今日はJが開幕した日

2007年05月15日

今日5月15日は、今から14年前の1993年、Jリーグが開幕した日なのだそうです。

リーグ初の試合は、ヴェルディ川崎vs横浜マリノス。国立競技場に59,626人もの観客が入ったそうです。(結果は2-1でマリノス勝)

この年は結局V川崎がリーグを制し、MVPはキング・カズ。そして新人王が清水の澤登w 時代を感じますねえ。その新人王だった澤登も引退した中、いまだ現役で頑張っているキング・カズのプロ根性には、応援チームの壁を越えて畏敬の念を覚えます。間違いなく、日本サッカー発展の礎を築いた功労者の1人でしょう。

思えばサッカーのプロ化など無理だと思われた時代から、爆発的なJリーグブームを経て、J2発足、そして今に至るわけです。一時のバブル的なJリーグブームは終わりましたが、各チームとも地域密着型の地道な経営に軸足を移し、J2を含めた参加チーム・もしくはその予備軍の数は今も増え続けています。Jリーグは、「地域とともに歩む」「地域に活力を与える」という方向性を通し、地に足のついた安定したリーグになるための模索を続けている最中だと思います。今もJへの新規参入の動きが活発なのは、その方向性に魅力を感じている人が少なからずいることの証なのでしょう。

コンサドーレの創設期は、Jリーグバブル崩壊・J2新設という流れの中、不運なレギュレーションなどにも翻弄されつつ、経営の甘さもあって巨額の累積債務を抱えてしまい、今に至るまで経営に深い影を落とすこととなりました。しかし、札幌という名を背負って戦う赤黒の戦士たちは、北海道の希望の星として少なからぬ道民に支持され続けており、また道外においても、故郷を思い出すよすがとして、故郷の誇りとして、私のような道産子を中心とするアウェーサポに熱烈なサポートを受けています。Jリーグの掲げる地域密着の理念を体現するにふさわしいチームであると思いますし、Jリーグが誕生してコンサドーレ札幌というチームが生まれた幸運に、一サポとして感謝したいと思います。

このところ、J全体を通して「サポの高齢化」「若者のJリーグ離れ」が見られるとのことで、Jの将来も色々と不安要素が多いようです。しかし、コンサの存在を通し故郷を愛することのすばらしさを改めて気付くことができた私としては、今後ともJが地に足のついた地道な発展を続け、故郷を愛するJサポが全国津々浦々に誕生してゆくことを切に願いたいと思います。Jの発展なくして、コンサの発展もありえないわけですし。


post by ぽこパパ

21:22

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