2007年06月12日
U18の試合を見に行く途中に名物的な何かがあればと思い調べたら、芦別に『ガカタンラーメン』(以下ガラ)なるものがあるとの事なので、ちょっと早めに札幌を出発し芦別で試合前の腹ごしらえをする事に(ウチらが試合をする訳ではないけど)。ガラは芦別の道の駅でも出しているらしいが、せっかくだからと地元のお店で、というわけで宝来軒という中華料理屋さんへ。札幌からは三笠を通って国道452号線を行くと上芦別方面の案内板が見えるところで直進すると左手に見えてきます(詳しくはHPを参考)。 店に入るとメニューを見てる人が4人ほど。何を頼むのか聞き耳を立てていたら全員ガラを注文。これは期待できるぞと思い我々もガラを注文。メニューを眺めていたら、所謂街の中華料理屋さん的メニューの他にエスカロップ(根室)、豚丼(帯広)があり、ちょっとカオスなメニュー構成。ガラの他にガカタンシリーズではガタタンチャーハンなどもあった。厨房には地元の方と思われるオバチャン達が5名ほど働いているのだが、人数の割にモノが出てくるのが遅い。まぁこの辺は大目にみてあげよう。で、待つこと15分。我々の目の前にガラが運ばれてきた。
ここでガタタンについて説明を。ガタタンとは 『中国東北部の家庭料理が由来といわれています。戦後、満州から引き揚げてきた故、村井豊後之亮さんが開店した中華料理店「幸楽」のメニューに載せたのがはじまりです。ガタタンは漢字の含多湯を読みかえたものといわれています。芦別市独特の料理として受け継がれています。かって栄えた炭鉱の人々が愛した地域限定の一品です。ぜひ、食べてみてください。』(店のHPより抜粋) これだけではどんな食べ物なのかわからないですね。 『ガカタンとはとろみをつけたスープで当店ではタケノコ、フッキ、イカ、シイタケ、キクラゲ、豚肉、豆腐、チクワ、団子、卵など10種類の具を入れてつくっています』(店のメニューより転載) ガラとはラーメンの上にガタタンがのっている食べ物なんですね。 熱々なので若干かき混ぜて、少し冷ましてから食べるのが良いと思う。コショウなしであんかけスープを味わってみたがイマイチぱっとしない。お店のオバチャンにコショウを進められて入れてみると味が変化した。塩味がちょうどいい加減で引き立つというのかなぁ。具は他にピーマンが入っていたような気がする。具沢山の割にそれぞれが主張してなくてどれも美味しい。麺は太めの縮れ麺で西山製麺製。若干麺が固めで具に馴染まない感じがしたけども、これは好みの問題かな。本物を食べたことはないけど、横浜の生碼麺(サンマーメン)ってこんな感じなのかな。 土曜日はいつも二日酔いの俺にとってこの味は実に胃にやさしい。食べ終わるころには二日酔いもスッキリ。HPのクーポン券を持っていくと定価900円が850円になります。ラーメンはちょっとという人は是非チャーハンを。このあんかけならチャーハンも美味しいはず。白飯にかけても美味しいだろうな。 ちなみにこの店からなまこ山までは5分弱。途中にローソンもある。
プロフィール
02年日韓W杯でサッカーのおもしろさに目覚め、ただのミーハーのつもりがいつの間にか生活の一部にコンサドーレ札幌があったことに気づく。 唯一の観戦仲間である夫ともども基本的に甘サポ。 勝っても負けても酒は欠かさない。
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