2006年01月31日
骨髄バンクからドナー候補になったと連絡が来た当初、私は 「絶対、提供したい!」 と強く思ったものだ(単純お馬鹿だから) しかし、ここに来てちょっと心境の変化が出てきた。
「患者さんにとって、より良い条件の骨髄移植であって欲しい」 「他に条件の良いドナーがいれば、そちらから提供された方が良い」 …ま、言うまでもないことなんですが。 とにかく、数百人~数万人に一人という確率でHLA(白血球の型)が適合したという、 「あなた」に元気になって欲しい。 今なら、素直にそう思う。 でも、できることなら、 そのお手伝いをさせて貰えるのが私であったなら、もっと嬉しいのだけど。 余談だが、白血球の型が一致しても、必ずしも血液型も一緒という訳ではないそうだ。 (前処理が必要になるので、できれば移植は同じ血液型の方が望ましい) しかし、移植を受けた患者さんは、ドナーと全く同じ血液型になってしまう。 何故なら、血液を作る骨髄を移植するのだから。 この世に自分と全く同じ血液型の人…。 ちょっと不思議な気もする。
※ もし興味を持って下さいましたら、日本骨髄バンク、骨髄バンクドナーの輪、ドナーズネットをご覧下さい。 05年夏には、元日本代表キャプテン井原正巳氏がCM出演していた。 初回から読みたい方は、こちらへどうぞ。