F1第9戦・イギリスグランプリ。

2008年07月08日

 地上波では中嶋悟の雄姿をフィーチャーしながらの中継であった。デビューイヤーの87年のイギリスグランプリは中嶋は4位入賞。確かホンダ1・2・3・4の快挙を達成したレース。今や中嶋一貴が立派にF1を戦っているのだから時の流れは速い・・・。

 予選から荒れたレース。
 1位コバライネン・2位ウェバー、その後はライコネン、ハミルトン、ハイドフェルド、アロンソと続く。
 オープニングラップも大変なことに。2位のウェバーがスピンして大きく順位をダウン。
 ウェットレースとなったこのレースはあちこちでスピンが続出。中盤戦は途中寝てしまった(泣)。

 が、前回のフランスに続いて今回もバトルは終盤戦に待っていた。
 5位のアロンソが6位コバライネンを必死に押さえる。そこに後ろから中嶋一貴・トゥルーリが追いついて4台のバトルに。最終的にはコバライネンが何とかアロンソをパスして5位。中嶋一貴はトゥルーリにかわされたものの8位フィニッシュでポイント獲得。予選15位から荒れたレースを生き残りポイントゲットは立派。レース終了後のインタビューで悔しさをにじませていたのが頼もしい。見た目にはチャンスはあったしね。
 ハミルトンがうれしい母国グランプリでの優勝。日本勢はバリチェロが予選16位からの3位入賞。そういや初ポールも初優勝も雨がらみだったなあ。トゥルーリ7位、中嶋が8位。トゥルーリはノってるなあ。中嶋をパスしたのは彼自身の力もあるが、本家の意地の方が大きいか(笑)。

 ドライバーズポイントもハミルトン・マッサ・ライコネンが48で並んでクビサが46。去年はマクラーレンでアロンソとハミルトンがチームメイト同士で火花を散らしたが、今年はフェラーリでそれが起こるかも。今回はマッサはノーポイントだったが、ライコネンの下にいるという意識は持っていないだろう。BMWもハイドフェルドが2位に入り、チーム状態はいい状態を保っているから後半が楽しみだ。

 次の第10戦はドイツ。
 あれ、今年はホッケンハイムだっけニュルブルクリンクだっけ?
 なにせ、てっきりフランス・イギリスは連戦だとばっかり思っていたもんで・・・。


post by フラッ太

20:37

F1 コメント(2)

この記事に対するコメント一覧

tomomo

Re:F1第9戦・イギリスグランプリ。

2008-07-08 22:01

バリチェロ3位ですか! さすがセカンドクラブ会長!快挙ですね! カズキの最終ラップで解説の中島悟が無言になったのがかなり笑えましたね! 個人的には、琢磨が大好きなので・・・ 琢磨の復活の為にバリチェロの引退を・・・あ、ゴホゴホ。 あとは、プリティな「ぼくはマッサ」のチャンピオンを願っています。 ・・・長文失礼しました。 あ、もちろん、コンサも大好きです。

フラッ太

tomomoさんへ

2008-07-09 10:35

 ホンダの3位はうれしいんですが、イマイチ「よくやった!」と思えないでいます。言葉は悪いんですが、火事場泥棒的な3位に見えてしまいます。もちろん、こういうレースの時もありますから立派であることには間違いないんですが。  一昨年のハンガリーでのバトンの初優勝の時も雨がらみだったし・・・。  今年はトヨタが予選でいいところにつけているから尚更です。  スーパーアグリの一件の時といい、セナがいた頃の時のような「なにがなんでもホンダ!」といった思い入れが持てないでいます。あの時とは状況が違うんだと判ってはいますが、それでも心意気というかロマンを追い求めてほしかったですね。    すみません、こちらの方が長くなってしまいました(苦笑)。  

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