今日はタイタニック沈没100年(非コンサネタ)

2012年04月15日

コンサは最下位に沈みましたが・・ここから浮上しましょう☆

豪華客船タイタニックの事故からちょうど今日で100年が経ちました。小学生の頃に見たNHKの人形劇「ひょっこりひょうたん島」でイタイタニック号がひょうたん島に衝突し「氷山じゃなくてひょうたんで良かったね」とオチがあり、子供心に「井上ひさし畏るべし」と感じました(^^;) ※タイタニック号の写真はウィキからです。
4本目の煙突はダミー
その暫く後でNHK土曜日の夜に放送された米国の人気S.Fドラマ「タイムトンネル」でも初回放送は未完成のタイムマシンで主人公のトニーとダグが転送されたのもタイタニック号でした。ナツカシ☆最初にトニーがタイタニックのボイラー室に誤って転送され、ダグが当時の服装とタイタニック遭難の新聞を持って救助の為に転送されました。最後は海上に転落する直前で・・・ギリシャ時代に転送・・・そしてトロイの木馬へと続く(なぜか覚えている)(^o^)v 以前、柏をサポートしている日〇グループの〇立造船の農業用コンポストを設計されている方から「タイタニックが悪徳業者のセコイ儲けの為に沈んだ」と聞きました。 以下は彼の説ですが興味深いトコもありますので要約します・・。 彼は以前から「なぜあの程度の氷山で致命的な損傷を負ったか疑問」だったようです。しかし3600メートルの深海から船体の構造部分のサンプルが引き揚げられ、鋼材に大量の硫化マンガンが含まれていた事実が分かり納得したそうです。タイタニック号が沈没した時に設計者のアンドリュースさんも(当日死亡)乗っていて「なぜだ」と叫んだ話が生存者から伝わっています。 つまり設計時に求められた十分な強度を持つ鋼材(鋼板や構造材等)は、事前のサンプル品ではクリアしていたそうですが、実際に建造された際に納品された鋼材は硫化マンガンを多く含む粗悪品だったようです。当時の技術では脱硫するのに大変な手間とコストがかかるようですが、請求は高い価格のままで納品されたモノが粗悪品なら業者は濡れ手に粟ですから。 鋼材に硫化マンガンが多いと粘りが無くなり、特に低温の時に脆くなるようです。さらに致命的だったのは外側の鋼板を留めるリベットも同様に粗悪品だったようです。 この手の話は最近では耐震偽装マンションでもありましたね。そしてニュージーランドの地震で語学留学生が多数犠牲になった倒壊したビルも設計強度に満たない材料と施工だったようです。 仕事で車に乗る毎日ですが、前にコンクリートミキサー車がいると「私たちは加水しません」のステッカーが目に入ります。そんな表示をしなければならない程に強度不足の「シャブコン」が横行していたのですね。 コンクリートは水増ししたら、その時は少し儲かります。でもタイタニック同様に人間の愚かな行為はいつの日にかバレます。その犠牲になった方々に合掌・・・。



post by 大阪帰りの道産子

05:49

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