武蔵に居場所はあるのか?

2024年07月14日

>まさか来季J2でもミシャで行くとか言わんよな?

 今回はちとシビアなお話。

 以前から名前が挙がっていたジョルディ・サンチェスも公式で加入の発表があった。
 で、ウチの腹黒GMはまだまだ行きまっせぇとばかりに追撃をブチかましてきた。
 それができるんだったら開幕前にやらんかい!と誰もがツッコむだろうが、それはそれとして。

【札幌】J3琉球FW白井陽斗獲得へ 今季10得点のアタッカー 今夏続々補強でJ1残留目指す

 意外と言えば意外だが、考えようによっては妥当なところとも思っていて。

 来季のコンサははほぼJ2で監督も代わって新体制になる公算が高い。これはサポがどう思おうが「他所から見たらそうでしょ?」って話で、そうした状況においてJ1で出場機会に恵まれない選手が札幌を選ぶのか?というと正直その線は薄いと考えるのが自然だろう。もっとも、ナナメ上の補強に定評がある腹黒GMだから隠し玉があるかもわからんが…。

 J1残留を諦めない。

 口で言うのは簡単だが残り15試合で勝点40に到達するには勝ち点28、単純計算で7勝7分け以上必要と限りなく無敗で乗り切らなきゃならない。19位の京都とでさえ既に勝ち点差が10開いていて、数字を見れば見るほど絶望感が襲ってくる惨状。

 FWに関してはもう来季を見据えた再編モードに入ってるんじゃなかろうか?

 勝手な想像ではあるが、全くの妄想というわけでもない。それは今季序盤で途中加入した児玉の例があるからだ。この時も触れたが、児玉は恐らく高木のシーズンアウトによってリストアップしていたのを前倒しで獲得に動いたと推察している。これと似たような感じで、リストアップは既にやっていて、結果を出してきた白井を先行して獲りに動いたというのが一番納得がいく。J3で既に10得点とシーズン終了まで待ってたら争奪戦となり獲れない可能性が高くなるし。

 武蔵は即戦力として獲得したはずだが、ここまでは完全に期待外れ。だからこそ石屋製菓様をはじめとしたパートナーさんの助力でサンチェス獲得という大勝負に出ている。さらには武蔵はG大阪からのレンタル。ガンバはウェルドンを獲ってるので武蔵を呼び戻す必要はまずなく、むしろ売ってしまいたい。さりとて、完全で獲れるか?というと金銭的な面だけでなく実績面でも厳しい。

 タイプ的にも速さが売りのようだし、その意味でも武蔵とカブる。白井は24歳での完全移籍。実働年数や年俸面からしても、武蔵の立場は弱いと言わざるを得ない。タイプとしてはサンチェスは高さや強さ、大森は強さに重きを置きつつも万能型、白井は速さとそれぞれ長所が異なるのでバランスもとれている。

 サンチェスが来期以降もいてくれるのか?とかやっぱり大ハズレになるかは何とも言えないけど、この3人を真ん中で使うFWとして考えてるんじゃないかな?シャドーがやたら多い今の編成からして数人はFW起用に回すこともあり得る。浅野はどう考えてもサイドよりはトップの方が活きそうだし。もちろん残ってくれるかは別問題だが。

 腹黒GMは転んでもタダでは起きない。
 それより問題なのは選手の確保よりもミシャの次をしっかり見通せているか?である。


post by フラッ太

23:55

コンサについて コメント(2)

この記事に対するコメント一覧

蹴球素人

Re:武蔵に居場所はあるのか?

2024-07-15 21:48

>腹黒GMは転んでもタダでは起きない。 起きても赤字じゃないかなと。書かれちゃってます、はい。見出しの赤の漢字がカラーという心憎い演出です(苦笑) https://www.footballchannel.jp/2024/07/12/post584726/ 不吉を口にしますが、ここで武蔵を出すと新加入のFWがケガするかもしれません。去年から腹黒GMの打つ手が裏目裏目と出てます。ソンユン放出→菅野ケガ→高木緊急補強→その高木十字断裂→児玉慌てて補強。ネットでは武蔵呪われているとか言われてますが、GMも負けず劣らずです。シビアな言い方ですが、ソンユンを出さなかったら高木と児玉のお金をプール出来たし、その分もう1人補強できたかもしれません。そうそう、児玉もケガっぽいようです。練習に姿を見せていないらしいです。

フラッ太

蹴球素人さんへ

2024-07-20 22:47

武蔵、まずは結果を出せてよかった。 これで今日ドローだったらマジで疫病神扱いされてたんじゃないかな(滝汗)。 これでひとまずは生き残れたと言えるでしょう。   児玉はケガのようですね。今日はサブにも入ってましたし。 きょうの浦和戦含めて残り15試合。ここから逆転残留は足したらマジで伝説です。 いささか頼りないですが反撃の狼煙を上げることはできたかな、と。   浦和戦後にはとGMが言っていた“6thメン”、いったい誰なんでしょうねぇ…。

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