supporterの定義

2008年12月12日

Supporterって何だろう??
とりあえず辞書で引いてみた。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=supporter&enc=UTF-8&stype=0&dtype=1&dname=1na

プログレッシブ英和中辞典より
後援者, 後ろだて, 味方, 賛成[支持]者;扶養者;わき役, 助演者;(スポーツチームの)サポーター

…。

普通に我々はサポーターって名乗っているけど、サッカーチームを応援する人たちを指す「サポーター」という言葉そのものの定義はない。
なんとなく、Jリーグ創世期にサッカーで応援する人のことを漠然とサポーターと呼ぶようになったような記憶しか、オレの中にも無い。

Jリーグ創世期、オレは特に応援するチームも無かった。その後、好きなチームが清水エスパルスになり、札幌でホームゲームをやった時にゴール裏に初めて立った。

今思えば、オレのサポーターとしての始まりはそこだったかもしれない。

でも、「後援者, 後ろだて, 味方, 賛成[支持]者」なんてことも考えていなかった。
日本で流行った意味合いでの「サポーター」であっても、元来の英語の意味での「supporter」ではなかったと思う。

そしてその後、地元にチームが生まれ、Jリーグを目指した。

Jリーグに上がる為に応援をし、2部制になる前のJ1参入決定戦で、コンサのゴール裏に初めて立ち、チームがJ1に参入できるよう、力の限り応援をした。
結果はJ2へ陥落。しかし、このチームを失いたくない。チームを支えていこうと思った。

自分ではこの時、本当の意味で「コンサドーレ札幌サポーター」になれたと思う。



我々は、自らをサポーターと呼ぶ。

では、本当に自分たちはsupportしているだろうか。

試合に負けたからって選手を罵ったり(「叱咤激励」と「罵り」は違います)、負け続けているからといってスタジアムに足を運ばなくなるとか。

それはsupportするとは言わないとオレは思う。

supporterを名乗らないで欲しいとすらオレは思う。



では、supportとは何だろう。

・チームが戦っている時に、声を出して応援をする。

・主催ゲームでボランティアをやる。

・練習場の手入れのボランティアをする。

・チームに出資する。

・チームのスポンサーを探す、あるいは自らがそれとなる。

・観客動員を伸ばすため、世間にいろんな働きかけをする。

いろんな形がある。


いま、我々がやらなくてはならないことは、チームをsupportすることだ。

3度目のJ2降格。

限られた予算でのチーム編成の中で戦うチームをどうやって支えるか。

我々は今、岐路に立たされている。

ともに手を取り、力を合わせて、チームを支え、戦っていかなくてはならない。


そう思う時、我々はチームをsupportするという点において、同じベクトルを向かなくてはならない。(方法はそれぞれだけど)


そう考えた時、応援自粛にまつわるあれこれだとか、アントラーズのコンサドーレコールにまつわるあれこれだとかは、正直どうでもいいと思う。


それぞれが、チームをsupportするという気持ちに立って行動したのであれば、どっちが正しくてどっちが間違っているなんてことはないと思う。

微妙に考え方が違う人が居て当たり前。

観客動員が減ったからといって、それでもゴール裏だけで数千の人がいるのだから、その人数分だけ考え方がある。


大事なのは、「チームをsupportするということが我々の原点であること」を自覚すること。

そして、「異なる考えを持つ人の意見を聞き、分かり合い、お互いを尊重すること」だと思う。


共にチームを支え、チームと共に闘おう。


名古屋戦の『応援』を終えて

2008年12月01日

お気楽な遠征記を書く前に一言。

自粛していた人も
その間応援し続けてきた人も
その人なりの考え方・信念に基づいていた行動ですよね?

名古屋戦で自粛も終わって応援が再開されましたが
本当の意味で、一体感のある応援できたかな?

自粛した人は、応援し続けていた人が
応援し続けていた人は、自粛した人が
それぞれどんな思いで行動していたのか
もう一度、それぞれ相手の思いを、考えて見ましょうよ。

そこから始めないと、
何か大切なものを失ってしまうかもしれない気がします。