シミュレーションの伏線

2006年03月14日

フッキがシミュレーションを取られたシーン。
彼は心の中で松本監督に叫んだだろう。
「今度はちゃんとシミュレーション取ったよ!」
伏線は昨年の第16節、鳥栖対草津戦。

選手が倒れた場合、特にPA内では非常に慎重なジャッジが要求されるが、
シミュレーションかPKかの二者択一ではないはず。
むしろ、そのどちらかは両極であり、ノーファールこそ前提ではないのか。
フェアプレイ精神は選手だけのモノなのか。

水戸戦のジャッジをどうこういうつもりはないが、
育夫の論理はサッカーを非常につまらなくしている。

ヤンツーの肩を持つわけではないが、水戸戦は見ていて面白かった。
水戸サポにすれば、89分間はつまらなかったけど、
1分間で1点入って勝った、という試合。
ということは、札幌サポにすれば。

無論、勝ち負けは大事だし、昇格という目標もあるのは分かるが、
プロチームである以上、客を喜ばせてナンボ。
ヒジうちやパンチなんぞ見たけりゃプロレスでも見に行けばいいわけで。
客が喜ぶのは面白いサッカーを見せてくれること。
勝てればなお良し、くらいの気持ちになれないか。



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