試合直前の福岡の選手を見て感じたこと

2005年11月15日

一昨日の福岡戦、博多の森競技場でのこと。
観客席に向かう途中、スタジアムの階段を上っていた時、
階段の一角で、数人の子供がすぐ横の建物の中を覗き込んでいた。
何かな?と思い、彼らの頭越しにそちらに目をやった。

丁度、アビスパの選手がピッチ練習前のアップを始めるところだった。

  円陣を組み、大声で気合を入れる。
  ピーンと張り詰めた雰囲気。

アビスパはJ1自動昇格の2位確定を目前にしながら、ここに来て2連敗。
「もう負けられない。否、絶対に勝ってやる」
黙々とアップをする様子には、そんな緊張感がみなぎっていた。
正直、マズイと思った。

コンサの選手に緊張感がなかったとは言わないが、
J1に昇格したい、と狂おしいまでに想っていた選手は、あの日、何人いたのだろう。
一生懸命やっていたとは思うが、本当にそれは最大限に実行されていたのか。
昇格に対する意識は統一されていたのか。

コンサは入替戦に参加できる3位を目指している。
昇格争いという張り詰めた雰囲気は、最下位をさ迷っていた昨年には到底味わえなかった経験だ。
この経験は、絶対に、後の糧になる。

去年、福岡の選手は入替戦の参加し、そして悔しさを味わった。
そして今回、絶対に昇格してやるという意気込みで挑んできた福岡と戦った経験を、今度はコンサの糧にするのだ。

頑張れ、頑張れ。
私も、力一杯応援を続けるよ。
チームを支える一員として、コンサを決して諦めたりはしない。


↓アビスパの選手達のアップの様子



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