2006年05月09日
一年前の5月9日、あのニュースが飛び込んできた。 コンサドーレ札幌の存続までもが危ぶまれた、あの事件。 あの日と、その後の数日間のことは、今でも忘れられない。 事件発覚から5日後の5月14日、厚別で開催された水戸戦の日は、 空は高く青く澄み渡り、 桜の花がほころび始めていたが、 冷たい強風が吹き荒れる肌寒い日だった。 ゴール裏に集まった人達。 心ならずも来れなかった人達。 思いはたった一つだったはずだ。 試合前には、社長達がサポに向かって謝罪し、 HFC社員の直筆謝罪文が配布され、 サポ達は、一旦ゴール裏から姿を消すパフォーマンスを実行した。 試合は、開始直後のオウンゴールで先制し、 後半の半ばに、元気の見事なトラップからのシュートが決まり、2-0で勝利。 あれ程、心の底から勝利を渇望し、 勝利を手にした選手達に、心の底から感謝したことがあっただろうか。 あのときの、直接の危機は既に過ぎ去ったが、 今もコンサドーレが完全に安泰であるという訳ではない。 コンサドーレの歴史は、まだたったの10年。 この先、更に10年、20年、否、百年先も、 自分たちがこの世にいなくなったとしても、この先ずっとあり続けるために、 「コンサドーレがある」 ということの意味を考え続けたあの日々のことは、 コンササポである限り、決して忘れはしない。 You'll never walk alone.
ダイ
Re:忘れてはならない日
2006-05-09 00:00
あの事件からもう1年が経つんですね? あの時の厚別には行ってはいないんですけどフロントの謝罪の際にゴール裏は誰もいなかったんですよね?もう二度とあんな事はゴメンだし今後も不祥事を出さないでほしいですね。
イリス
Re:忘れてはならない日
2006-05-09 22:30
ゴール裏のパフォーマンスは数分だけだったので、フロント謝罪時にはサポは戻っていました。 又、誰もいないという状態ではなく、趣旨に賛同した大部分の人達が席を外しましたが、あえて残った人達もいました。 どちらにしても、もう二度とやりたくはないものです。