2006年11月05日
昨日と今日で、天皇杯4回戦のほとんどの試合が行なわれました。 残念ながら、格下が格上のチームを倒す、いわゆるジャイアントキリングはなし。 愛媛が横浜FMを延長まで苦しめるところまで行きましたが、残念ながら敗退。ま、コンササポ的には、愛媛が、慣れない延長戦までやって疲弊しまくって、おまけに退場者でも出して、札幌戦に出場停止になる選手が居てくれるとありがたいのですが(笑)。 今日は、残務処理があって会社に出る予定があったので、そそくさと準備をしつつ、テレビのチャンネルを、ついうっかりNHK-BSの天皇杯中継にしてしまいました。BS-1では、清水vs栃木SCをやっていたのですが、前半の15分くらいから、出勤準備をしながら見てました。 いやー、なんでしょう。清水もダメダメだったといえばダメダメだったのですが、それ以上に栃木SCが頑張る頑張る。普通、格上との対戦の場合、自陣に引きこもって、守って守ってカウンターという戦術を取る場合が多いのですが、栃木は前半、やや守備的ではあるものの、ボールを持つと積極的にまわして、しっかり組み立てて攻撃をしていました。前半終了時の両チームのシュート数は4対4。イーブンな戦いをしていました。 後半開始早々も、栃木が積極的に攻めて、一体どっちが格上なんだか、っていう試合展開だったのですが、後半14分、CKから清水・矢島に決められて先制を許してしまいました。そこから23分、27分、28分と立て続けに失点。イーブンな立場で見ていた自分は、「もはやここまでか・・・」と思い、出勤の支度を始めました。 ところがところが、その2分後の後半30分、左からのミドルを清水GKがはじき、さらに味方選手がそれを落としたところに栃木・只木がゴールに叩き込み1-4とすると、その5分後には左サイドからのクロスに吉田が飛び込み2点目! しかし、意気上がる栃木側をあざ笑うかのように39分に藤本が5点目を決め再び3点差。 もうだめぽ、と思い、洗面所で顔を洗っていた俺の耳に、「栃木3点目!」というNHKの実況が飛び込んできたのは後半42分。今度は左サイドから茅島が豪快なミドルシュート。これがGKの手をはじき栃木3点目!! だが、もう足が止まりかけていた栃木DFを蹴散らして、清水・マルキーニョスが6点目を決める。 「いやー、善戦したよ栃木SC」とテレビに向かって拍手をしたが、まだ拍手を送るのは早かった。 後半ロスタイム、再び左からのクロスに栃木・永井がボレーシュートを決めて再び2点差。 「なんだかすげえぞ、この試合!」 と身を乗り出しかけたところで試合終了。 栃木の失点の中には、非常にアンラッキーなものもあったので、そこをしっかり守りきれていたら、試合の結果はわからなかったと思います。そのくらい、栃木のサッカーはすばらしかった。 3回戦でべるでーを破って勝ち上がってきたのは、決してフロックではないことをこの試合で証明したと思う。 3回戦でウチと対戦しなくてホントに良かったと思ったのは俺だけではないと思うw さて、ウチはというと、ご存知の通り、ナビ杯決勝の関係で8日の水曜日にジェフ千葉とフクアリで対戦。 この3連休中の試合だったら見に行きたかったのですが、さすがに平日開催では見にいけません。しかし、BS-1で生中継をしてくれるので、自宅を「なおしPV」として開放して観戦したいと思いますw ウチの選手には、他のJ2,JFLチームの選手・サポーター思いも背負って、大番狂わせを演じてほしいものです。
プロフィール
ホームでは主にSS席で観戦。時々思い出したかのようにゴール裏に出没する。たまに行くアウェイでは熱烈応援&旗振りに変身することもある。 2007年時のJ2チーム全ホームスタジアム制覇を無事達成しました。 もうこれでJ2に思い残すことはありませんw
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