劇的な逆転勝利を喜ぶのは昨日まで。チームは試合終了の瞬間から、すぐに次の勝利に向かって走り続けなくてはいけません。

次はホームですが、じりじりと上位に浮上してきた京都が相手。開幕戦でなすすべもなくやられた相手でもあり、勝点3を取ることが容易ではないのは自明のことです。

その次は、ここに来て絶好調の鳥栖。そして愛媛へと中2日の強行軍連続アウェー。さらに再び中2日で厚別での徳島戦があり、その後は不調を脱してまた連勝街道に乗りつつあるヴェルディ。そして1クールで苦杯を喫した草津、強敵山形…

第2クールの残り、どれ1つとして楽な戦いはありません。ちょっとでも気を抜けば、勝点3どころか勝点1を取ることすらもできないであろう試合が続きます。アウェーでは気温差との戦いが一層厳しくなりますし、イエロー累積による出場停止や、怪我やコンディション不良などでベストメンバーを組むことも難しくなってきます。第2クールを切り抜けても、次は猛暑とも予想される暑い夏との戦いが…

勝点差10のマージンは、こちらが3連敗してどこかが3連勝すれば、最短1週間で消えてしまう程度のものです。勝点差30とかならまだしも、この時期の勝点10は到底セーフティーリードと呼べるものではないでしょう。このブログでも何度も書いていますが、目先の1戦1戦を、常に気を引き締めて全力で勝点を拾い続けなくてはいけません。

かつて大宮で苦い経験をした三浦監督は、その辺の意識は強く持ってマネジメントしていることと思いますが、サポとしても「勝って兜の緒を締めよ」の意識を強くもって、常に必死・全力でサポートを続けなくてはいけませんね。サポの浮かれた気持ちは、得てして無意識のうちに選手に伝染してしまうものですので…