2016年07月10日
今回はまとめて6冊。 寝食を忘れてはまりました、『図書館戦争』シリーズ。別冊含む。 この本に出会うまで『図書館の自由に関する宣言』というものがあることを知りませんでした。 実際、札幌市中央図書館にはこの宣言が掲げられています。 自由に本を選ぶことができる権利を守る図書隊と『メディア良化法』を盾に検閲をするメディア良化委員会の攻防戦。 最初は攻防戦に引き込まれ、そのうち作者いわく勝手に動き始めた登場人物にひかれ、何度も読み返しました。キャラ読みも楽しい。 そういえば、いつの間にか使われなくなった言葉って多くなってきたな…と思うことありませんか? もしかしたらいつの間にか本当に『メディア良化法』が施行しているかも…よ。
2016年03月11日
この日が来ると読み返す本がある。 『知ろうとすること。』 『できることをしよう。ぼくらが震災後に考えたこと』 今日から読み始めた 『3・11に生まれた君へ』 「希望の君の椅子」を贈られた 2011年3月11日に生まれた岩手・宮城・福島の子供たちの親御さんたちの手記です。 どんな感想をつづっても、薄っぺらいので書きませんけど。 2011年3月11日に生まれた子供たちに 5歳のお誕生日おめでとう!
2012年10月28日
街歩きをしたくなる本です。 『蝶々喃々』 小川糸。 「食堂かたつむり」の作者ですね。 季節が見えて、色が浮かび、時間がゆっくり進むような感じ。 大事なものを慈しむ気持ちにきゅんきゅんきます。 舞台は東京都台東区谷中。 巻末に地図があって文中に出てくるお店が記されています。 実在するんじゃないかと街歩きをしたいと本気で思います。 もしかして本当に「ひめまつ屋」があるかも・・・。
2012年02月04日
この1ヶ月で4回読みました。 なんかね、いいんです。 『四十九日のレシピ』。 その人の取り巻く世界は家族の人は意外と知らなくて、 慕われていたのか、憎まれていたのかがわかるのって 死んだときなのかな・・・と以前から漠然と思っていたのですよ。 経歴って意外と身内でも詳しくは知らないと思うし。 その人を思い、思い切るための儀式が四十九日にこめられているのかなと この本を読んでこれからの心構えとしておきたいと思いました。 もしも、自分の年表を作ったとき何を書けるかな。 たいした生き方もしてないけどさ。
2012年01月29日
最新の『Number』796号にうちの強化部長が出ています。 ぜひお読みください。 卒業記念として『J2白書2011』を購入。 J’s GOALでおなじみの『J2日記』をまとめた本も3冊目になります。 まじめなコラムからローカルネタまで 地方に点在しているJ2ならではのローカル色が魅力。 各クラブのアウェイサポをも巻き込んだいろんな努力に拍手! 最後に「送辞」があります。ちょっと泣けます。 つらいときもあったけど、J2楽しかったよね。 もう戻ってくる気はないですけど。
2011年12月18日
先日本屋さんをうろうろしていたら 東日本大震災に関する本がたくさん出ていることに気がつきました。 専門家からミュージシャン、ツイッターなどからのメッセージをまとめたものまで 実にたくさん出ていました。 9ヶ月を過ぎてもまだ現在進行形の状態で過去にすることは自身の中ではできず、 震災当時に自身を落ち着けるように読んでいたサイトの 震災関連のコンテンツをまとめた本が出版されたので購入してきました。 『できることをしよう。-ぼくらが震災後に考えたこと-』 いろんな人たちが出てきます。 その人たちは光が射すほうをむいて動き始めています。 その人たちを応援する人たちもいます。 みんな前を向いています。 私たちにできること。 忘れないこと。 気にかけること。 できることをしよう。 行ったことはないけれど、街の名前を聞くと負けるなと思う。 そうそう、 被災した宮城県山元町・亘理町のいちご農家がクリスマス用のいちごを初出荷したって!
2011年08月31日
久しぶりにはまりかけています。 大沢在昌著『新宿鮫』シリーズ。 シリーズ1作目『新宿鮫』をメトロ文庫で借りて読んだんです。 どきどきしながら読み進めていたら ずんずん引き込まれてしましました。 頭の中で勝手に映像化していっています。 読み終えるやいなや、今度は本屋さんへ。 シリーズ2作目『毒猿-新宿鮫Ⅱ-』を購入。 それも2日で読み終えて シリーズ3作目『屍蘭-新宿鮫Ⅲ-』を本日購入してきました。 これから読みます。 だってかっこいいんだもん、鮫島警部。 このままいくとシリーズ最新作までつっ走って行きそうな勢いです。
2011年07月20日
ビジネス書になるのでしょうか。 「スポーツでこの国を変えるために 僕がバナナを売って算数ドリルをつくるワケ」。 長いタイトルです。 著者は川崎フロンターレ・サッカー事業部プロモーション部の天野春果さん。 あっ、男性です。 以前から少し気になっていました。 フロンターレの試合以外の活動。 シーズン初めに新入団選手が商店街に名刺を持って挨拶まわりをしていたり、 街のイベントに積極的に参加したり、 算数ドリルを作って、選手が先生になったり。 ちょっと・・・すごくうらやましいと思っていました。 あんなことやこんなことを仕掛けた張本人が著者です。 チームはもちろんのこと、地域を巻き込んでお互いにメリットのある方法を探り、 知恵を出し合い、周りを巻き込み、実現させていく実例も載っています。 選手との契約書には「ホームタウン活動は無償で参加する」との一文があるそうです。 フロンターレの選手がいろんなイベントに積極的なのはチーム色なんですね。 同じことができるとも思わないし、する必要もないと思う。 けれど、アイデアが煮詰まったときに気づく参考になるかもしれません。 そのチームに在籍していた岡山選手。 今もそのキャラは在籍していたチームに頼りにされているようです。 自ら仕掛けることも大事だということを体感して欲しいと思うのです。 今度はディズニーの本を読んでみようかな。
2011年06月13日
昨日の試合の帰り、長崎屋の本屋さんで購入した『サッカー批評』。 コンサドーレ関連としては サッポロビールさん、ゴンさん、西村選手。 興味のある方はぜひ。 ここで紹介されていた本 『サムライブルーの料理人 サッカー日本代表専属シェフの戦い』。 札幌に着いてすぐに本屋さんで探しました。 昨日今日で一気読みです。 ジーコ監督の2004年から今年のアジア杯まで海外遠征時にチームに帯同していた シェフの記録。 食べるということの目的、意義。 肉体的、精神的に及ぼす影響。 代表選手の食への意識。 それらを作り手の視線で見たこと、感じたこと。 実に実に興味深かった。 この料理人の方、Jヴィレッジの総料理長なのですが 震災直後のことは『サッカー批評』に少し載っています。 あとこの本の印税は著者の故郷に義捐金として寄付されるそうです。 そうそう、コンサドーレ関係では岡田さんと津村さんが出てきます。
2011年05月14日
ちょっと前、GWに読んだ『八日目の蝉』。 昨日観てきた映画『八日目の蝉』。 「三つ子の魂百まで」 この言葉の意味を考えつつ読み、観ました。 誘拐犯を責めるのは簡単。 だけど誘拐された子供の心には その期間の幸せだった記憶が残っていたのだ。 たぶん、読む人、観る人の今いる状況で 感情移入をする登場人物が変わってくると思います。 ニセ母なのか、実母なのか、子供なのか、事件を取材する記者なのか。 映画では小池栄子さんが良かったな。 背中の丸まった感じがね。
プロフィール
1997年7月12日初観戦。1998年より本格観戦。1999年CVSに登録、継続中。試合はゆる~く、CVSは楽しくでも誠実に。でも本当はキックオフ前のスタジアムの雰囲気が好きで通い続けている。 現在【肩入れできる選手募集中!】 札幌在住。
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