2007年02月13日
フットサルチームの練習試合に参加しました。 コートの常連チーム同士で対戦したので、試合中にスタッフからワンポイントアドバイスを受け、色々教えてもらいながらのゲームになりました。 明らかに上手い人たちとの対戦だったため、ボロボロにやられまくりでしたが、今回は結果は度外視して、ディフェンスのやり方を色々と見直してみることに。
(我がチームのディフェンスの問題点) a.マンツーマンなのかゾーンなのかがあいまい。相手プレーヤーをマークしていても、ボールが動くとマークがゆるくなり、ワンツーなどで簡単に崩される。 b.前線でやたらとプレスをかけ、中盤にぽっかりスペースが空く。 c.お互いの声かけが少ないので、チームメイト同士の動きがかぶる。 d.フィクソ(フィールド最後尾)がサイドのボールに当たりにいった時に、ゴール前ががら空きになり決定的なラストパスを通される。 e.自分のマークを捨ててポールに当たりに行くと、捨てたマークのところにパスを通されてピンチになる。 f.攻め上がる時など、全員が高い位置に上がるので、ボールカットされた時に簡単に裏を取られる。 g.キックインの時など、蹴った後のキッカーがフリーになりやすい。 (これに対するスタッフのアドバイス) a.自陣内ではマンツーマンを徹底。ボールではなく人を見ること。 b.相手陣内ではボールを深追いしすぎない。相手陣内にボールがある時は、アラ(サイド)は中に絞り気味に位置取り、中盤のスペースを誰かしらがケアするようにする。中にパスを通させないことが第一。 c.声を出したり手をあげるなどして、誰が誰をマークするかはっきりさせる。 d.フィクソがサイドに出てゴール前が空いた時は、他のプレーヤーがゴール前で中に絞って位置取り、スペースをケアする。その際、サイドにいる相手プレーヤーのマークが多少離れても問題はない。サイドにボールが出ても即失点はないが、ゴール前にボールが出たら即失点のピンチになる。 e.自分のマークを捨ててボールに行く必要がある時は、一気にダッシュで当たりに行かず、極力静かにプレスに行き、他のプレーヤーが自分の捨てたマークをつかまえるための時間を稼ぐ。(もちろん、ボールホルダーが猛スピードでドリブルしていたり、ゴール前でシュートチャンスになりそうだったりなど、時間的余裕がない時はこの限りではない) f.全員で攻め上がらない。誰か1人は低めの位置に残り、カウンターに備える。プレーヤー同士の位置を横並びにせず、前後に厚みを持たせた位置関係を作る。 g.誰か1人がきちんとキッカーをマークする。また、常に相手プレーヤーよりも自陣寄りで守るようにすること。前を向きながら守るのは簡単だが、後ろに戻りながら守るのはとても難しい。 ディフェンスを考える上で、非常にためになる話が聞けたと思います。いずれもごく基本的なことですが、初心者にとっては、言われてみて初めて気付くことも多いのですよね。前線でちょっとマークがずれると、ゴール前ではそれが2倍3倍のずれになります。ディフェンスはほんと「集中を切らさない」ことが大切ですね。 このようなプレーして初めて実感できることは、コンサの試合を見る時にも色々参考になるものです。まあ、ゴール裏で声出ししている時には、そんなことを考えている余裕はないですけどw
kozo
Re:フットサルのディフェンス
2007-02-13 20:58
北海道のU-12は夏は外サッカー、冬は体育館でフットサルです。 春と秋の切り替え時期、子供達はこの境でもがき苦しんでます。 子供相手は言葉も分かりやすく伝えるのが難しく・・。 1枚は残れ、攻撃の3枚はワイドに、サイドに追い詰めたら1人は絞れ、足からではなく身体を入れて、止まったプレーはしない、コースが空いたら上がれ、人に人に、キッカーゾーンは素早く・・・・・。 難しいですね。。。だから面白い世界があるのですね。
ぽこパパ
Re:フットサルのディフェンス
2007-02-14 08:54
サッカーとフットサルは似て非なる競技ですものね。共通点もあれば相違点もあるわけで、そこが難しいところであり、面白いところでもありますよね。 北海道は昔からサロンフットが盛んだった割に、フットサルでは超一流の強豪チームは出ていないのですが、これは北海道のフットサルがあくまで冬季間のサッカーの代替競技であり、フットサルそのものに本気で取り組むチームが少ないからではないかと、私は思っています。 フットサルはボールタッチの機会が非常に多いので、子供の基礎技術の向上のためには最適だと言われてますよね。ブラジルでもフットサル出身のW杯プレーヤーは多いですし、中学年代になるまではフットサルしかやらせないことも多いようですね。 北海道の少年たちは、そういった意味で、ボールタッチの基礎技術・狭い局面でのアイディアを磨くという点で、冬があることが逆にアドバンテージにもなりうると思います。 たしかに戦術面では混乱もあるかと思いますが、与えられた環境を大いに生かし、技術とアイディアを高め、いつぞやの野洲高校みたいな魅力的なサッカーが見られるようになるとよいなと思っています!
プロフィール
北海道恵庭市出身・関東(多摩地区南部)在住、四十路が見えてきたコンササポーター。北海道とは縁もゆかりもない妻を強引に巻き込み、主に関東圏のアウェイゲームに夫婦で出没。06年11月誕生の長男、ぽこすけ(仮)の育児に悪戦苦闘中。 コメント・トラバ・リンクなど大歓迎。(ただしエロサイトとか露骨な宣伝目的のものとかは即刻削除します)
リンク集
月別アーカイブ
検索