一年で最も大切な試合2

2005年12月29日

前回からの続きです】
11/19(土)にドームで行われた京都戦の日、自分が関わっているグループでは、
336名の施設の子供達と保護者を招待しました。
その様子を3回に分けて紹介しております。
今回は、その2回目です。



<第2回>子供達との観戦

試合開始直前に入場ゲートを引き上げ、観客席に向かう階段を駆け上がって行くと、
サポの歌声が聞こえてきた。

いつもは熱烈応援ゾーンで、立って手を叩いて声を出している私達。
やはり、この瞬間は気持ちが高ぶる。

でも、今日はその気持ちを少し横に置いて、子供達と応援しよう。

いつもと違った形のサポートになるが、自分はこの試合を一年間で最も楽しみにしている。

色々な事情を抱えた子がいる。
今回は、聴覚に障がいのある子も来てくれていた。
皆、この試合を楽しみにしてくれている。

この日は、US主催で選手入場と同時に、赤と黒の画用紙を使ってホームゴール裏に大きな赤黒いハートを描きだした。
わぁっと、子供達から喚声が上がった。

そして、キックオフ。

有志の中の数人が、子供達の座ってる席の後ろから、ホーム側のコールに合わせて声を出した。
最初は、びっくりして振り返る子供達。
(ちょっと声が大き過ぎたらしい…反省)

でも、すぐに一緒に手拍子を打って、
「コ~ンサドーレ!」と声援を送ってくれるようになった。

前半19分 清野のゴール!
目の前のゴールに、子供達も赤黒ポンポンを振って喜んでいた。

嬉しい。

どんなに苦労して準備しても、やはり試合に勝利することが一番喜ばれる。
今日はどうしても勝って欲しい、心の底からそう願っていた。

いつもより、強く。

【次回へ続く



post by イリス

09:04

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