今日、店に出てきたら郵便受けにDVDが届いていました！差出人は山口在住のお客様「U」
さん。先日電話があって「天皇杯の山口代表が決まった試合、見る？」とのことでしたの
で、是非とも送って欲しいと依頼した次第。


決勝のカードは昨年同様「徳山大vsレノファ山口」。昨年のこの大会では、決勝は同じ
カードでしたが元気は現役の選手として出場して負けてしまいました。それが今年は監督
としての出場。さて、どんな監督振りを見せてくれるのか。。。ワクワクドキドキもので
すｗ　ハーフタイムや終了後のインタビューもあるとのことですが、きっと初々しい姿が
見られることでしょう！

昨晩のワールドカップ最終予選、残念な結果でしたね。確かに、本田はいないし長友もい
ない。メンバーを固定しがちなザッケローニ監督にとっては難しい試合ではあったと思い
ますが。


日本がワールドカップに出られないのは次の4条件が揃った時のみだそうです。
・日本が豪州、イラクに2連敗 
・イラクがオマーン、日本、豪州に3連勝 
・ヨルダンが豪州、オマーンに2連勝 
・さらにヨルダンが日本との得失点差「16」を埋めた時


勿論、サッカーでは何が起きるか分かりませんけど、この4つの条件が全て揃うのは相当
低い確率でしょう。つまり、これまでの貯金で出場することには大きな問題はなさそうで
す。


で、いつも思うんですけど、いつの間にか「日本は毎回ワールドカップに出場して当然」
という国になっていることです。


以前と大きく変わったのは国内リーグの充実や海外リーグでプレーする選手たちの増加で
しょうけど、本当にそうなんでしょうか？　Jリーグが始ったのは本当に大きく貢献して
いると思いますけど、一方で日々経営に苦しんでいるクラブは多いですよね。


南ア大会以降はいろいろな国で活躍する選手は増えましたが、それでも控えにすら入れず
に帰国する選手たちも多くいます。


順調に来ているからこそ、足元の問題に気づかずに「日本のサッカーはアジアで一番」な
どという報道がまかり通っています。本当にそうであるなら各クラブの多くがその経営に
頭を悩ませずに済むことでしょう。


いま一度、日本は本当にサッカー大国になったのか、札幌は本当にサッカーが根付いたの
かを考えてみるのも興味深いことでしょう。

今週から待ちに待った欧州CL決勝トーナメントが始りました。今年の決勝T1回戦では
「レアルマドリードvsマンチェスターU」「ミランvsバルセロナ」といった決勝戦でもなか
なかないような好カードが実現して驚かされました。いやはやもったいないｗ


で、今週は「レアルvsマンU」「セルティックvsユーべ」を中心に見ていましたが、さすが
に素晴らしい試合が展開されました。



ここから先は試合結果が含まれていますんで折り返すことにします。

セルティックvsユベントスは試合開始早々に思わぬ形からユーベが先制。それからしば
らくは拮抗した素晴らしい試合が展開します。終盤も押し迫った時間帯にユーベが追加点
を取りさらに気落ちしたセルティックから追加点を奪って0-3、アウェーの地で大きな勝
利を挙げました。それにしても、ピルロのボランチが安心して見ていられて素晴らしかっ
た！


試合自体、先制点は与えたもののセルティックも素晴らしい試合をしていました。前半の
うちに追いついていたら、試合結果はどーなっていたか…　点差ほどの力量差はなかった
と思いますが3週間後の試合はどうなるか。アウェーゴール３を失っているんで敵地で3
点差勝利でも延長戦…　ユーベは手堅い試合運びをするでしょうから厳しい状況に陥りま
したね。


さて、注目のもう一試合「レアルvsマンU」。前半から緊張感にあふれる試合になりまし
た。前半にお互いに得点して1-1。後半も素晴らしい試合でした。この日のGKはどちらも
すごかった！　マンUのデ･ヘアは出来不出来が非常に大きく監督としたら使いづらい選
手ですが、この日は大当たりでした。レアルのGKディエゴ・ロペスもイイ働きで彼のセ
ーブに救われた場面も多かった。ロペスはレギュラーGKのカシージャスの怪我で回って
きた先発出場、イイ働きで株を上げましたね！


これらの試合は当面の間保存しておきますので、ご興味のある方はご来店の上リクエスト
くださいな！　いやぁ～、サッカーって面白いものなんですね！！！

昨日早朝に行われたCLでポルトガルのブラガに対し、ルーマニアのクルージュ
が元札幌のハファエルの活躍で勝利した、との記事を見ました。さっそく、録
画をチェックしましたよ！


ハファエルは09年後半、コンサに在籍し翌年から半年間ブラガに、そして10-11
シーズンからクルージュに移籍したようです。昨年のCLにも出場していました
が残念ながら一次リーグで敗退した模様。


ハファエルの得点はフリーで抜け出した後、スピードに乗ったドリブルから綺
麗に振り抜いてのもの。2点目はエリア外から個人技で持ち込んでのもの。い
ずれも「らしいなぁ！」と唸らせるものでした。


で、CLでの次節はマンUをホームに迎えての試合。ん？　マンUといえば、今を
ときめく香川がいる。ハファエルは香川とJ時代に対戦しているのだろうか？
さっそく調べてみましたよ！


ハファは09年8月から出場していて、10月7日に厚別でC大阪と対戦していま
す。ハファは後半途中から14分間出場、一方の香川は後半頭からの出場でし
た。だから、14分間だけ同じピッチに経っているんですね。試合結果は1-0で
札幌の勝利。二人はこの試合のことを覚えているでしょうか。


次節、3年ぶりに同じピッチに立つのですが、試合開始前の挨拶で二人の表情
に変化があってほしい、なんて身勝手なサポは思ったりしています。←ええ話
やないか！


んが、昨日の試合でそんな気持ちをブチのめす出来事が！！！


なんと、後半33分にハファエルが腿裏を押さえて倒れこんだではありません
か！
しかも、ベンチに向かって手をクロスしている。。。どうも、肉ばなれの様子
です。2週間で復帰は無理っぽいし、無理はして欲しくない。ん～、残念！


ハファエルには、当時もっと長く札幌でプレーして欲しかったのですが、なに
しろ高い選手でした。ヨーロッパでの活躍を見るにつけ、いずれは4大リーグ
に移籍して「第二のフッキ」となる日が来るのを楽しみに待ちたいと思いま
す。まだ、27歳と若いですから充分にその目はあるんじゃないかな。

古い高校サッカーファンの方ならその名に記憶があると思いますが、室蘭大谷
の黄金期をひっぱていた京谷和幸。プロでの活躍も大いに期待されていました
が、ジェフに入った後に交通事故から脊椎を損傷。車椅子での生活を強いられ
ていました。その彼が出会ったのが「車いすバスケット」。これまで3度のパラリ
ンピック出場を果たし、今回のロンドンでの大会で一応のピリオドをうつ、との。


そんな彼の生き様を紹介する番組が先日放映されました。「車いすバスケ」の
競技中にサッカーのスペースを見つける動きを利用することに気づいてから、
この競技にどんどんのめり込んで行ったそうです。


インタビューの最後に「パラリンピック後」の話しになりました。「車いすバスケ
からはひとまず離れて、サッカーの指導者を目指したい」。彼の口から驚きの
言葉が飛び出しました。


そうか、彼の中にはまだ「サッカーの火」がくすぶっていたんだ！　サッカー
から完全に離れていたわけではないんだ！　それが非常に嬉しかった！！！　
41歳という年齢から新たにチャレンジするのは少々時期が遅いのかもしれませ
んが、彼なら経験を生かして素晴らしい指導者になることでしょう。同じ障害を
持つ羽中田さんも見事S級を取得されJFLカマタマーレの監督を務めていまし
た。


京谷がなんの未練もなく新たな道に乗り出せるよう、パラリンピックでの「車
いすバスケ」をしっかりと見届けたいと思います。また寝不足の日々が始まる
なぁ！！！