チームを想う気持ち

2008年11月05日

まず始めに。

浦和戦、自分はゴール裏で応援しません。

その理由の第一は、この試合に関してはSSのチケットを持っている自分が、すでにチケットが完売になっているB自由に陣取ることは適当でないと想うから。
自分がB自由に行くことで、場所が無く不自由する人がでることは申し訳ないからです。
(知り合いの皆さんに会いに行く可能性はありますが、試合中はSSに陣取ります)
これが第一の理由で、USの応援自粛とは全く別の話です。


たまたま機会があって、昨日USの人たちの話を聞く機会に恵まれました。
正直なところ、今回のUSの行動には、自分も最初、大きな疑問を抱いていました。

果たして今のタイミングで、この行動を取ることにどれだけの意味があって、どれだけの影響を与えることができるのか。
ましてや、HFCに向けてのメッセージだとしたら、なぜこの手段なのか?
などなど。

しかし、USのサイトにあるとおり、彼らの行動は単純な運営会社対してだけなく、選手に対してだけでもないということ。

HFCの役員・社員、選手・スタッフ、そしてサポーター、チームに関わる全ての人たちに、今を変えるために、そしてチームが未来永劫発展していくために、今回行動するということであった。

一人ひとりが、今置かれているこのチームの状況に、危機感を抱いてほしい。

HFCの役員・社員は、このチームを心の底から愛し、発展していくための最大限の努力をしているだろうか?

選手・スタッフは、このチームを心の底から愛し、本当に全力で戦っているか?

そしてサポーター。
このチームを心から愛し、本当に全力で「サポート」しているだろうか?

J2降格。
増減資により債務超過を解消させたのに、赤字から脱却できないチームの運営状況。
J1というトップステージに立ったのに、伸びない観客動員。

このチームは、今ひとつの危機に立たされている。
チームに関わる人たちみんなが全力を注ぎ、力を合わせてこの危機を乗り越えなくてはならない。

それを全ての人たちに伝えるための手段としての「応援自粛」なんだと。

チーム成績が不甲斐ないからとか、選手にやる気が見られないからとか、単純なフロント批判で行われるものではなく(自分は恥ずかしながらそう解釈していた)、もっとチーム全体・チームに関わる全ての人が変わっていかないと、このチームは生きながらえることができない、そういうメッセージを伝えるための「応援自粛」であるということだった。

応援しないことに批判もあるでしょう。

確かにこの手段が本当にベストかどうかは判らない。

でも、いまここで行動する必要があるとUSは考えたのだそうです。

そして、運営会社、選手・スタッフ、サポーター全ての人にそれを伝えるためには、それらが一同に会するスタジアムで行動を起こすしかない、というのがUSの考え方なのだそうです。
(解釈違いがあったらすみません^^;)

そしてこれは、ゴール裏全体の総意として行われる場合、大きな効果があると思われる。というより、多くの方が賛同してくれないと意味が無い。

当初、サポーターみんなを縛ることは適当でないという考えから、「強制しない」というスタンスで始めた「自粛」ですが、より多くの賛同を得られるために、木曜日に説明会を開き、またWebで「協力要請」というスタイルに変わったのだそうです。

人それぞれの考えがあるのですから、「USが何と言おうと俺は応援する」という人が居て当たり前です。そしてそれを止める権利は誰もいないでしょう。

でも、USが闇雲に応援自粛をするわけではないことを知ってほしい。

そして、こんなブログでいろいろ書くことよりも、USのみんなの生の声を聞いて欲しい。
浦和戦に応援するという方も、応援したい気持ちのままでもかまわないので、彼らの意見を一度聞いてみて欲しいです。


「応援自粛の話し合い」
11/6(木)19:00~21:00 ちえりあ(中研修室2)
お時間が許す方は、是非御参加ください。


この記事に対するコメント一覧

たかゆき

Re:チームを想う気持ち

2008-11-05 08:21

>SSのチケットを持っている自分が、すでにチケット >が完売になっているB自由に陣取ることは適当でない >と想うから 売り切れてなくてもSS席に座るべきです

なおし

Re:チームを想う気持ち

2008-11-07 00:58

>たかゆきさん ああ、そうですね。

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