今日の昼に町内会の納会・・と言うか最終の会合がありました。僕のアパートからも誰か出てくれと言う事でしたので出席しました。

お弁当とビールがでました。おかずが多めですがこれでも５００円しないそうです。

ボクが大阪から越してきた事が話題になると、隣の席の方が幼い頃満州から引き揚げて大阪に戻ったようです。子沢山で大阪は食糧難だったので親戚を頼って北海道まで来たそうです。当時の弁当は梅干だけの日の丸弁当か海苔も具も無い塩むすびなので、こんな具沢山の弁当を見ると今の人は幸せだなぁと思うと語ってくれました。

それですっかり忘れていた事を思い出しました。子供の頃栗沢では小学校は給食でしたが中学校は弁当持参でした。まだ昭和４０年代前半でしたので、そんなに豊かでは無くてお弁当のおかずがショボイ子は弁当箱のフタで隠しながら食べていました。

それに心を痛めていた担任のＩ先生はある日「君達羨ましいなァ全員銀シャリ弁当じゃないか！」と話し始め｢ボクは樺太から引き揚げてきたが樺太はお米が取れないから白米だけのご飯はそれだけでご馳走だったんだよ」と話されました。

それからクラス内でおかずの回し食べが流行ました。玉子焼き一つでも家毎に味がゼンゼン違うのにビックリしました。懐かしい思い出です(^o^)v

※註　銀シャリとは白米１００％のご飯であって戦前では軍隊でも銀シャリは将校以上だけで下士官以下は麦飯が基本だったようです（特別な日を除く）