室蘭への道2(大嘘)

2007年04月07日

前回までのあらすじ。
くりはら田園鉄道(愛称:くりでん)に乗るため、北海道を出発した平均は、何とか石越駅からくりでんに乗ったのだが、そこには思わぬ罠が…。

この後は無駄に写真が多いです。


予定では沢辺を15時39分に出発するのですが、車内アナウンスで「列車待ち合わせのため、15分ほど停車します」とありました。

実は、石越駅に「~(意訳)沢山のお客さんが来られていて、ダイヤが時間通りに動いていません~(以下略)」の内容の張り紙があったのを思い出したのです。

一応、コンサの応援を優先する私としては、31日の室蘭を参戦するつもりの予定でスケジュールを組んでいました。で、予定としては石越~一関を東北本線で移動して、一関から新幹線に乗り換え~盛岡~八戸~青森~札幌~室蘭となっていました。

時間通り石越に戻れば、16時57分着で、石越17時16分の東北本線普通で一関17時37分着。東北新幹線一関発18時15分に乗車。そのまま乗り継ぎで盛岡19時26分発~八戸20時14分発~青森21時16分着ときて、はまなす22時45分発の乗り継ぎの予定でした。指定も全て取っていたから、さてどうしたものか。

のんびりと車窓を眺めていたかった。が、帰りの時間を気にするしかありません。が、大丈夫と勝手に判断。

ようやく、すれ違いの列車がやってきて、15分程度遅れで沢辺を出発。すれ違いの列車は2両編成でした。

さて、終点細倉マインパークまでは送れることもなく、進んでいきました。予定より18分程度遅れ。

が、ここで問題発生。

沢辺ですれ違った列車は2両編成。しかし2両目は空いていました。なぜ?

そうです。大半の人は終点で降りて、散策などを楽しんでいたようです。その人達が細倉マインパークで私の乗った列車の折り返しを待っていました。こっちの列車は1両編成(笑)

予定としてはすぐに折り返したら、何とか石越を15分以内の遅れで到着できると踏んでいましたが、この行列を見た瞬間に無理と判断。

降りるのにも時間がかかり、しかも、行列の最後尾に並ぶと、乗ることができるかの方が心配になりました。何しろ1両(笑)。

結局、1両に押し込まれて乗ることができました。終点の写真を撮りたかったのですが、それどころではなく、同じ路線を引き返すことに。恐らくもう2度と来ることはないと思いながらの出発です。

因みに出発したときには20分以上の遅れとなっていて、石越経由では新幹線には間に合わないので、その時点での最善策をとることに。例の沢辺駅で降りて、タクシーで東北新幹線のくりこま高原駅に行くというルート。これなら、何とか予定の列車に間に合うことに。

沢辺駅に到着したのは17時05分頃、到底、石越の乗り継ぎには間に合わない時間なので、途中下車。さて、くりこま高原には18時06分までに着けば良いということで、沢辺駅で時間つぶし。
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詳しいことはわかりませんが沢辺駅の駅舎は古くて、懐かしい感じがしました。北海道ではこんな古い木造の建物は余り残っていないようです。

沢辺駅で色々なグッズを売っていたのですが、大半は売り切れ。のんびりと時間を過ごしていたら、駅前に止まっていたタクシーはいなくなり大汗。何とか駅前の営業所にお願いして、事なきを得る。

沢辺~くりこま高原を約15分2000円ほど。何とか、予定の新幹線には間に合って、盛岡へ。
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新幹線は大きいし、早い。「魔法の杖」と表現した人がいたが、その通りである。

盛岡駅で牛肉の味噌焼弁当とビール購入。
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青森駅で急行はまなすに乗り換え。北海道を走る急行はこれ一本のみ。
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一度札幌に出てから青春18切符で室蘭。青春18切符と称しているが、半数以上の利用者は中年以上とか(爆笑)。

室蘭での必勝弁当は大阪名物パチパチパンチたこ焼き入りでした。
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試合終了後、気合いの入っているブルーノさん。
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post by 平均

09:09

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