2005年11月27日
鳥栖に行って来ました。 あのことを中心に書きます。 スタジアムに着いたのは、丁度、ピッチ練習が始まる頃だった。 練習が終わり、一旦、選手達がピッチを後にしたとき、ある断幕が問題になった。
「飲酒運転撲滅!中尾もJへ!」 アウェイゴール裏メイン寄りに貼られていたので、我々コンササポからは見えにくくて気付かなかった。 コールリーダが、誰が張ったのか、張った人は降ろすようにと何度も呼掛けるが、誰も名乗り出ない。 結局、無関係の人が降ろした。 試合開始直後、鳥栖のCK。 当然、林コールだと思った。 しかし、一部サポから起こったのは彼に対するブーイング。 試合中も、彼がボールを持ったり競合いをするたびにブーイングが起こった。 試合終了後、鳥栖のホーム最終戦を飾るセレモニーが始まった。 年間MIP賞に選ばれた彼に、又しても一部サポからブーイングが起こった。 セレモニーが続く中、数名のサガンティーノがアウェイゴール裏に怒鳴り込んできた。 年間MIP賞を受賞した彼へブーイングしたことへの抗議だった。 サガンティーノは、彼が過去にしでかしたことを知っている。 それを承知の上でサポートし、批判に晒されながらも結果を残した彼のことを認めているのだ。 試合後に配布されていたサガンタイムスによると、年間MIP賞はサポからの直接投票で選出したのだが、総得票1,471票中、約半数の730票を彼が獲得していた。 幸いサガンティーノとは、最後には和解したそうだ。 何故、一部サポは、彼にそこまで執着するのか。 確かに彼は夏場の試合日程の厳しい中、深夜まで飲酒するというサッカー選手としてやってはならないことをした。 しかも、酒気帯び運転という社会人としてやってはならないことをした。 挙句に人身事故を起こし、他人を傷つけた。 しかし、彼は既に刑事罰も受けてるし、社会的制裁も受けている。 試合に際しては、相手への誹謗中傷(ブーイングを含む)ではなく、コンサの選手をサポートすることを優先しようではないか。 しかも、彼はブーイングをされたら逆に発奮するタイプなので、全くの逆効果だ。 サッカーとは、対戦相手があってこそ成立する。 対戦相手への敬意が必要だ。 自分も、彼に対して思うところはある。 (コンサのチームやファンに対して謝罪していないとか、現場復帰が早すぎるとか…その他、諸々) 二度とコンサに戻って欲しくない。 だからといって、彼に対して何をやっても許される訳ではない。 今回のアウェイ観戦は、折角の勝利も後味の悪いものになってしまった。 【追記】 試合後、炎会に参加した際に、あるコールリーダさんと話しをしたが、 断幕を作成した人物は、特定しているそうだ。 その人は、今後、アウェイに行けないことを覚悟して欲しい。 それだけのことをやったのだから。 たった一人の馬鹿げた行動が、コンササポ全体の品位を落としたのだから。
児玉芳明
感謝です
2005-11-27 22:08
HFCの児玉です。鳥栖戦の応援ご苦労様でした。 そして団幕問題へのご意見ありがとうございました。 私も全く同じ考えです。 昨日、勝利を聴いて、「やった!」と思った直後に、 鳥栖へ行ったスタッフの一人から報告を受け、気持ちが萎えてしまいました。本当に残念でした。 そのあと、在札のスタッフからも事態の詳細報告が再三入り、対応に追われました。スポーツマンシップは選手だけに必要なものではありません。スタッフ、そして観戦する側にも求められます。 それをもう一度確認するため、フロントも今回のことを重く受け止め、関係者と話し合うなど対処したいと思っています。
あさい
コメントありがとうございます
2005-11-28 00:26
児玉社長 様 当ブログ管理人のあさいと申します。 この度は、コメントをいただきまして、ありがとうございます。 自分は、しがない一サポです。 コンサを愛し、ゴール裏で声を出し、手を叩き、試合の内容や結果に一喜一憂するだけの存在です。 それでも、今回のことは看過できませんでした。 あの場で何もできなかった自分に無力さを感じつつ、 ここに書いても何も変わらないと思いながらも書いてしまいましたが、 社長自らのお考えをお聞きすることができて、大変嬉しく思いました。 コンサに関わる者全てがスポーツマンシップを持ち、コンサに誇りを持てるようなチームにして行ければ…自分も微力ながらその一助を担えればと思っております。 最後に、毎日、社長のブログを拝見しております。 社長のお気持ちを直接知ることができるこの場は、とても貴重です。 今後も、コンサをどうか宜しくお願い致します。