まさかの“ダイワ”つながり!?

2024年07月22日

>札幌ドームも“大和”ハウスプレミストドームになるわけで…

 久しぶりにダイジェストを見たが、点差以上に(?)ヒヤヒヤものだった。
 コンサが良かったというより浦和が酷すぎたと考えた方がよさそう。

 久しぶりといえば記事の総チェックも。そんな中で「浦和は間違えた」というのがけっこうあって。松尾をCFでスタメンってだけでまず違和感。よく知らんけど、松尾ってどちらかというとサイドの選手のイメージでトップで使うにしても左ウイングじゃないの?って感じ。

 何せチアゴサンタナが別格。
 ゴールよりも二田のゴールをアシストしたポストワークが変態すぎ。あんなんアリかよ?
 チアゴサンタナがスタメンだったら普通にボコられてたんじゃ?なぜサブに回したのか…。

 思えば浦和はショルツ、酒井が退団、大畑はパリ五輪でいないとあってDFラインはメンツ的にけっこう落ちてたような気はしてた。浦和の事情は分からんけど、アンカーにどっしり構えていたはずのソルバッケンももういない。前線はともかく、中盤から後ろは核となる選手がほぼいない状態。

 「いないならいないなりに何とかするのが監督だろ!」ってのは確かにあるんだが、
 浦和の場合はその穴埋めの補強が間に合ってない印象(特にSBで)。
 結果的にそのタイミングで対戦できたことがけっこう大きいかなって気はしてる。
 流れとタイミングか重なることで10試合ぶりに勝利への重い扉が開いたって感じ。

 CK1発でゴールするまでの時間帯もマンツーに極端に重きを置く諸刃ぶりは相変わらず。
 ある程度許容してるのかなとは思いつつも危なっかしいことに変わりなし。

 人についたらスペースが空く、ゾーンでスペース埋めたら人につき切れない。

 そのあたりの駆け引きというか出し入れというかサジ加減というか、とにかくずっと同じってのはまあキツい。特に酷暑のアウェイでは。でも、ミシャは変わらないんである。「ばかねうおっかさいしょからさいごまでいちばんまえをはしればいいのよ!」ってノリで殴り続ける。今日は逃げ切れたからいいようなものの、追いつかれてたらダスカどころかツインターボじゃわいっ!…まあ、今年のコンサは少なからずツインターボと化しているわけだが(毒)。

 それでも駒井のゴールはミシャ式の真骨頂というか4バック崩しの定跡を久々に見た思い。

 しっかり髙尾がインナーラップで攻撃参加して5対4の状況を作れた。浦和DF陣は完全に後手後手。しかも決めたのはミシャの申し子、駒井。浦和が一番やられたらアカンやろって型と選手にやられるあたり相当重症とみる。何せ中盤でフィルターが全くかかってないんだから。浦和にゃ悪いが、コンサにしてみれば練習通りってもんでさながら攻撃練習だよ。

 マンガのジャイキリじゃないけど“チームは生き物”なんだなあと思った。

 補強もしたしケガ人も戻った。それでも戦力考えたら浦和が勝っておかしくない。実際、普通のチームなら4-0フィニッシュ、悪くてもせいぜい4-2くらいで締めそうなもんだが、それができないからコンサはぶっちぎりのビリなわけで。去年の柏戦は殴り殴られの馬鹿試合だったけど浦和戦はスコア上では一方的に殴り倒してたのに気が付けばあわや逆転KOまで追いつめられたんだから、馬鹿試合というよりダメ試合が正当な評価だろう。

 この“失速癖”、どうにかならんもんかねぇ?つーか、却って悪化してないか?
 某リーダーじゃないけど「おいぃぃぃ!」とか「お前たちぃぃぃ!」とボヤキたくもなるよ。

 まあ、コンサはミシャと心中だから今さら選択もクソもないが、
 サマーブレイクに入るタイミングで浦和どーすんのかな?

 …某ウマ娘では半ばネタキャラ扱いされがちだが
 実馬のダイワスカーレットは連対率100%というバケモノ。まさに名牝であることはお忘れなく。


post by フラッ太

11:30

コンサについて コメント(6)

この記事に対するコメント一覧

1号

よみがえった記憶その2

2024-07-22 12:49

7月の関東アウエー2戦は諸事情でともに現地参戦を断念する憂き目に。 まあ、薄氷の白星とはいえ、最も勝ちたい相手からの勝ち点3に 胸をなで下ろしました。ただ・・・ 1)1点差で逃げ切り 2)今季アウエー初白星 3)試合中と試合後に豪雨に見舞われる という点で、否応なく12年10月の浦和戦の記憶を 重ねてしまうのは、我ながらシニカルな性格だと思います。 この年のアウエー戦の白星は結局・・・いや、考えまい。 なお、中断明けの8、9月はアウエー5戦のうち、 関東が4戦を占めますが、うち3戦が平日夜開催orz 現地観戦は9月の町田戦までお預けになりそうな見込みです。 久々に「俺たちのフクアリ」に行きたかったなあ。 そんなこんなで現地観戦が思うに任せぬうっぷんから、 8月18日の新日本G1決勝@両国のチケットを買いました。 GⅡ札幌記念も重なるこの日が今夏のクライマックスの予感。 この日までに勝ち点20台に届いていたら、 残留争いに加わる望みが生まれるかもしれません。

蹴球素人

Re:まさかの“ダイワ”つながり!?

2024-07-22 17:54

『圧倒的じゃないか、我がコンサドーレは!』 危うく死亡フラグが立つところでした。 高温多湿の関東平野。60分過ぎれば足も止まります。今回は雷雨で45分ほど空いたので、70分持ったと思ってます。 それでも90分マンマークするというのなら、サイボーグを作るつもりでないと出来ないでしょう。現状では間に合いません。 智慧を搾りどころだと思いますが。

はげお

Re:まさかの“ダイワ”つながり!?

2024-07-23 01:07

ご無沙汰いたしました。 ネーミングライツと金子の売却は大きな要素となりましたね。 札幌ドームは…コンサ以上にまずいですから。 ダイワスカーレットはよい馬でしたねぇ🙃 うちもここから連対率100(勝ち点絶対ゲット)で行かねばなりません。 皆様、評価が厳しいですが、浦和戦でできたことを評価したいのですよね。 まず、セットプレーから先制。 これ、今までできなかったことですから。 武蔵の追加点。 これは武蔵が上がっていくきっかけとしてプラスでしかない。 実際、2点目ととりましたし。 駒井のゴールはご指摘のとおり。 0-4からのサッカーは、この先は変わるでしょう。 浦和戦はこここまでできなかったことが、結構できたのですよね。 複数得点。  セットプレーからの得点。 武蔵の得点=FWの得点。 先制からの追加点。 信じます。 宮澤も戻りましたし、うちはここから。 ミシャは変わらないけれど、うちは変わる❗ 選手がここまで変われば、変わる。 勝ち点的には絶望的も、観てるサッカーはそこまでじゃない。 少なくとも、石崎サッカーの時の、どうしようもない感はないのですよ。 J2に落ちたら、ミシャ解任なのでしょうね。 私はミシャがやる気あるなら、やらせたらよいって考えていて。 うちは広島さんに学ぶべき。 浦和さんになってはいけない。 四方さんの評価が高いので、四方さんは呼べない。 次の監督、私には見当たらないです。 次の監督論を、どこかで暑苦しくしたいです。 北海道、暑苦しいですしね😅

フラッ太

1号さんへ

2024-07-25 19:01

>12年10月の浦和戦   浦和 赤っ恥 でググると未だにあの試合が上位でヒットしますからねぇ(苦笑)。 浦和としては屈辱モノでしょう。だからといって大﨑に絡むとか行儀悪いよなあ、と。 これで浦和との腐れ縁がまた1つって感じですね。   行儀が悪いと言えばG1でのHOTにはさすがに辟易ですね。 それが“お仕事”といってもG1ではやらんでくれよ、と。 何かしキナ臭いというか伏線作りなのかもしれませんが正直萎えます。   勝ち点39と仮定して残り14試合で勝ち点24が必要。 ざっくり計算で1試合で1.7必要ですから3試合で勝ち点5でギリギリ。 ホーム鳥栖戦までの3試合で2勝1分け以上、ホーム連戦は勝ち点6がマストです。

フラッ太

蹴球素人さんへ

2024-07-25 19:14

実際、ヤバかったですよ。 不幸中の幸いは夏のアウェイはマリノスと磐田で比較的何とかなりそうな相手。 落とし穴はむしろ「俺たちのフクアリ」に潜んでいる予感(汗)。 本来なら交代で入った選手が強度なり運動量を維持するはずが 実際にはあれよあれよですから不安はありますよねぇ…。   大﨑はピンズドの当たり補強なので大事に使いつつ いかにコンディションを維持できるかになってくるでしょうね。

フラッ太

はげおさんへ

2024-07-25 19:36

浦和戦の勝利、思った以上に大きなものでした。 それがなぜかは改めて書くこととして、攻撃はポジティブな面は多かったですね。 武蔵に“初日”が出たのはうれしいというより安堵です。 もっとも、補強が次々されているのでそれどころではないでしょうが…。   >少なくとも、石崎サッカーの時の、どうしようもない感はないのですよ。 >J2に落ちたら、ミシャ解任なのでしょうね。 >私はミシャがやる気あるなら、やらせたらよいって考えていて。   実際、浦和戦は今までの積み重ねあってのもの。 ただ、降格となった場合、結果責任を誰が負うのか?というのは必ず出ます。 降格となってもミシャで行くと言われて納得できるサポがどれほどいるのか? 残留するしないよりも「次をどうする?」という明確な指針がないと どっちにしろ行き詰まるので一番の難題はここでしょうね。 川崎ですら鬼木体制の後をどうするかで苦戦していますから…。

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