2006年07月16日
今日は、アウェイでの鳥栖戦。 遠征に行く予定はなかったのだが、今はほんのちょっとだけ、後悔している。 九州遠征には、密かに観てみたかった光景があるのだ。 前節、11ヶ月ぶりに実践に復帰した上里の出身地・宮古島では、 高校卒業と同時に、大学進学や就職のため九州に転出する若者が多いらしい。 なので、上里が出場する試合には、いつも同級生が大挙してやってきていた。 昨年、自分が遠征したときに見た彼らは、 白いTシャツにマジックで宮古島の地図や上里への思いを大書し、 上里と同じ、屈託のない太陽のような笑顔を振りまいていた。 その光景に、こちらまで明るい気持ちになった。 彼らを見ていると、上里は良い少年時代を過ごしたんだなぁ、とつくづく感じた。 きっと彼らも、上里の復帰を心待ちにしていたに違いない。 試合会場での、彼らと上里の太陽のような笑顔を見てみたかった気が、ちょっとだけする。