーヤーと同等のDF意識が必要。

その他
・DFは中に絞った位置からスタートするのが基本。サイドライン際など、シュートレンジの外にいる相手には、パスが渡ってから当たりにいっても十分間に合う。
・前の味方が抜かれ、後ろのプレーヤーが自分のマークしている相手を捨ててボールに当たりにいかざるを得ない場合は、一気に当たりにいかず、極力じわじわとプレスにいく。自分の捨てたマーク相手を、別の味方に受け渡しするための時間を稼ぎたい。

長々と書いてしまいましたが、参考になる、中味の濃い練習でした。まあ、理屈ではわかっても、実戦でやるのはとても難しいですけどね。この年にもなると、頭と身体の動きが全く連動しないし…w


post by ぽこパパ

19:59

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